携帯用 アルコール消毒液を作る

 新型コロナウイルス予防策として、手洗いが欠かせません。アルコール消毒も有効です。
 知り合いに教えられて、アルコール消毒液を作りました。材料は、無水エタノールと精製水です。
 無水エタノールは、品薄になっていて、近所のドラッグストアやホームセンターからは姿を消しています。それでもネットで探すと見つかりました。1000ccで3000円でした。
 わたしの机の上には、いつも無水エタノールの小瓶が載っています。スマホの画面が汚れると、ティッシュにとってふいたり、カメラの掃除なんかに重宝しています。100cc入りで1000円はしたと記憶しています。

 無水エタノールと精製水を、4:1の比率で混ぜます。
 適当に無水エタノールをボトルに詰め、その4分の1の精製水を加えました。

 匂いをつけるためのエッセンシャル・オイルです。3つありました。花粉用というブレンド・オイルを数滴、垂らしておきました。

 スプレーに小分けして、1つを車に置きました。買い物などから車に戻ったそのときに、シュツ、シュツとすることを心がけます。

京都・三条 「珈琲工房てらまち」のお昼のオムライスプレートと「ダウントン・アビー」

 京都三条会商店街を西端(千本通)から東端(堀川通)まで歩きましたが、お目当ての中華料理店は定休でした。途中で、「大人のおこさまランチ」が気になっていた「珈琲工房てらまち」まで戻りました。
 頼んだのは「おこさま」を卒業して「お昼のオムライスプレート コーヒー付」(980円)です。数量限定に弱いです。
 煮込みハンバーグとえびフライ、それにちょっと小ぶりのオムライスです。まあ、こちらもおこさまが好きそうなのが並んでいます。

 昔の喫茶店の味です。決してカフェではありません。
 香りのよいアメリカンです。大満足のセットです。

 店を入ったところには、コーヒーの焙煎器が据えられています。もちろん、コーヒーだけを買いに来る客もいました。

 明治43年に建てられた古民家をリノベーションしています。
 2階には座敷があるようです。

 ウナギの寝床に沿って中央に柱が残っています。柱の右側に部屋が並び、私が座っている辺りは土間で「おくどさん(京都の方弁でかまどのこと)」があったのでしょう。

 見上げると天井が高くなり、明かり取りの窓があります。

 珈琲工房てらまち
 075-821-6323
 京都市中京区三条通大宮西入ル上瓦町64-24

 奥さまに誘われてJR二条駅前の「TOHOシネマズ 二条」で、劇場公開されたばかりの映画「ダウントン・アビー」を見ました。
 わが家からはJR京都で乗り換えて半時間余りです。たまに出かける高槻市内の映画館よりは、よほどきれいで立派です。イスの座り心地も良かったですが、昼寝はせずにスクリーンに向かっていました。

 ネット予約して出かけました。初めての券売機の前でまごついていると、横のお嬢さんが「ここ、押すんです」と教えてくれました。

 「ダウントン・アビー」は、20世紀初頭の英国・ヨークシャーの架空のカントリー・ハウスであるダウントン・アビーで暮らす貴族の暮らしを、当時の史実や社会情勢を背景とともに描いています。
 テレビ放映されましたが、わたしはほとんど見てません。複雑な人間関係を追っていくだけでたいへんですが、それなりに楽しみました。

宇治 「三よしや」の青菜と辛ネギの鶏なんばうどんと猿丸神社

 宇治平等院のすぐ近くにあるうどん屋で、「青菜と辛ネギの鶏なんばうどん」(900円)をいただきました。昨年も正月にここで食べたはずとブログを検索すると、忘れてましたが食べたものまで同じでした。ひとのし好は変わらないようで、同じメニューをめくると、同じ品に落ち着くようです。
 黒コショウがよく効いた、ピリリとスパイシーなうどんです。ネギのシャキシャキ感と、グニャリとしてまるで腰のない京風のうどんとのコントラストがすばらしいです。
 2枚目の写真がちょっと白色っぽいのは、湯気が出ているからです。食べ終わるころは、わたしも熱々になり、額から汗がしたたりました。

 シコシコとした鶏肉もたっぷり入ってます。

 口直しに天むすも追加しました。

 奥さまが頼んだ「かぶらあんかけ」は、蕪が丸まま1個浮かんでいます。

 三よしや
 0774-23-5958
 宇治市宇治妙楽4-10

 喪中のため、今年は初詣を控えましたが、ここへの参拝だけは外せません。宇治田原の猿丸神社です。「がん封じ」の神さまとして信仰を集めています。わたしもご利益をいただいています。
 本殿の前には、狛犬ならぬ狛猿がしめ縄を結ばれて鎮座しています。

