兵庫芸文 大阪バッハの「マタイ受難曲」を聴く

 J.S.バッハの「マタイ受難曲」を聴きました。クリスチャンでもないのに、復活祭の四旬節のこの時期にこの大曲を聴くのが恒例となってしまいました。このブログで調べてみると、ちょうど10回目でした。
 大阪バッハ合唱団の合唱で、奥さまもソプラノで歌ってました。指揮は、マタイが初演されたドイツ・ライプツィヒのニコライ教会の現在の音楽監督、ユルゲン・ヴォルフでした。
 テンポに緩急があり、ドラマチックな棒でした。イエスが十字架にかかって昇天する限りなく美しいコラール。息を詰めて最後の音を効いた終曲。どれも素晴らしい瞬間でした。
 阪急・西宮北口にある兵庫県立芸術文化センターの大ホールでした。そこが満席に近い状態でした。

 3時間を切る演奏でした。これまでになくスピードアップされていました。
 それでも息抜きは必要です。休憩時間に、ちょっと「白」で間を取りました。

 外に出ると雨が降ったのか、芸文の外は濡れていました。

 すぐ近くにある阪急西宮ガーデンズにオープンしたばかりの日本初上陸という大型スポーツ用品店「デカトロン西宮店」に寄ってみました。登山用品もウエアを中心にリーズナブルな商品が並んでいました。折角なので、フリースのベストを買って帰りました。

 これまでに聴いたマタイ受難曲

京都・八幡 「朝日屋」の棒寿しセット

 「背割堤」の桜を楽しんだ後は、三川合流域の一番南側を流れる木津川も渡って、京阪・八幡市に向かいました。石清水八幡宮に上がるケーブル乗り場の手前にある「朝日屋」の鯖寿しが食べたくなりました。
 ここでは棒寿しと呼んでいて、きつね、小鉢とセットになった「棒寿しセット」(1404円)を頼みました。
 大きな鯖が酢飯を覆っています。酢はそれほど強くは効いていなくて、ソフトな味わいです。
 京都なら、一塩した鯖は若狭から鯖街道を運ばれてきました。淀川伝いに大阪との水運があった八幡では、どこの鯖なんでしょうかね。

 こちらのさっぱりとしたきつねそばです。出汁がうまいです。たぬきではありませんでした。

 消費税のせいではありますが、1404円とはまた中途半端な額です。わたしは、みやげに棒寿し3貫を包んでもらいました。あわせて2400円ちょうどだったはずです。端数はどこかにいってました。

 高畑充希さんのお気に入りだそうです。
 前に来たときは、違ったタレント名があったよに記憶しています。

 左が京阪・八幡市駅です。

 朝日屋
 075-981-3202
 八幡市八幡高坊11-4

DAHONで走る 背割堤の桜 2019

 天気が良さそうなので、急に思い立ってマイ・折り畳み自転車、DAHONで走りました。淀川の河川敷をのんびりと上り、木津川、宇治川、桂川が合流する三川(さんせん)合流域に向かいました。30分ほどでした。
 木津川と宇治川が合流する先端に続く「背割堤(せわりてい)」は1.4kmも桜のトンネルが続く人気スポットです。昨秋の台風でたくさんの桜が倒れたと聞いていました。
 27日に開花した桜は、ことしもきれいな薄いピンク色でした。

 もうすぐ開花という蕾もいっぱいでした。

 恒例の「背割堤さくらまつり」は、あす30日から4月7日までです。その前日とあって、まだ静かでした。

 悲しい風景です。樹齢40年ほどの老木は、台風の強風に耐えられず、枝が折れてしまいました。根こそぎになった木もあります。このあたりは、上空がスカスカでした。

 アチラの方の記念撮影に出くわすのも恒例になりました。

 こちらはうらやましい光景です。ベンチに置かれているのはワインでしょうか。あすからは、人が多くてこうはいきません。

 花もちらほらなら、遊覧船の客もまばらでした。「乗船料はあすから1500円のところ、きょうは500円」と客引きしてました。

 わたしのDAHONです。久しぶりに乗りました。

 さくらであい館の展望エレベーターは、ひと足早く27日から有料(300円)になってました。桜も咲いていないので、ご遠慮しました。

 それでも観光バスまでやってきていました。

 帰り道に、水無瀬神宮に寄りました。
 枝垂れ桜は満開近しの状態でした。

花ボランティア 小塩山のカタクリ2019 その1

 京都・西山の小塩山に、もうすぐカタクリの花が咲きます。
 毎年のように登り、カタクリの可憐な花を楽しんできました。ことしは、永年の恩返しにと、カタクリ保護にあたっている「西山自然保護ネットワーク」の会員になり、初めての花ボランティアでカタクリ開花に備えた準備作業に参加しました。

 ことしのカタクリも2週間ほどで開花しそうでした。わたしが小塩山で初めてカタクリの花を見たのは、20年ほど前のことです。カタクリは種から7~8年して、やっと開花します。今年見る花は、ひょっとしたら最初の花の「孫」にあたるのかもしれません。寿命は15年ほどだそうですので「子」でしょうかね。

