アンパンマンで積み木のパズル

 「アンパンマン、アンパンマン!!」と、この絵を見ると孫娘が目を輝かせます。
 Facebookの友だちが「積み木パズル」を紹介しておられました。デザインは違いましたが「これだ」と、わたしも早速、挑戦しました。

 近所のホームセンターは、台風に備えた買い物客でこれまでにないほどの大にぎわいでした。そんなかで見つけたバルサブロックです。30×30×30mmの立方体のバルサ材の軽い木片です。4個入りで150円ほどでした。

 アンパンマンやカレーパンマンなど6種の画像は、インターネットからダウンロードしてきました。大きさを調整して、L判の写真用紙にプリントアウトしました。
 カッターで、まずは60mm四方に切り、それぞれを4等分にしました。
 木工用ボンドを水で薄めながら、筆で木片に塗り込みました。
 切り取った絵柄を、4つの木片に張りました。 

 4つの図柄が、4つの木片に配置されることだけを考えて、あとは適当な面に張り付けました。

 隅がピタリと合ったところや、隙間ができたところなどさまざまですが、まずは思い通りに完成しました。
 さて、2人の孫娘の反応が楽しみです。

神戸・ハーバーランド 「隆記」の日替り定食と「ロ短調ミサ曲」

 神戸・ハーバーランドの松方ホールでJ.Sバッハの「ロ短調ミサ曲」を聴きました。

 バッハと中華という唐突な組み合わせです。
 その前に一人食べた昼飯は、雨も降っていたので、あれこれ考えずに駐車場のすぐ近くにあったフードコートの中華料理「隆記」にしました。メニューをのぞいていると、「きょうの日替わりはこちらです」と女性店員の声。迷わずに「日替り定食」(650円)にしました。今どき、うれしい価格設定です。
 お味の方は、それなりというか、十分いおいしい酢豚でした。

 マックやケンタッキー、リンガーハットなどが並ぶ一角でした。

 隆記
 078-361-3288
 神戸市中央区東川崎町1-8-1 プロメナ神戸 B1F

 大阪バッハ合唱団の「ロ短調ミサ曲」でした。奥さまもソプラノでステージに立っていました。
 ミサとは無縁のものには、なかなか難しい曲ですが、テンポ良い演奏に引き込まれました。トランペットが響き、フルートがさえる渡るところはさすがに生の音でした。

 神戸新聞の松方ホールから見た神戸港です。台風の接近を前にクルーズ船が出港していきましました。

芸文で聴く エストニア国立男声合唱団

 エストニア国立男声合唱団の素晴らしい演奏に酔いました。兵庫県立芸術文化センターの大ホールを出ると、なんとそこでストームが繰り広げられました。目の前の指揮者、ミック・ウレオヤが腕を振り下ろすと、舞台の響きとはひと味違った生のハーモニーがロビーを包みました。
 エストニア合唱界の伝説的指揮者・作曲家、グスタフ・エルネサクスの「我が祖国 我が愛」でした。
 幸いなことに最前列にいたので、持っていたカメラ、LUMIX・GX7-MK2を動画モードにして撮影しました。一聴は百文に勝ります。

 プログラムは、メンデルスゾーンやシューベルトと続きました。
 ジョヴァンニ・ボナートの「大いなるしるし」では、全員がステージから客席に降り、8声のパートは3方の壁を取り囲みました。指揮者とチェロは客席の中央です。右から、左から、うなりのような通奏低音に歌詞がないような音が重なり、あちこちの団員が手にするワイングラスがグラスハーモニカとなって透き通る響きが幻想を広げました。
 仏教の声明(しょうみょう)がどんなものかはよく知りません。でも、そんな言葉が浮かんできました。限りなく抑制的で、消え入るような音色は、西洋の油絵からは程遠く、まるで墨絵の世界でした。
 アンコールの「フィンランディア賛歌」も、懐かしさがこみあげてくるような演奏でした。
 日本人団員で、今回の日本公演の数週間前に亡くなったという西村英将さんがこの公演のために編曲した「夕焼け小焼け」とエストニアの「お月さま」とのミックスメロディーは、得もいわれぬレクイエムとなって聞こえてきました。

