立体凧 ヘキサゴンをつくる その2 テストフライト

 毎日、よいお天気が続きます。それは結構なのですが、風が吹かないので「立体凧 ヘキサゴン」のテストフライトができません。気象予報とにらめっこしても、風速1mほどしか吹きません。しびれを切らして、無風覚悟で近くの淀川河川敷に行きました。
 でも思うようには揚がりませんでした。広いグラウンドを走り回りました。汗が噴き出しました。
 青い空に、ピンクが映えることはわかりました。

 なんとか揚がりそうな感触だけはつかめました。後は糸目で凧の角度を調整することと、まったくの風頼りです。

 淀川右岸の島本町内の河川敷です。サッカーや野球場があり、休日はにぎわいます。

 立体凧は、2つのパーツに別れています。

 合体させました。

 風圧で形がこわれないように、対角に糸を張って補強しています。

 重さは130gほどと軽量に仕上がりました。

 タコ糸は百均で買ってきました。細い直径のボビンのままでは巻き取るのが大変です。合板の端材で糸巻をつくりました。

 わたしの小さな車でも、後席のシートを倒せば載せることができました。

摂津 「鉄板ステーキ 采、彩、」の牛ハラミステーキセット

 摂津に住む娘一家と昼飯を食べました。「鉄板ステーキ 采、彩、」という、わたしたち夫婦にとっては視界外のセレクトです。
 ランチメニューから「牛ハラミステーキセット 120g」(1260円)です。この程度のボリュームなら大丈夫です。
 ワサビとともに、ニンニク醤油にもつけておいしくいただきました。 

 カウンターの向こうの鉄板で焼いていました。ほとんどの客が頼んでいる人気メニューのようです。

 奥さまは「エビチリと鶏からセット」です。エビチリはそれほど辛くない味付けだったそうです。6歳になった孫娘も、シェアしてもらっておいしそうにほおばっていました。

 ミニパスタがついていました。パスタをおかずにご飯という妙な取り合わせですが、桜エビのペペロンチーノの濃厚味とあっていました。

 鉄板ステーキ 采、彩、
 050-5841-3894
 摂津市三島3丁目1-32 第二清和マンション1F

マキノ高原 メタセコイアの並木道を走る

 メタセコイアの並木道の下をマイカー、プジョー208で走りました。
 びわ湖の北端、高島市マキノに延長約2.4kmにわたりメタセコイアが約500本植えられています。すでに黄葉のシーズンは過ぎて、茶色が濃くなってました。

 車内から動画を撮影してみました。
 小雨が降ったり、太陽が顔を出したりと、コロコロと変わるお天気でした。思ったほどのカラーには撮れませんでした。

 こんな具合に助手席から撮影しました。運転は奥さまです。

 向こうから走ってくる黄色いP208も撮ってみました。

 樹高が100mを超すものもある大木です。

 光線によって、彩が変わります。

 昼飯は奥さまがパパッと作ってくれた弁当を用意していました。
 もう少し走って、マキノ高原スキー場のゲレンデに車を止めていただきました。

 小雨がパラついていたので、狭い車内です。

 保温ボトルの熱湯でみそ汁もつくりました。

 こんなシチュエーションで食べれば、文句なしにおいしいです。

 インスタントのカフェラテと、同じ食料袋に入っていたクラッカーもいただきました。

 4年前にイワカガミを見に登った赤坂山のスタート・ゴールとなったマキノ高原ささら温泉のちょっと上です。

大阪・シンフォニーホール ヴォルフ&関フィル・コアによる≪第九≫

 ザ・シンフォニーホールでベートーベンの交響曲第9番 「合唱付」を聴きました。
 指揮はユルゲン・ヴォルフ。関西フィルハーモニー管弦楽団、ソロはテノールの畑儀文らと関西フィルハーモニー合唱団でした。
 ヴォルフはドイツ・ライプツィッヒにあるバッハゆかりの聖ニコライ教会のカントル(音楽監督)を長く務めた人です。奥さまは、この人の指揮でバッハのマタイ受難曲を歌ったことがあります。
 数日前に「聴きに行こう」となりました。3階バルコニーという安い席でしたが、どんな第九か楽しみでした。

