京都・上七軒 「上七軒 ふた葉」のしっぽく

 一転して肌寒さを感じるほどでした。温かい「しっぽく」(850円)を食べて、ほっとしました。
 京都府立医大病院で3カ月に1回の検診を受けて、ちょっと遅めの昼飯でした。車で上七軒まで走り、うどんの「上七軒 ふた葉」でいただきました。
 京都のしっぽくは、椎茸やかまぼこ、薄焼玉子、麩、海苔、ほうれん草などが彩り豊かに載ったうどんです。麺はふにゃふにゃに柔らくて、讃岐うどんとは対極にあります。柚が香る出汁はあっさりとしていて、全部飲みこんでしまいました。 

 「ライス」(300円)には、酢の物と漬物がついてきました。

 壁一面にズラリと並んだメニューです。うどんはほとんどが千円未満とリーズナブルです。修学旅行生のグループと入れ替わりになりました。
 創業昭和4(1929)年のもうすぐ百年食堂です。

 京都五花街にひとつ、上七軒のきれいどころの団扇が並んでいます。

 通りの突き当りが北野天満宮です。

 上七軒 ふた葉 
 075-461-4573
 京都市上京区今出川通り七本松西入る真盛町719

高槻 ヴァスコ・ダ・ガマ 北園町店の季節の野菜カレー

 高槻のフィットネスジムで気持ちよく汗をかいて、さて昼飯です。久しぶりに商店街を歩いて、向かったのは「ヴァスコ・ダ・ガマ 北園町店」でした。
 昨春にも来てますが、頼んだのは同じ「季節の野菜カレー」(1200円)です。
 レンコン、ブロッコリー、カボチャ、ナス、オクラ、ジャガイモととりどりの野菜が素揚げしてトッピングされています。濃厚な辛さがたまりません。
 追加の卵黄は、隣の客が頼んでました。手違いでわたしの皿に盛られてしまい、「よろしければ・・・」ということでサービスとなりました。

 のどが渇いてました。缶を一気に飲み干しました。これまたうまいです。

 10年ほど前から本店とともに何度もやってきています。過去のブログを見直すと、おいしいのはそのままに、価格が少しづつ上がっているのは仕方がありません。

 これまでのヴァスコ・ダ・ガマ

 ヴァスコ・ダ・ガマ 北園町店
 072-655-8502
 高槻市北園町13-30

秋晴れの水無瀬の花、カメラ散歩

 10月になりました。朝夕は、ちょっと過ごしやすくなりました。
 水無瀬のマンション駐車場でマイカーから降りた脇の草地に、小さなカタバミ(片喰)が咲いていました。クローバーのようなハート型のかわいい葉っぱに黄色い花です。
 花は5月ごろから咲き始め、まだ咲いています。雑草というには惜しいようです。

 アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)も、駐車場わきに生い茂っています。

 風に揺れるので、なかなか焦点が定まりません。

 ハナツクバネウツギもいっぱいに花をつけています。

 黄色いランタナ(七変化)に、動かないでチョウがとまっていました。

 チェリーセージが鮮やかです。

 メドセージ(サルビア・ガラニチカ)とグーグル先生の教えです。

 ちょっと散歩すると、あちこちのお庭でフヨウ(芙蓉)が大輪の花を咲かせてます。

 白いマンジュシャゲ(曼珠沙華)も見かけました。

 フウセンカズラが膨らんでます。

 サルスベリは花と実が同居しています。

 カキが色づき始めています。

 カボスか何かの柑橘が実を膨らませています。

 今年は豊作なんでしょうか。

 このところマンション建設ラッシュのわが町ですが、すぐ近くにも農地は残っています。

京都・烏丸蛸薬師 スタンド串アゲ あいよっ!! 

 京都・四条烏丸まで戻ってきて、「スタンド串アゲ あいよっ!!」に直行しました。ちょうど午後2時の開店と同時で一番乗りでした。
 とりあえずの「生」を口で頼んで、あとはスマホでQRコードを読み込んでの注文です。
 「季節のポテサラ」には、キノコとプチプチしたとびっこ(?)がトッピングされてます。もう一皿はサンマ揚げです。
 画像で見るほどには大きくはありませんが、きれいです。ということはおいしいです。 