 猿丸神社 
 京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
 0774-88-3782

2020年 わが家のお正月

 ことしもよろしくお願いします。
 喪中のわが家は、つつましやかに新たな年を迎えました。
 お節は遠慮しましたが、恒例のローストビーフは外せません。柔らかくて肉汁たっぷりの一品を堪能しました。

 包丁を入れる緊張の瞬間です。
 いい色に仕上がりました。

 雑煮もいただきました。京都・宮川町の山利商店の白味噌です。

 わが家の雑煮は、白味噌、丸餅です。

 重箱には入れませんでしたが、煮しめもあります。飾り切りはしてません。

 蒲鉾も白一色です。

 神社への初詣は遠慮して、父母の墓がある宇治・興聖寺に参りました。
 10日には、新年大般若祈祷法要として「秋葉講」が催されます。その幟が境内に並んでいます。

 母が奉納した幟は、探すまでもなく琴坂を見下ろす山門のすぐ前の目につくところではためいていました。

 寺務所には、大きな魚の木魚が下がっています。

 大きな釜に湯が煮えたぎっています。

 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)で、沢藤三八子(常盤貴子)が母と顔を会わせそうになって、この「おくどさん」の裏に隠れるシーンがありました。

ラグビーの聖地、下鴨神社で古希のお祓い

 ラグビーW杯は、日本2連勝で盛り上がってます。そのラグビーの「聖地」とされるのが、京都・下鴨の下鴨神社です。
 そこには「第一蹴(だいいっしゅう)の地」という石碑が立っています。明治43年(1910)、ここ糺(ただす)の森で旧制第三高等学校(現・京都大学)の学生が慶応義塾(現・慶応義塾大学)の学生にラグビーを習い、初めてラグビーボールが蹴られたのです。
 この石碑は昭和44年(1969)に建立されました。わたしが、ここのすぐ近くにある下鴨中学を卒業した4年後のことです。
 きょうは下鴨中学の「古希同窓会」でした。母校を再訪し、下鴨神社で祈祷を受けました。

 絵馬はラグビーボールです。

 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)で、和菓子屋の若女将(常盤貴子)が、腹違いの弟と出会う訳あり風に描かれたシーンに使われたのが、この石橋です。

 世界遺産の下鴨神社です。参拝者が途絶えたタイミングで写しました。今はにぎやかですが、昔はいつもシーンと静まり返っていました。

 下鴨神社に祀られている「賀茂建角身命(かもたてつぬみのみこと)」は、八咫烏(やたがらす)に化身して神武天皇を熊野から大和へ道案内したと伝えられています。3本脚のやたがらすは、サッカー日本代表チームの胸のエンブレムに描かれています。サッカーとも縁があります。
 

 同級生の和菓子屋の社長が、下鴨神社の氏子総代を務めています。その口利きで、丁寧な古希のお祓いを受け、本殿近くまで見学させていただきました。

 昔と変わらない懐かしい下鴨中学グラウンドで記念撮影。左上は比叡山です。
 この後、JR京都駅のホテルで開かれた同窓会には、100人を超える同級生が集まりました。

京都五山の「送り火」と矢田寺の「送り鐘」

 京都の盂蘭盆のフィナーレは、京都五山の送り火です。わたしが少年だったころは、自宅の2階窓からも「大」の上部が見える、あたり前の光景でした。それを、その気になって眺めたのはいつ以来でしょうか?
 見物客でいっぱいの出町柳の土手の上から、初盆の母を送りました。
 タイミングよく雲間が晴れて、満月が姿を見せました。思わず拍手が沸き起こりました。

 丸太町から鴨川の右岸を歩きました。
 荒神口あたりの亀の渡しは、昨日からの雨の影響で水没していました。
 出町柳までくると、正面に大文字山が臨めました。すでに先客でいっぱいでしたが、なんとか座れました。
 午後8時の点火を待ちました。
 点火されると、一気に「大」の文字が現れました。

 残念ながら「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居型」の残る4つは見ることができませんでした。

 送り火の前に「送り鐘」をつきました。寺町三条を上がったところにある矢田寺(矢田地蔵尊)です。
 「京都人の密かな愉しみ BLUE 送る夏」(NHK-BS)の一編に登場していました。

 ローソクを灯し、線香をあげました。

 今年の盂蘭盆は、六道珍皇寺の「迎え鐘」で初盆の精霊を迎え、興聖寺で供養し、矢田寺で送り鐘をつき、五山送り火とともに送りました。

 矢田寺(矢田地蔵尊)
 京都市中京区寺町通三条上ル523

 送り火が消えて京阪・出町柳まで人の流れと歩きました。しかし地下の改札口への道は大混雑でした。
 ちょっと東に歩いたところに「鳥貴族」がありました。すぐに座れて、とりあえずの一杯でした。送り火の後にとも思いましたが、焼き鳥にも食らいつきました。

