京の三十三食 二十三番 出町 司津屋のきつね

 病院から出町の桝形商店街まで歩きました。まだ11時を過ぎたはかりで、鯖寿しがおいしい店が開くまで小一時間もあります。商店街をを突き抜けて寺町通にあるそばの「司津屋」にしました。
 「きつね」(830円)です。細めの色白なそばです。口当たりがよく、スルスルと食べられます。
 ちょっと熱かったです。汗がにじみましたが、うまい出汁をすすりました。 

 きつねとたぬきがいます。京都のたぬきは、あんかけです。

 落ち着いたつくりの店です。そこに似つかわしくないロボットくんが出迎えてくれました。大型店でもないのでタッチパネルで席を確保するほどのこともなく、手持無沙汰のようでした。

 司津屋
 075-255-2819
 京都市上京区寺町今出川上ル立本寺前町81-1

 筋向かえには、マツモト模型が健在です。中学生のころ、自転車でやってきてHOゲージの鉄道模型に見ほれたものです。

 長くもない桝形商店街には、古本屋が2軒もあります。

 「海外保存鉄道」を手に取ると、3年前に訪れたオーストリア・チロル地方のアッヘンゼー鉄道が載っていました。300円だったので、即購入しました。

 蒸気機関車に押されてアッヘンゼーへ

 そばがあるーではなくて、そばにある商店街です。