 生と付け出しの塩だれキャベツです。

 ハッピーアワーはうれしことにハイボールが99円(税抜き)です。

 2杯も飲んでしまいました。

 「大えび串」も99円。ねぎ塩タンと追加しました。

 それほど広くない店は、すぐに満杯となりました。

 QRコードの読み取りが、あたり前になってきました。

 スタンド串アゲ あいよっ!!
 050-5600-9700
 京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町216 ハイツM 1F

 

上賀茂神社・京都パンフェスから大田山、西山へ

 ようやくにして、ちょっと涼しくなりました。
 どこかに行こうと調べて、京都・上賀茂神社で開かれている「京都パンフェスティバルin上賀茂神社」にしました。京都人のパン好きを証明するかのように、大勢の人が詰めかけていました。わたしも昼飯のパンを仕入れて、近くの山を目指しました。
 スマホの登山地図アプリ、YAMAPで数日前にピーク承認されたばかりの大田山です。さらに未踏だった深泥池(みどろがいけ)近くの西山にも登りました。いずれも標高は100m台の低山ですが、わたしが育った下鴨のかつて実家から1番近い、そして2番目のピークを踏めて大満足です。

 深泥池近くの公園で、買ってきたカレーパンにかぶりつきました。

 世界遺産の上賀茂神社は、正月の初詣のようににぎわってました。

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自分でつくる ローストビーフ丼

 自分でつくったローストビーフがたくさん残っています。炊き立てのご飯の上に豪勢に盛ってローストビーフ丼にしました。
 残り物のレベルではありません。いい色をしてます。サイコーに贅沢で、うまい昼飯です。

 卵黄をトッピングしました。トロリと崩れます。好物のたまごかけご飯まで味わえました。

 みそ汁は、タマネギと揚げという絶対の組み合わせです。だしパックからつくりました。

バカリャウ・ア・ブラースで「本日のおもてなし」

 ウィーン放送交響楽団の日本ツアーとともに帰ってきたウィーン在住のヴァイオリニストのお嬢さんらをわが家に招きました。わたしの手料理を食べてもらいました。
 まずはサングリアで乾杯しました。トップの写真は、このところ来客に披露しているバカリャウ・ア・ブラースです。リスボンで味わったタラ料理です。簡単ですが、皆さん初体験という自慢の味です。
 先日のザ・シンフォニーホールでのコンサートや、昨年暮れに訪れたウィーンでの思い出など楽しいた話は尽きませんでした。

 前菜は冷奴。でも写真を撮ってませんでした。
 いただきもののオイルと、ポルトガル産の塩でいただきました。醤油をかけるよりも豆腐の味がストーレートにわかります。

 トマトのマリネは定番です。

 ベトナム風揚げ春巻きのチャーゾー―です。豚肉に長芋や春雨などを春巻きの皮で巻いて、揚げてます。
 サニーレタスにミントなどの香草を巻いて、ヌクナムやチリソースで食べます。

  20数年間に通った料理教室のレシピで作りました。

 ブロッコリーのアンチョビ炒めには、マッシュルームも入れました。
 手づくりアンチョビも、ほぼなくなりました。新鮮なイワシが手に入ったら、作り直します。

 スパークリングワインも開けました。

 メーンはローストビーフでした。
 大晦日の恒例行事で毎年、作ってます。120度の定温調理で、重さが93%になるまでオーブンで焼くのがミソという、失敗しない方法です。

 お遊びでメニューもつくりました。
 立てかけているミニチュアのイスは、40年ほど前に娘のために庭の梅の枝を切って製作したものです。残っていました。

 ゆっくりと食べてデザート、そしてお茶にしました。

 にぎやかで楽しい一日でした。

高槻 トライバル カリーのあいがけプレートとジム再開

 コロナ流行で退会していたJR高槻駅前のフィットネスクラブに再登録して、汗をかきました。
 その帰り道、駅前ビルのグリーンプラザ3号館にオープンしていたトライバル カリー(TRIBAL CURRY)で「あいがけプレート」(1250円)をいただきました。
 ポークマサラ(皿の左)とチキンマサラ(同中央奥)の2種盛りです。水を使わずに、肉から引き出されたオイルがドロリとしています。
 辛い! ひと口、入れるとスパイスの香りが広がりました。でもうまいです。ターメリックライスと交互に口に運びます。相変わらず辛いですが、それにも慣れて一気に食べ進んでしまいました。 