 初めての鳥貴族でした。リーズナブルな価格設定のせいか、この夜も満席でした。

宇治 「伊藤久右衛門 本店茶房」のにしんそばと盂蘭盆

 宇治の興聖寺で、母の初盆供養をしました。台風が過ぎ去り、暑くなった1日でした。
 昼前だったので、いつも込んでいる「伊藤久右衛門 本店茶房」ですが、すぐに座ることができました。パフェがおいしそうでしたが、お腹も空いてきたので「にしんそば・かやくごはん」(1340円)にしました。
 甘いにしんが載っています。この時期ににしんが続きました。茶そばも、しっとりとおいしいです。 

 薄味のゆばと、茶葉の佃煮が箸休めでした。

 ゆっくりといただいて店を出るときは、茶房はウェイティングの列。売り場も大混雑でした。

 伊藤久右衛門 本店茶房 
 0774-23-3955
 宇治市莵道荒槙19-3

 菩提寺である興聖寺で、初盆・盂蘭盆供養を待ちました。マツの葉にたまった前夜来の雨粒が、日を浴びて輝いていました。

 初盆のお塔婆をいただきました。

 法要が終わると、よく冷えた葛切りがふるまわれました。黒蜜の甘さもほどほどで、ツルリと爽やかでした。

 曹洞宗 仏徳山興聖寺
 0774-21-2040
 宇治市宇治山田27-1

京都・東山 六道珍皇寺に「六道まいり」

 「六道まいり」で京都・東山にある六道珍皇寺に参りました。「お精霊(しょうらい)さん迎え」とも呼び、京都では13日から始まり16日の五山の送り火に終る盂蘭盆(うらぼん)を前にして、7日から10日までの4日間に精霊(御魂 みたま)を迎えるために六道珍皇寺に参詣する風習があります。
 わが家にも、初盆を迎える新仏さんがおられます。それほど信心深いわけでもなく、バッハの宗教曲に耳を傾け、スペインのサンティアゴ巡礼に心を寄せる身ですが、初めての参詣でした。

 門をくぐった参道わきに、高野槇(こうやまき)の枝を売る店が並んでいました。
 古来より、精霊は槇の葉に乗って冥土より帰ってくるとされています。 

 一枝、600円でした。

 本堂前で、水塔婆(みずとうば)に父と母の戒名を書いてもらいました。

 「迎え鐘」を打つ順番を待つ行列から見えるところに、六道まいりの手順が説明されていました。

 迎え鐘を打ちました。垂れ下がった綱を引っ張ると、「ゴーン」。鐘は見えません。
 長い行列を覚悟していましたが、朝が早かったせいか、それほど待たなくてもよかったです。

 本堂にロウソクを灯しました。

 本堂にお参りしました。

 線香を灯し、水塔婆を浄めました。
 「仙壽院佳心妙道大姉」というのが、5月に亡くなった母の戒名です。

 地蔵尊宝前で、用意された高野槙で水回向を行ない、水塔婆を納めました。

 六道珍皇寺の裏庭には、平安時代の陰陽師、小野篁(おののたかむら)が夜毎、冥府通いのため使っていたという井戸が残っています。

 この日の京都は、最高気温が38度近くありました。

 名物の「子育飴」です。

 「菱六もやし」のもやしは麹菌のことです。

 あちこちに路地(ろーじ)があります。

 「六道」とは、仏教の教義でいう地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の六種の冥界をいい、人は因果応報により、死後はこの六道を輪廻転生といわれています。この六道の分岐点で、いわゆるこの世とあの世の境(接点)の辻が、「六道の辻」です。
 平安京の東の墓所であった鳥辺野に至る道筋にあたり、この地で「野辺の送り」をされたことや、小野篁の冥界への井戸があったことから「冥土への通路」とされたのだそうです。

梅雨です あじさいとかたつむり

 梅雨入りでした。待ち望んでいたわけでもないですが、朝からカメラをもって近くの島本町ふれあいセンターに出かけました。
 アジサイが雨滴を溜めて、ほっと一息ついているようでした。

 実は、かたつむりを探していました。
 そのまま車を走らせて、あじさいで有名な柳谷観音まで行ってみました。境内のあじさいを見るには拝観料が必要です。門前のあじさいをゆっくりと見ながら歩いていると、大きいのがいました。

 ちょっとグロテスクで、あまりお見せするほどのこともありませんが。
 なぜかたつむりの画像が必要だったかは、改めてーー。

こんなのを作っていました。