青春18 姫路 「姫路の地酒と姫路おでん本舗 」のほろ酔いセット

 青春18きっぷの旅は姫路(正確には上郡)から先で岡山~津山~佐用とループを作って姫路まで戻ってきました。ちょっと疲れたので、駅そばでも食べるかと隣のホームの新快速を横目に途中下車しました。 
 改札を出てコンコースを歩くと「播州うまいもの処」というフードコートがありました。なんとなく入ってみると、名物の姫路おでんが。「ほろ酔いセット」(700円)という手ごろなメニューにひかれました。姫路おでん3個に生ビールの組み合わせです。
 姫路おでんは、生姜醤油で食べるご当地おでんです。わたしはこぶ出汁で食べるからしたっぷりの大阪おでんの方が好きですが、これはこれでさっぱりといただけます。揚げ物は、かんべいレンコン棒だったのでしょうか。 

 うまそうな地酒も並んでました。

 姫路の地酒と姫路おでん本舗
 079-284-6677
 姫路市駅前町188-1 ピオレ姫路おみやげ館

 【14:25】
 平福の町を半時間ほど散策して、次の列車で帰途につきました。ああ暑かった。

 帰りの列車はロングシートでしたが、風鈴列車でした。
 佐用で下車して、連絡している姫新線に乗り換えるつもりでした。ところが途中の播磨新宮で乗り換えに1時間ほどの待ち時間があることが判明。そのまま智頭急行の上郡まで乗りました。

 【15:06】
 上郡でJR山陽線の相生行きに乗り換えました。相生でさらに姫路行へと乗り換えが続きました。
 幸いなことに、この日の全ルートを通じて座席を確保することができました。

 【16:06】
 姫路でちょっと一服して、野洲行きの新快速に乗りました。あとは三宮、大阪と止まるのを眠っているだけでした。

 【17:34】
 高槻着です。昇降式の安全策が設置されていますが、普通の乗り換えはホームが変わって、ちょっと面倒です。

 【17:42】
 JR島本に帰ってきました。12時間近くが経過していました。
 青春18きっぷで、目いっぱい遊んだ一日でした。まだ4回分、残ってます。

青春18 近畿の駅百選 旅籠のような智頭急行・平福

 津山から姫新線に乗り佐用まで。ここで智頭急行に乗り換えて一駅の平福に行きました。青春18きっぷでは智頭急行に乗れませんが、それでも向かったのは、平福が「近畿の駅百選」に選ばれているからです。
 平福は、姫路と鳥取を結ぶ因幡街道沿いに栄えた宿場町です。駅は、平成6年(1994)の智頭線開業とともにできた比較的新しいものですが、無人駅ながら立派な旅籠を模した駅舎が目を引きます。
 ホームでは、乗ってきた左の下り智頭行きと、右の上り上郡行きが交差しました。 

 ありました。お目当ての認定書は柱の上です。

 2003年の発行です。よくぞ残っていたものです。
 8年ほど前に「近畿の駅百選」の各駅を巡りました。『「近畿の駅百選」 この駅に降りた』に記録が残ってます。あと10数駅が未踏で残ってました。平福も、わざわざ訪ねるには、あまりに遠隔地で不便でした。

 剣豪・宮本武蔵の誕生の地にも近く、初の決闘場があります。

 緑の稲穂が揺れる向こうで、のんびりと停車する下り列車です。

 「スーパーはくと」が通り過ぎました。

 下り列車も、やっと発車しました。

 平福は水運の要衝としても栄えました。千種川に沿って高瀬舟が瀬戸内から上ってきたのです。

 山の上には利神城の本丸跡が見えます。

 立派な陣屋門も残っています。

 道の駅がありました。名物の「しかのコロッケ」や野菜なども売ってました。わたしは、とりあえず冷たいソフトクリームにかじりつきました。

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