 6年も前に、国道171号沿いで土日だけ営業していた時にも食べてました。同じカレーでした。
 高槻 「トライバルカリー」のチキンカリーセット

 トライバルカリー(TRIBAL CURRY)
 072-668-4026
 高槻市紺屋町3-1 グリーンプラザ高槻3号館 B1F

 ガラーンとして人通りはほとんどないグリーンプラザ3号館です。

 道路沿いのこの案内を見て、引っ越してきていることを知りました。

 JRの線路沿いに30mほど歩いたところが、再登録したフィットネスジムです。
 この夏はエアコンの効いた部屋でグータラとしていました。おかげで先日登った大文字山が、とんでもなく苦しかったです。反省しきりです。
 月会費はけっこうしますが、健康への投資とします。週に2~3回はやってくることを目標にします。

自分でつくる 茗荷と大葉、梅干しふりかけのパスタ

 いつまでも続く暑さです。お茶漬けででもサラリと、といったところのパスタ版です。
 梅干しのふりかけをパスタにかけました。茗荷(ミョウガ)と大葉も刻んでトッピングしました。それだけです。
 パスタは湯がいてオリーブオイルをまぶしました。汁気はないので、ズルズルと流し込むことはできません。あっさりとした塩味に梅干しやらのお味が効いて、これは暑い日にぴったりです。

 茗荷のシャキッとした感触がたまりません。
 子どものころは、庭にも生えてました。物忘れするとかいわれて、味もわからずに敬遠していたのがウソのようです。いや最近、物忘れが目立ちます。

 大葉は、ベランダのプランターから摘んできました。
 材料は、これにオリーブオイルと塩だけです。

ザ・シンフォニーホール ウィーン放送交響楽団の芳醇な響きに酔う

 来日中のマリン・オルソップ指揮・ウィーン放送交響楽団(RSO)と角野隼斗(ピアノ)を、大阪のザ・シンフォニーホールで聴きました。
 やや後列ながら中央の良い席でした。
 ウィーンで2度、会ったゥ゙ァイオリニストのちかちゃんが、RSOの正団員となっての「凱旋コンサート」でした。ちかちゃんにヴァイオリンを手ほどきした恩師、ピアノ伴奏したことがあるわたしの奥さま、ウィーンで食事をともにしたわたしまでもが招かれました。
 早くからチケット完売の人気コンサートでした。

 ベートーベンの交響曲第7番は、躍動感にあふれた劇的な響きのシンフォニーです。RSOは、弦と菅楽器が見事なまでに調和した明るくて細やかなハーモニーを奏でました。ワクワクするほどに惹きつけられる素晴らしい演奏でした。ホンモノのウィーンのオーケストラのふくよかな音に包み込まれることができました。
 第2ヴァイオリンの小柄なちかちゃんは、手前の大柄な男性ヴァイオリニストの陰に隠れてしまうほどでした。そんな中で正団員となったちかちゃんのファイトに触れることができました。
 アンコールの1曲は「シャンパンポルカ」でした。陽気なポルカにあわせて、シャンパンのボトルを空けるような音が空気鉄砲(?)からポン、ポンと心地よく発せられました。ノリノリの演奏でした。終わると大拍手。思わず立ち上がってのスタンディング・オーベーションとなりました。

 楽団員が下がったあともフルーティストらが戻ってきてポン、ポンをおまけしてくれました。2階バルコニーに向かって、白い弾が飛んでいきました。
 思わず「楽しかったね」と声をあげるコンサートでした。

 若い女性が目立ちました。お目当てはピアノのCateenこと角野くんであることは明らかでした。
 アンコールのイタリア協奏曲はジャズの「PLAY BACH」さながらのノリでした。ものすいごい指の回転で、かのジャック・ルーシェよりもスピードでは勝っていたでしょう。ただただあっけに取られました。

 パンフレットは2種類あり、Cateenが大きくデザインされている方が人気のようでした。
 女性指揮者のオルソップは、端正な指揮とチャーミングな所作で魅了しました。

 「大入御朱印」なるものが売り出されていました。

 ホールを出ようとしたとき、紙袋を手渡されました。公演のスポンサーだったのかヒガシマル醤油のうどんスープなど4箱詰め合わせでした。コンサートでこんなおみやげって、たぶん初めてでした。
 うどんスープは1箱8食入り。それが4箱もあり、全部で32食分。毎日うどんでも1カ月かかります。

 ザ・シンフォニーホールは久しぶりでした。よく響く素晴らしいホールだと改めて実感しました。
 1982年に開館したとき、報道陣へのプレビュー取材で「残響時間 2秒」を体感したことを思い出しました。