 第1、2楽章は、情熱的でエネルギッシュな演奏でした。
 3楽章は一転して、細やかで研ぎ澄まされた粘らないハーモニーに変わりました。4楽章初めのチェロやコントラバスの低く流れ始めるテーマも、息を飲むほどにきれいでした。管弦楽の配置が通常とはちょっと違ってチェロとコントラバスが左側でした。わたしの席からは、ちょうど見下ろす真正面となって、余計にストレートに音が届いたのでしょう。
 ここぞという時に、ホルンが音を外したのもご愛敬です。
 そして歓喜です。合唱もきれいにコントロールされて劇的にフィナーレに突き進みました。ベートーベンが古典派の音楽家であると感じさせる演奏でした。
 3年前にウィーンのムジークフェライン(楽友協会)で聴いた、一直線に爆発する第9とはひと味違いました。

 クリスマスの飾り付けがきれいでした。

 ザ・シンフォニーホールは1982年、日本初のクラシック音楽専用ホールとして誕生しました。創立40周年です。
 「ホールの残響が2.何秒」とかいったことを開館前に取材したことが思いだされます。

 サイモン・ラトル指揮のベルリンフィルを聴いたのもここです。後に、ベルリンでも聴きました。
 演奏会後のレセプションに招かれて、ピアニストの内田光子の生の声に接したこともあります。

 夕飯は、ホール横の「八百屋とごはん うらや福島店」でいただきました。便利なところに、夜でも定食が食べられる店ができていました。
 「元気定食」(1200円)をいただきました。から揚げに5皿もついています。生卵は、当然ながら卵かけご飯にしました。味は濃い目ですが、おいしくいただきました。

 急に込んできたなと思ったら、音楽会の前に食事する人が多いようでした。隣の夫婦もそうでした。

 向こうがザ・シンフォニーホールです。

 八百屋とごはん うらや福島店
 06-6346-3380
 大阪市北区大淀南2-1-1

尺代の初冬 散り遅れた紅葉と

 わが町・島本を流れる水無瀬川の上流に尺代(しゃくだい)はあります。わたしのお散歩コースです。
 「あそこの寺の跡まで登ったらきれいよ」と、マス釣り場の管理人に教えられました。
 朝から晴れていたので、カメラをザックに行ってみました。

 真っ赤な紅葉も残っていました。

 お堂があった広い敷地に、お地蔵さんが取り残されています。

 花弁がバラバラに散っていたのでサザンカですね。

 こちらはツバキです。

 見上げれば、夏ミカンでしょうか。たわわに成ったままです。

 貸農園の段々畑が広がります。

 天平年間に僧・行基が創建したと伝わる釋恩寺がありました。今は廃寺となり石段が残るくらいです。

 お地蔵さんに柿が供えられています。

 水無瀬川のマス釣り上は、平日のため静かです。

わが家の Merry Christmas 2022

 メリークリスマスのスワッグ 2022バージョンが、リビングを飾りました。 年末恒例となった奥さまの手作りです。
 カードのように画像処理しました。

 玄関ドアにも飾っています。

 テーブルに材料を並べて制作中です。
 赤い実は水無瀬川近くの公園のを少しだけいただいてきました。杉の葉は、柳谷観音に登る道端にありました。花粉をたっぷりと溜めた実がついていました。

 赤色がちょっと寂しいと、タカノツメを追加しました。
 秋に茨木郊外のショップで買って、壁にぶら下げて干してました。ぺペロンチーノ用がなくなったところでした。残りは、パスタとともにいただきます。

 もうひとつは、お友だちにプレゼントするそうです。

 これまでのスワッグ

立体凧 ヘキサゴンをつくる その1 製作編

 横浜に住む孫娘とLINEのテレビ電話で話しました。正月にはやって来るそうです。「いっしょに凧揚げをしよう」と約束しました。
 となると、じーじは凧の製作です。あれこれと考えた末、「ヘキサゴン(6角)」と名付けた立体凧にしました。
 なんとか骨組みまで完成。不織紙を張って、全体の格好が見えるところまできました。あと少しです。

