2006/01/09
お茶にしました。
小さなチョコレートケーキですが、しっとりとして濃厚な味がします。コーヒーはあまり飲みませんが、珍しく頼んだケーキにはぴったりでした。
きれいなケーキが並んでいます。価格も手ごろです。
グレース・セゾンは、上七軒の真ん中にあります。
「グレース・セゾンって、ここなんだ。雑誌で見たことがある」と、すぐに気づいたのは同行者です。
「お茶」ではなくて、「お茶屋」で一度遊んでみたいものです。
こんなきれいどころも行き交います。
あの着物をきた外国人は何者なんでしょうか?
上七軒は、現在の京都五花街のひとつです。
室町期にできた七軒の茶屋が始まりで、天正15年(1587)、豊臣秀吉の北野大茶湯の休憩所となった歴史があります。

「北野をどり」は毎春、上七軒歌舞練場で行われます。
シンボルマークは、御手洗団子です。
鍾馗さんを見つけました。でもこれは装飾に使っているようです。門灯の上に鎮座しています。
こちらの鍾馗さんも、居場所がちょっとヘン。
瓦屋さんの屋根の上には、鬼瓦が並んでいました。鍾馗とは同じ製法の兄弟です。
上七軒は、北野天満宮の東門の前にあります。
ここにやってきたのは、この写真のためです。子どもは二人なのに、毎年のようにやってきている気がします。
室町の鍾馗さん
鍾馗さんに会いに、室町を三条から北に向かって歩きました。
室町といえば、商家が多い土地柄です。ということは、開発の波も押し寄せていて、前回の油小路ほどには鍾馗が残っている家はありませんでした。
それでも13体の鍾馗さんに出会うことができました。
13体の鍾馗は、以下のHPにアップしています。
http://dot117.minibird.jp/Alubum/060108muromachi/060108muromachi.html
了頓図子と室町の路地
秀吉、家康時代の京都の茶人、廣野了頓が、一般人に邸宅内の通行を許したのが始まりという了頓図子を歩きました。
由緒ほどには、現在の図子は風情があるものではありませんでした。まあ、開発の波が押し寄せるこの地にあっては、仕方ないことでしょう。
昔の商家が少なくなっている室町通りも、歩いてみると、思わずレンズを向ける景観に出くわします。
詳しくはHPをご覧ください。
http://dot117.minibird.jp/Alubum/060108ryouton/060108ryouton.html
師走の京都 洛中サファリ
革堂図子あたり 図子づくし
「革堂図子(こうどうずし)」を訪ねるのが目的でした。
革堂は、正式には行願寺(ぎょうがんじ=西国33所札所)といい、豊臣秀吉による都市改造で現在地の寺町丸太町下るに移転するまで、このあたりに広大な寺域があったそうです。
上京区の一条通上る、小川通から油小路(あぶらのこうじ)通までが目指す図子です。
油小路通を今出川から下ってくると、「革堂西町」の消火箱に出会いました。このあたりのはずです。といってもどこにもそんな表示はありません。
おまけに、車を洗っていた男性に聞くと「ここは革堂西町で、あっちが革堂町ですが、革堂なに、ずし?」。これでは、かつての白梅図子と同じです。
つづきは
http://dot117.minibird.jp/HP/zusi/koudou.htm
油小路の鍾馗さん
望遠機能が充実した新しいデジカメを手に入れたのは、「鍾馗さん」を撮影したかったからです。さっそく油小路を今出川あたりから四条まで歩きました。上を向いて歩いていると、あちこちに鍾馗さんが祀られていました。
21体の鍾馗をアップしたHPは、以下のURLです。
http://dot117.minibird.jp/HP/zusi/shouki.htm
回数券と1日乗車券
このところ、休日ごとに京都に出ています。で、阪急の回数券を買いました。水無瀬-烏丸の260円区間の「土休日回数券」(土曜、日曜、祝日の終日有効)が7枚で1300円です。520円のトク。1枚あたり約186円です。
これまでは便利なので「Pitapa」を使っていました。ポストペイド(後払い)のICカードで、改札機に触れるだけです。通勤区間は指定してあり、この区間は何回乗ってもも通勤定期料金額以上にはなりません。ただし、京都の往復料金などがかさむと、結構な料金を請求されてました。
きょうは京都市バスの「一日乗車券カード」というのも初めて買いました。均一料金区間は市バス乗り放題で500です。均一料金は220円ですから、3回乗ればお釣りがきます。
以前から修学旅行生らがよく利用しているは知ってました。わたしは四条大宮のバス発着所にあった自動販売機でかいましたが、車内でも車掌が売ってくれるようです。
なるほどこれを持っていると、ほんの先の駅まででもバスに乗ってしまいます。それで少しでも無駄な車が減り、公共交通機関が本来の役目を取り戻すことができるのなら、よい制度ですね。ウィーンにもプラハにも24時間や72時間有効のカードがあって、便利でした。京都も見習って、地下鉄も乗れるリーズナブルな「京都カード」を発売すれば観光客らに歓迎されるでしょう。
南天の実 鷹峯光悦寺
鷹峯光悦寺の門前です。南天の実が真っ赤になってます。でも紅葉はまだまだ先のようです。
この秋は、休みになると雨模様でした。きょうは久しぶりによい天気です。「京都一周トレイル」の6回目、京都北山西部②で鷹峯から沢ノ池、高尾、清滝のコースを歩いてきました。
これでゴールのつもりでしたが、さらにコースは清滝から保津峡、鳥居本、嵯峨野、嵐山、苔寺と続く「西山コース」ができていました。もう一度、楽しみが増えました。最後は、紅葉したころに行こうと思います。
今回もコースにそった写真は、HPに掲載しました。よろしければ下記のURLをお訪ねください。
http://dot117.minibird.jp/HP/miyako/miyako006.html
京都一周トレイル 北山西部 その2
北山西部②
鷹峯源光庵前バス停-千束-坂尻-上ノ水峠-沢ノ池-槙尾-高尾-清滝
総歩数=21,121