 

ポンポン山で食べる 揚げと九条ねぎたっぷりカレーうどん

 ポンポン山の上で食べる「揚げと九条ねぎたっぷりカレーうどん」です。そんな名前は自分でつけました。
 急に思い立って登ったポンポン山です。本日の昼飯用にと冷蔵庫に用意されていたうどんを持ってきました。途中のコンビニでレトルトのカレーを買ってきて、それを加えました。簡単ながら、立派なカレーうどんです。山の上で食べれば、文句なくおいしいです。

 九条ねぎを刻み、冷凍されていた揚げをもってきました。これで食べ応えが2段階くらいアップです。

 ペットボトルの中身は、出来合いの出汁です。念のためにこの上に保冷材も入れてきました。

 ポンポン山の頂上です。コッフェルに出汁を入れ、バーナーで熱しました。

 レトルトカレーは、ファミリーマートで100円ほどでした。
 温まった出汁に放り込みました。
 うどんは、「稲庭風細うどん」でした。
 九条ねぎ1本と、揚げも入れました。
 最後には、京都・清水の七味家の七味も忘れませんでした。

 カレーうどんといえば、白いご飯も欠かせません。具の入っていないおにぎりを買ってきました。

 締めは、ちょっと甘いいつものインスタントのカフェラテでした。

 隣のお兄さんもうまそうなものを食べてました。「焼いただけですよ」と謙遜してましたが、レトルトのカレーをはさんだ焼きカレーパンは気になりました。おまけにいっしょに飲んでられた「秋味」も。次は、わたしも真似してみます。

台風の爪痕が深く刻まれた ポンポン山

 天気予報が「はれ」だったので、急に思い立ってポンポン山に登りました。大阪-京都府境にある、わがホームグラウンドの山です。
 台風の爪痕が深く残っていました。神峯山寺(かぶさんじ)から本山寺を通っていくメーンルートですら、何か所も寸断されていました。う回路がつくられていて登山は可能でしたが、変りはては山道にあ然としました。川久保渓谷や、大好きな水声の道は倒木がすごく、当分は登山不能ということでした。

 木々の間を気持ちよく歩ける道だったのに、障害物があちこちに散乱していました。

 【2018-09-23 09:38】
 ポンポン山をピストンするルートにしたため、マイカーでやってきました。本山寺の駐車場にとめさせていただきました。

 本山寺の掲示板には「通行不可」の張り紙がありました。

 本山寺の勧請掛は無事だったようです。

 境内の階段を上がると、鐘楼に大きな木が横たわっていました。直撃を免れてよかったです。

 熟せなかった銀杏がこぼれていました。

 本堂は無事なようです。紅葉はまだです。

 本堂の右裏手から登山道が始まります。北西側の斜面は被害が少なかったようです。

 【10:14】
 ポンポン山へは神峯山寺から歩いても6キロほど。秋は絶好のハイキングシーズンで、多くのハイカーがやってくる人気のコースです。

 【10:27】
 「天狗杉」までやって来ました。
 南向きに祠があります。高槻の古木百選のひとつだそうで、樹齢300~330年、高さ20mあります。強風にも耐えたようです。しかし、南側の樹々は倒されたのか、明るくなったような感じがします。

 天狗杉を過ぎると、最初の通行不能個所です。山道を何本もの倒木がふさいでいます。

 巻き道(う回路)がつくられていました。白いテープに導かれて樹林の間の踏み跡を進みました。

 通行不能個所の反対側です。こちらからもとても進めません。

 しばらくは被害のない静かな道を進みました。トレランの3人組が走ってきました。振り返って写しました。

 南東側の斜面に被害が大きかったようです。
 ポンポン山から遠くない島本町のわが家でも、台風の強風は東南から吹いてきました。

 この辺りは、倒木をまたいで進みました。

 茂みの中から声がすると思ったら、ボランティアの人でしょうか、倒木を整理しておあられました。ご苦労さまです。
 おかげで下山時には、この個所は通過することができました。

