シュテファン大聖堂 クリスマス・マーケットとプンシュ

 シュテファン大聖堂のクリスマス・マーケットです。連日連夜、にぎわっていました。
 屋台をのぞきながらブラブラするのは楽しいです。いつも人だかりができているいのがこちらです。
 グリューワインやプンシュの屋台です。寒い夜に、あんなにおいしい飲み物はありません。

 長靴の格好をしたマグカップです。これになみなみと注いでくれます。
 飲みもの代+カップ代5ユーロを支払います。カップを返却すると、その5ユーロは戻ってきます。
 わたしは2個ともみやげにしました。他に市庁舎前広場とシェーンブルン宮殿のマグカップも持ち帰りました。

 プンシュ(Punsch)は、蒸留酒をフルーツジュースやスパイスと混ぜた温かいカクテルのことです。クリスマス・マーケットでは一番人気です。オレンジ・プンシュは飲みやすくて、体がポカポカと暖かくなりました。アルコール・フリーのアップルプンシュも試しました。イケました。

 スープは、中身をくり抜いたパンに注いでくれます。わたしはガーリック・スープを頼みました。

 溶けたパンと一緒にスープをすすります。ニンニクの香りがして、これはうまいです。

 この夜は、小雪も混じりましたが、遅くまでにぎわってました。

プラーター公園の大観覧車に乗る

 プラーター公園の大観覧車に乗りました。わたしは2回目でした。
 映画「第三の男」で世界的に有名となったあの大観覧車です。1897年からクラシックな姿のままで125年も回り続けています。

 この日(3日)は前日までの雪がやみ、青空が広がりました。日曜日とあって、公園はにぎわっていました。

 車輪の直径は約61メートル。回転速度は時速2.7キロと、のんびりと回ります。

 建設当時の様子がわかります。

 乗り込むワゴンは現在は15ですが、当初は2倍の30台でした。奇数番号のワゴンは取り外され、ジオラマの展示に使われています。

 ワゴンは12人乗りです。それでも45分ほど待たされました。

 いよいよ動き始めました。

 シュテファン大聖堂がそびえています。

 最上部です。

 ワゴン内はゆったりとしています。

 わたしたちも初の自撮りに挑戦しました。

 クリスマス・マーケットがにぎわっていました。

 チュロスを買いました。甘いチョコレートをつけました。

輝く光 ウィーンの夜 

 グラーベン通りは、シュテファン大聖堂前からのびてます。何度見ても、目を奪われました。カメラを向けてしまいました。

 真ん中あたりにペスト大流行の終結の記念柱が建ってます。コロナもひと段落して、町はにぎわってます。

 ケルントナー通りはデザインが一新されてました。ちょっと地味になったかな。

 あわてて撮影したので、ちょっと手振れ!

 シュテファン大聖堂がクリスマスツリーを見下ろしてました。

ウィーン最古のレストラン グリーヒェンバイスルのモーッアルト

 ウィーン最古のレストラン、グリーヒェンバイスル(Griechenbeisel)です。1500年ごろから営業している歴史的な店です。
 こんな店、わたしたち夫婦だけでは怖気づいてしまいます。ウィーン住まいのバイオリニストのちかちゃんが予約してくれてました。
 クリスマス・シーズンの定番は、こちらでは七面鳥ではなくグース(ガチョウ)です。丸焼きされた1/4片、片足の半分でしょうか。これが1人前です。ローズマリーが突き刺さっています。

 初めて口にする肉です。恐る恐る! 口に運びました。おいしい!! ジビエ独特の臭みなどはなく、ほどよく脂もまわって、これはイケました。

 赤ワインを頼みました。小さなデキャンターから、テーブルのグラスに注いでくれました。

 奥さまは、これまたウィーン料理の定番、ターフェルシュピッツです。牛肉のスライスが、柔らくなるまで煮込まれています。
 真ん中は、出汁をとった骨髄でしょうか。

 ポテトやソースがついてます。

 ホ-スラディッシュのワサビ味でいただきました。

 「マーク・トゥウェインの間」は、サインの間とも呼ばれます。ここで食事をした有名人のサインが壁から天井まで一面にぎっしりと残っています。
 「モーッアルトはどこなの?」と聞いた店員が、「ここだよ!」と釣り竿のような竹で教えてくれました。
  Wolfgang Amadeus Mozart。確かにそれらしく読めます。

 ベートーベンにシューベルト、シュトラウスに・・・。覚えきれない名前が出てきました。

 エゴン・シーレと並んで米倉涼子や假屋崎省吾って、どうなの!!

 店の玄関です。

 路地の先には、テークアウェー専門の人気のコーヒー店がありました。窓が店舗でした。