いかなごのシーズンは終わりました。近くの生協に行ったら姿を消してました。店員に聞くと「漁は昨日まででした。また来シーズンよろしく」。
名残に「釜揚げ新子」をゲットして、菜の花とパスタにしました。
いあかなごの塩分だけで、いい味がします。
きょうは珍しく3人分です。タカノツメは、小さいですが2本です。
材料はこんなものです。いつものペペロンチーノからスタート。最後にちょっと下茹でした菜の花を放り込み、白ワインをどばどば。ゆで汁も足して乳化させてパスタを和えれば出来上がりです。
きょうも梅田での昼飯です。大阪駅前第1ビルの地下2階に桜橋の方から入りました。梅田勤務時代は、毎日のように通ったところです。そこに「ランチパスタ全品750円」とよく目立つ文字です。「Casual Italian bino」でした。
パスタは3種からの選択です。「あさりとタケノコのトマトソースパスタ」にしました。
肝心のタケノコが向こう側に転がっているだけで、よく写ってません。くし形に切られたのが、いくつも入ってました。わたしが作るよりは、塩味がちょっときついかなと感じましたが、さすがにトマトソースはプロの味です。
サラダとパンが付いてました。
「季節のおすすめパスタ」ということで、どれも食べてみた、いや作ってみたいパスタばかりです。
カウンター数席のかわいい店です。先客には女性だけでなく、おじさんもいました。
bino
大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル地下2階
06-4799-7299
若狭・小浜の名産、小鯛の笹漬けがあります。
ネット検索してみると、これを使ってパスタをつくっている人がいます。さっそくレシピを参考にしました。
和風の味付けです。そのまま食べてもうまい笹漬けを入れているのだから、まちがいなしにうまいです。
真ん中のオレンジ色は、この冬の鍋物のマイブームです。同じ小浜産の「柑なんば」です。名産の獅子柚子を麹、唐辛子と合わせてあります。ちょっと辛くて、柚子の香りが広がります。
パスタでも、抜群の働きをしています。
パスタは、スパゲティーニを切らしてました。ちょっと扁平なバベッティーがあったので使いました。ツルリとした食感です。
レシピはざっとこんな具合です。
オリーブオイルにニンニクの香りを移し、笹漬けを中火で皮から焼きます。裏も焼いて、一旦取り出しました。油に清酒を注いだあと、茹で上がったパスタを入れて和えました。ネギのみじん切りも投入。ポン酢で味付けして皿に盛り、笹漬けを飾り、柑なんばを盛りました。
「みず菜が残ってるので、使っておいて」ということでした。さて、何と合わせるか。ベーコンもありましたが、アンチョビ・ペーストを買っていたのを思い出して、「みず菜とアンチョビのパスタ」です。
いつものニンニクとタカノツメのアーリオ・オーリオへの道でスタートして、途中でアンチョビを入れ、茹で上げたパスタとみず菜を放り込んでちょっと炒めただけです。シャリシャリとしたみず菜を楽しみます。
ブラームスのクラリネット五重奏曲のLPを聴きながらいただきました。名手カール・ライスターの柔らかなクラリネットは、さすがにLP、アナログの音です。
材料はこれだけです。アンチョビ・ペーストはイカリで買ったイタリア製です。
ことし初めての「自分でつくるパスタ」です。このところ、休みの日にのんびりキッチンに立つ時間がありませんでした。
菜の花を1パック、買ってきてペペロンチーノにしました。
オリーブオイルにニンニク、タカノツメの3点セットからスタート。ベーコンを炒めて、ざっと下茹でした菜の花を放り込み、白ワインをダバダバ。塩胡椒もうまく効いて、自画自賛ながらサイコーの出来です。
スーパーの入口にどさりと並んでいた菜の花は、JA徳島産でした。
一緒にカゴに入れた特売の白ワインは、南アフリカ産のシャルドネ(680円!)でした。冷蔵庫で待機してもらい、きょうはよく冷えた瓶です。
材料は、これだけです。ベーコンは、冷蔵庫にあった分厚いのを切り刻みました。
人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。
四国88カ所の88番札所、大窪寺を打ちました。結願です。
寒い一日でした。それでも山道を歩いてきたので汗をかいていました。それが冷えてゾクリとします。門前の茶店に飛び込み、「すみませんが着替する場所、ありますか」。快く空き部屋を貸していただき、下着を替えました。ほっと一息つきました。
「八十八庵(やそばあん)」の名物は「打ち込みうどん」(800円)です。湯気が上ってます。
太い讃岐うどんです。でも鍋用に作っているのでしょう。腰はなく、柔らかいです。それがかえっておいしく、暖まります。
底には、たっぷりの具が沈んでました。
最初に頼んだのはこちらでした。1本110円のおでんです。
ぐつぐつと煮えている大きな鍋から、自分ですくいました。「からし、どこですか?」と聞いたら、「その前の味噌だれをかけてください」。ちょっと甘いですが、ああうまい。結願の満足の味でした。
寒くても、結願のビールは格別です。
門前には茶店が並んでます。八十八庵は左です。
ちょうど人影が途絶えてますが、団体バスが着いたときは、善男善女でいっぱいでした。
八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1
0879-56-2160
「さぬき高松うどん駅」というのがJR高松駅の別称です。お遍路の最終日、大阪に戻るためにここまで戻ってきました。
改札口の左手には、「連絡船うどん」があります。宇高連絡船の船上にあったうどん店を再現しています。懐かしさついでに入ろうかと思いましたが、高速バスターミナルに直行して予約しました。
さて、昼飯で入ったのは高松駅ビル2階の「艶艶(つやつや)」です。「ぶっかけてんぷらセット」(1000円)は、文字通りぶっかけと天婦羅がセットになってます。
小鉢にはしょうゆ豆です。やはり香川では、これを外せんないんですね。
「骨付どり」もありました。頼みそうになりましたが、夕方からのメニューでした。
それにしてもうどんばかり食べていた3日間でした。
艶艶
香川県高松市浜ノ町1-20(JR高松駅ビル2階)
087-851-4958
高松で独り食べた夕食です。「骨付鳥」の看板にびっくりしながらライオン通りを歩いていると、40年前と変わっていない店がありました。讃岐うどんの「川福」です。昼飯に続いての懐かしの味探訪となりました。
「うどん屋さんの居酒屋メニュー」とは、ちょっと一杯やりたかったところなので、ぴったりです。「ほろ酔いセット」(1600円)にしました。
メーンはタコ刺しです。分厚い切り身です。
小鉢は、ホタルイカ漬けとしょうゆ豆などです。しょうゆ豆は香川の郷土料理です。ソラマメを炒って甘い醤油に漬け込んであります。
見計らって寿司も出てきました。
締めは当然、うどんです。この店は出汁もうまかったはずと、かけを頼みました。
ビールまでついてのセットです。焼酎を追加しましたが。
おかあさんに聞きました。「昔とかわってないですね」「ええ、変わってませんよ」。満足の夜でした。
川福本店
高松市大工町2−1
087-822-1956