 子どもが小さかったころに製作した立体凧です。よく揚がりました。
 万博公園で行われた凧揚げ大会で2等になりました。実は一番上がっていたのです。わたしが勤める新聞社が主催だったので、「優勝は遠慮して」と、大会運営の同僚に謝られたのも思い出です。
 これと同じ凧をつくりたかったのです。でも、写真だけではどのように組み上げているのかがわかりませんでした。

 図書館で凧の本を借りてきました。残念ながら、あまり参考にはなりませんでした。

 ネットで立体凧を検索して見つけたのがヘキサゴンです。ただし画像だけでした。
 あれこれと考えながら、設計図をパソコンのエクセルで描きました。縦、横の断面図です。ここから必要な角材の量を計算しました。

 近くのホームセンターで、3ミリ角のヒノキ棒(長さ900mm)を、余分を見込んで20本、買ってきました。1本52円だったので、1000円ちょっとでした。
 併設の百均をのぞくと、不織紙がありました。ラッピングシートです。ピンクと紫の2色です。

 ヒノキ棒を寸法に合わせてカッターナイフで切断しました。
 短い200mmのものは、48本も必要でした。

 ヒノキ棒をボンドで固定していきます。補強のために3角に切ったケント紙を張りました。

 

 組み上がりを想像しながら立体を形成していく作業は、よい頭の体操になりました。

 2年前のヒコーキ凧

大阪八低山を縦走 後編 御勝山から鶴見新山

 大阪八低山の縦走後半です。御勝山、真田山、鶴見新山の残る3座を踏破しました。
 田中陽希じゃないんだからと徒歩にはこだわらずに、離れている鶴見緑地までは地下鉄に乗りました。それでも未明のサッカーW杯の日本に続いて、気持ちよく鶴見新山でゴール!となりました。

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京都・祇園 平安のカラシソバ

 この夏の「京の三十三食」で食べ残した「カラシソバ」(900円)を、祇園・富永町の平安でいただきました。ニンニクなど強い香辛料を使わずに、辛子で味付けしたローカルフードの京中華です。
 辛さは3段階から選べます。「並」と頼むと、「高校ですね。でも辛いですよ。大丈夫ですか」と女将。ちなみに中学、高校、大学の順に辛くなります。
 「底に辛子がたまってるから、よーく混ぜてね」と大将。底の方の麺を引っ張り出して口に入れると、ツーンと鼻から頭の後ろにまで辛さが突き刺さりました。 

 あわててビールで口の中を中和させました。これはビール必須です。
 でもうまいです。クセになりそうです。

 カウンターに座りました。見ていると、女将が丼に中さじ1杯ほどのカラシと、醤油か何かにみえる調味料を入れます。大将がその上に茹でた麺と八宝菜のようなあんが絡んだ具材を載せていました。

 広東料理を名乗っていて、あまたのメニューにカラシソバはまぎれこんでいます。でも一番人気です。同時に4個をつくっていました。

 中華というよりは、雑居ビルのバーかスナックの佇まいです。

 路地の奥に店はあります。右は人気のうどん店「おかる」です。

 平安
 075-531-2287
 京都市東山区八坂新地富永町131

 南座には、京都の師走の風物詩、顔見世の招きが揚がっていました。

 京都府立医大病院で放射線治療を受けていたこの夏、左目が霞むようになりました。ついでに眼科で検診を受けると、網膜の黄斑浮腫とわかりました。眼球にステロイドを注射すると、一発で回復しました。きょうはその3ヵ月検診でしたが、ほぼ全快ということで無罪放免されました。

山崎聖天 黄葉と紅葉、皇帝ダリア

 天王山の麓にある山崎聖天(観音寺)まで散歩しました。黄色く色づいた大銀杏が、阪急の車窓からもひと際目立つ古寺です。
 敷き詰められた黄色の絨毯です。風が吹き、黄色い落ち葉が舞いました。息を飲む瞬間でした。 

 これほどに素敵なスポットなのに、訪れる人はまばらです。おまけに拝観料などは不要です。

 今秋の紅葉で、一番赤かったでしょう。

 紅葉の中に皇帝ダリアが鮮やかなピンクのラインを描いています。

 真っ青な秋空に向かって大輪の花を広げています。

 赤、黄、ピンクとそろいました。

 山崎聖天(観音寺)
 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字白味才62
 075-956-0016