 双葉から、すっくとつぼみが伸びています。

 芽を出したところです。

 集合は洛西ニュータウンでした。わたしは阪急桂から京都市バスに乗りました。そこからメンバーの車に分乗して、一般車は乗り入れ禁止の府道141号小塩山大原野線を走り、小塩山に上がりました。
 カタクリ保護地のひとつ、Nの谷の近くに会の資材小屋がありました。30人ほどのメンバーが集まりました。

 Nの谷、炭の谷、御陵の谷と3か所に保護地があります。
 わたしは炭の谷の担当になりました。

 シカやイノシシの侵入を防ぐために、ネットで覆われた保護地です。

 わたしたちの任務は、炭の谷中央に昨秋の作業で積み上げられていた薪を、上部に運び上げる作業でした。

 ズシリと重い背負子を背負って、荷揚げしました。ちょっと頼りないにわかボッカでした。
 それでも午前、午後を通じて39往復しました。高低差は14mでしたので、それだけで546mの山に登り、降りた計算です。

 こんな荒業は、素人には無理です。

 冬に逆戻りした寒い1日でしたが、体を動かすと温かくなり、腹も減ります。きょうのわたしの昼飯は、自宅近くのローソンで買ってきた助六とみそ汁でした。

 ミヤマカタバミもつぼみを膨らませていました。

 西山自然保護ネットワーク

自分でつくる 黒キャベツとイカのペペロンチーノ

 彼岸の中日でした。宇治にある墓に参り、天気も良くないのでまっすぐに帰ってきました。
 昼飯は、先日、京丹波町和知の道の駅「和(なごみ)」で仕入れた黒キャベツでパスタにしました。舞鶴で買ったスルメイカの残りも使いました。
 黒キャベツを食べるのは初めてです。葉野菜ですからそれほど特徴的な味がするわけではありませんが、シャキッとしたのをおいしくいただきました。

 深い緑色が美しいです。葉脈が網目のようになって縮れています。

 イタリアではカーボロネロと呼ばれる不結球キャベツです。産地で知られるトスカーナ地方では煮込み料理などに使われているそうです。

 1人前の材料です。パスタは120㌘ほど。あとは塩とオリーブオイル、白ワインです。

二輪草(ニリンソウ)を植える

 二輪草(ニリンソウ)の苗を買ってきました。さっそく小さなポットに植え替えました。
 昨日、立ち寄った京丹波町和知の道の駅「和(なごみ)」で、取れたて野菜や花に交じって並んでました。すぐ近くにある「わち山野草の森」の出品でした。

 ニリンソウは種から発芽して開花するまで4~5年かかるそうです。この苗はどのくらいたっているのかは不明です。
 この春、花を咲かせてくれることを期待してますが、苗は小さく、花芽と思われるものも見あたりません。

 培養土と赤玉土を混ぜて植えこみました。

 白い可憐な花を咲かせるニリンソウです。 ひとつの花芽に2つの花が咲くので二輪草です。

 地元のポンポン山にも咲いてます。
 昨年5月に訪れた上高地では、明神池にかけてあちこちに咲いていました。

 信州・上高地を歩く ニリンソウと5月の花

舞鶴 「凡愚」の本日の日替わり&カキフライ

 舞鶴にある妻の実家の様子を見に行きました。部屋に空気を入れ、用件を済ませ、庭の雑草を抜いたりしているともう昼過ぎでした。西舞鶴のおいしい魚料理店はもう閉まってます。ここなら大丈夫と「凡愚」にしました。ちょっと久しぶりでした。
 桜エビのかき揚げとか、ちょっと気になるメニューもありましたが、簡単に「本日の日替わり」(820円)にしました。海鮮丼には、新鮮なタイとハマチが載ってました。マグロではなくハマチというところが日本海です。
 漁港近くで食べる魚は、なんでもうまいです。

 手打ちうどんの自慢の店です。出汁もなかなかいけます。

 カキフライ(1個180円)も頼みました。舞鶴産です。サクッとおいしいでした。

 手打ちうどん 居食屋 凡愚
 0773-77-1490
 京都府舞鶴市字北田辺170-7」

 これまでの凡愚

 腹を満たしたので、夕食用の魚を買いに西舞鶴駅前の「丸富士食品」に行きました。きょうは、漁が不調だったとかで、並んでいる魚はそれほど多くはありませんでした。そんななかでのお薦めは、地フグでした。名前を聞きましたが、忘れました。サバフグの一種でしょう。

 他に、ホウボウ、スルメイカ、生ワカメも買って1900円でした。さっそく夕食は、フグとホウボウの鍋にしました。

 舞鶴に来る途中で、わざわざ京都縦貫道を降りて、和知の道の駅「和(なごみ)」に寄り道してきました。本日の爆買いは、ネギ、黒キャベツ、セリ、ニンジン葉、ダイコン、ニンジンにサラダ菜、シイタケです。これで大満足の2400円ほどでした。

