京の三十三食 二十一番 宮川町 光琳のお刺身天ぷら定食

 京都五花街のひとつ 宮川町です。明かりが灯るころとは縁がありませんが、昼飯なら食べることができました。
 お茶屋をリニューアルした和食の「光琳」です。ゆったりとしたカウンターに座り、目の前で板さんが調理する「光琳ランチ」の「お刺身天ぷら定食」(1200円)をいただきました。
 タイとサーモンが2切れづつ。分厚いです。口の中でとろけました。

 天ぷらは、エビをハモに替えていただきました。
 さくりとした揚げたてのハモです。京の夏の味です。シシトウにカボチャ、サツマイモ、タマネギも軽く揚がっています。

 小鉢も素敵です。好物のキンピラとコンニャクの煮物です。柴漬けもおいしく、ご飯が足らないくらいでした。

 ウーロン割ならいうことがなかったのですが、冷たいお茶です。

 向こうが玄関で、奥に深い京のうなぎの寝床です。

 舞妓をたくさん描いた地元出身の日本画家、三輪良平の一作が掲げられていました。

 団扇は、偶然にも写していた近くの置き屋さんのオールスターでした。

 軒下のリーズナブルなメニューがなければ、ちょっと躊躇してしまうたたずまいです。

 光琳
 050-5872-3271
 京都市東山区宮川筋3丁目285

 人力車が通り抜けました。こんな時間にと思っていると、新人を乗せた訓練のようでした。

 電柱がなくなれば、もっとすっきりとするでしょう。

 毎日の病院通いでは、阪急は回数券を使っています。行きは普通回数券、帰りは時差回数券です。
 22回有効の普通回数券をきょうで使い切りました。残りは11回分を購入して33回分です。実際には1日は、機器不良で日延べとなったので、1日分足りませが、先が見えてきた気分です。