鷹峯(たかがみね)光悦寺。門前の南天の実が真っ赤になっている。しかし、紅葉はまだ先のことだ。
阪急烏丸から地下鉄で北大路へ、そこから市バス「玄沢」行きに乗り鷹峯源光庵前で下車した。

前回は京見峠から下ってきた。ところが、京見峠-上ノ水峠間は、9/25~11/10は入山禁止になっている。松茸のシーズンだからだ。今回は、迂回路としてまっすぐ上ノ水峠を目指す。
すぐにマイナス21度の急坂を下る。

千束で出会った三体の地蔵仏。「愛宕大権現」の石碑が立つ。

北山杉のトンネルを行く。空気がひんやりしている。

上ノ水峠まで登ってきた。
「北山76」のトレイル案内板があった。京見峠は「68」だったので、残念ながら69~75はカットというこになった。

遠くに比叡山が霞む。

岩肌に二体の地蔵がまつられていた。

沢ノ池は、江戸時代に作られたため池だ。
山の中にある静かな池のはずなのに、あほなキャンパーが大音量で音楽を流していた。たまらず、休憩もせずに退散する。

北山杉がまっすぐに伸びている。
川端康成の「古都」で「杉の里」として描かれた小野郷あたりも遠くはない。

国道162号の栂尾(とがのお)のちょっと下流に降りてきた。まだ紅葉には早いが観光客の車が止まっている。

槙尾(まきのお)の西明寺に下る道には案内板のオンパレード。京都一周トレイル、東海自然歩道、丹波散策の道とにぎやかだ。

槙尾西明寺の門前。わずかに紅葉したもみじが。

高尾神護寺の門前。
川床の茶店は、まだまだ開店休業状態だ。

清滝への道を下る。
本日、初めての休憩をとり、コンビニで買ってきたおにぎりをほおばる。

これが真っ赤に紅葉するのは12月になってからか?

ゴール!!
清滝までやってきた。「北山94」の案内板があった。私が参考にした「Walkウォーク関西版」(2003/04秋冬号、2003年10月発行)では、ここで「永く楽しかった旅も終わった」となっている。
ところが、案内板にはさらに矢印がつづき「西1」の表記が。今年春になって、清滝から保津峡-鳥居本-嵯峨野-嵐山-松尾山-苔寺と続く「西山コース」ができていたのだ。

金鈴橋から「終点」の案内板を振り返る。

愛宕神社の参道。ここから愛宕山に登るが、かなり苦しい道だ。

清滝川にそって西山コースがスタートする。
まだ時間があったが、せっかくの道だから、紅葉したらまたやってこようと、次の機会に残す。

清滝のバス停に着くと、ちょっと前にバスは出たばかり。
「清滝遂道」を歩いてみる。戦前、嵯峨から清滝まで鉄道が走り、愛宕山にはケーブルカーが登っていたそうだ。このトンネルは鉄道の線路が走っていた名残だ。信号があるのも「納得できる。

小学生のころ、このトンネルを歩いた覚えがある。もっと怖かったような気がする。

本日はここまで。
愛宕寺の前で臨時バスの乗り、京福嵐山へ。観光客の間をすり抜けて渡月橋を渡り阪急嵐山へ向かった。
紋屋図子と西陣あたり
紋屋図子と西陣あたりを歩きました。
今回は写真が多かったので、HPの方に掲載しました。よろしければ、以下のURLにお越しください。
http://dot117.minibird.jp/HP/zusi/monya-zusi.htm