大阪・梅田 ピッコロ スタンダードビーフカレーとサラ・ベルナール展 

 阪急うめだ本店のギャラリーで「サラ・ベルナールの世界展」を観ました。昼飯は食堂街に上がりましたが、どの店もあまりの行列に退散。JR大阪駅の「ピッコロ」で簡単にすませました。
 一番シンプルな「スタンダードビーフカレー」(650円)に「ごろごろ野菜」(150円)をトッピングしたオリジナルです。
 じっくりと煮込んだ大阪の味です。辛さはほどほどです。ホワイティ梅田の改装前の地下街の細い通路の中にあった、狭い店が懐かしいです。
 「大阪スパイスカレー」なるものが人気と本日の産経新聞に載ってましたが、わたしにはやはりここやインディアン、ミンガスですね。

 ナスにレンコン、ヤングコーン、パプリカ、ズッキーニがジャガイモが熱々にからりと揚がっていました。

 福神漬けは自然な色をしていました。

 ピッコロ JR大阪駅店 (pikkoro)
 06-6347-4780
 大阪市北区梅田3-1-1 JR大阪駅

 サラ・ベルナールは19世紀末のパリで活躍した大女優です。ポスター画家としてはまだ無名だったアルフォンス・ミュシャが描いた「シスモンダ」がたちまち人気となり、ミュシャはアールヌーボーの代表芸術家になりました。10数年前に訪れたプラハのミュシャ(チェコ語ではムハ)ミュージアムで惹きつけられました。
 サラが着用したイブニングドレスが展示されていました。サイズからすると、意外なほどに小柄な女性だったようです。

 展示されていたシスモンダは上部に「CISMONDA」と書かれたオリジナルではなく、後の米国公演用にアレンジされたものでした。(写真は、会場前の看板です)

 サラ・ベルナールの世界展

 このブログ上のミュシャ

京都・向日 「歓歓」の日替わり皿うどん

 国道171号を京都に向けて走り、「歓歓(ほぁんほぁん)」で昼飯にしました。
 広い駐車場はいっぱいで、店内でもウェイティング・リストに名前を書いてちょっと待ちました。案内されたのは初めての2階。広間に大きな回転テーブルでした。向かいの部屋ではクラス会でもしているのか、若者のにぎやかな声が絶えませんでした。
 「日替わり皿うどん」(1350円)は、日替わりメニューに皿うどんの大皿2枚が並ぶガッツリ・メニューです。
 カメラをもっていなかったので、スマホ(Google Poxel3)で撮ったら、遠近感がどこかおかしいですが、すべてが収まっています。

 皿うどんは、いくつかのセレクトから「京風」です。和風の出汁に、梅干し、生麩、ちくわと具だくさんです。

 日替わりは、甘酢をまとったエビフライ2匹、塩でいただく揚げ春巻き、ケチャップのかかったホタテのフライ、マヨネーズのから揚げ並んでいました。となるとキャベツにはウスターソースをかけたいところですが、テーブルにはありませんでした。

 歓歓(ほぁんほぁん)
 075-933-9144
 向日市鶏冠井町西金村4-6

高槻 「マリンナ」の高槻うどんギョーザLUNCH

 ジムからの帰り道。JR高槻南口の駅前ビルの裏側を歩くと、「高槻うどんギョーザ」を食べられるカフェ・バーがありました。「マリンナ」です。これまでも前を通ったことはありましたが、気づきませんでした。
 ドアを開けて、ちょっとびっくりしました。まるでカラオケ・バーのような雰囲気です。ジャズが流れてました。窓際でおばさん2人がおしゃべりしているだけで、がらーんとしていました。思わず「定食できます?」と聞いてしまいました。
 「高槻うどんギョーザLUNCH」(700円)です。豚肉やニラなどの餃子のタネに短く切ったうどんを混ぜて焼いているご当地グルメです。一昔前に話題となったことがありました。ジュレ状のポン酢のようなものをかけ、一味を振りかけていただきました。酒のアテにあいそうです。

 というか、もう飲んでました。エビスの初めて見た瓶です。

 大きな皿には、3枚のうどんギョーザの他に、ホタルイカ、鶏肉、菜の花、野菜サラダ、ポテトサラダ、オムレツと見事に並んでいます。みそ汁とご飯もついています。

 食べ終わったのを見はかっらったように、コーヒーまでついてきました。

 カウンターに座っていたママがわたしのカメラを見て話しかけてきました。「ミラーレスですね。わたしも買おうと思ってるの。カメラが好きで何台も」。
 「これ、インスタ映えするわよ」と教えられたのは、カウンターに乗っていたスイカです。いいえ、ママが焼いたパンでした。種はチョコレートだそうです。

 この通りは、駅前ビルやバスターミナルが整備される前は表通りで通行人も多かったそうです。

 マリンナ
 072-685-5300
 高槻市高槻町5-24