 ポンポン山の頂上が近づいてきました。

 【11:15】
 ポンポン山の頂上です。

 広い頂上には変わりがなく、ここでわたしも昼食にしました。

 行きと同じ道を下山しました。
 キノコがびっしりと幹を覆っていました。

 すれ違うハイカーもかなりの数でした。小さな子供も何人もいました。まあ危険はないとは思いますが、平穏なハイキングコースが、想像以上の悪路に化けていることをご存じなのかと、ちょっと心配になりました。

 本山寺の境内をバイパスする南側のルートを下山してみました。

 やはり大きな木がルートを覆っていました。それが見事に枝が払われていました。

 【13:10】
 駐車場に戻ってきました。行きより車が増えていました。やはり人気の山です。

 神峯山寺に向けて下る林道の途中に、すごい杉の倒木の斜面がありました。クルマを下りて写しました。南東の風をもろに受けたようです。
 この倒木は今後、どうなるのでしょうか。莫大な手間と費用をかえて間伐材が整理されるとも思えません。気になります。

高槻 「プルメリアリゾート」のぴよちゃんランチ

 JR高槻の北口から歩いて1分のところにありながら、「隠れ家」のごとくに「リゾートダイニング」ができていました。この夏にオープンしたようです。
 「ぴよちゃんランチ」(税抜き996円)というワンプレートランチです。

 かわいいコロッケと、岡山産とちょっとこだわった鶏の唐揚げがメーンです。ポテトとサツマイモの素揚げ、サラダが、タマネギなどの具たっぷりのスープとともに、きれいに盛られています。もう一品は、切り干し大根のサラダでした。どれも手作り感があふれており、見た目以上にボリュームもありました。

 白米、雑穀米、バケットからのセレクトです。オリーブオイルをつけていただきました。

 デザートに、ソフトクリームまでついていまいた。

 1000円台が中心の設定です。日替わりランチには、前菜がついていたりするようでした。

 入口はこれまでからある和食の店と同じです。どんどん進むと、南の島のリゾートをイメージしたような空間になってました。

 プルメリアリゾート
 072-681-0969
 高槻市芥川町1-7-25

大阪・難波 ニューミュンヘン南大使館のから揚げとミナミの夜

 岩湧山に登りました。汗をいっぱいかきました。南海で難波まで戻ってきて、サッポロビアレストラン「ニューミュンヘン南大使館」に直行しました。
 まだ4時半だというのに、広いフロアーは客でいっぱい。関空閉鎖の影響でインバウンドは減っているとのことでしたが、ミナミの夜は相変わらず元気そうでした。
 なにはともあれ、「カンパ~い!」。

 ミュンヘンといえば、から揚げです。大きな鶏肉が、骨までカリカリに揚がっています。

 丸ごとトマトです。ドレッシングをかけていただきました。

 ソーセージの盛り合わせです。

 フライドポテトもはずせません。
 大ジョッキだけでは足りず、わたしはハーフ&ハーフの中を追加しました。

 ニューミュンヘン 南大使館
 06-6631-8827
 大阪市中央区難波千日前12-35 SWINGヨシモトビル2F

 酔い覚ましに夜のミナミを散歩しました。
 法善寺に行ったことがないというFさんと、水掛不動に参りました。

 相変わらずの原色の町です。人通りも変わりません。

 戎橋のグリコの前で、訪日客らに交じって記念撮影しました。

まだまだ暑く、台風傷跡残る 岩湧山

 9月に入って、台風やら何やらが続いてました。久しぶりに晴れ上がった1日となりました。泊りがけで白山登山の計画がありましたが、天候と道路事情から中止となりました。それなら近場でと、大阪南部の岩湧山(897㍍)にいつもの仲間と登りました。わたしにとっては、大学生時代以来でした。
 気温はそれほど高くはなかったのですが、湿度が高かったのか、まだまだ暑く、汗びっしょりとなりました。山道は、あちこちに倒木や枝が散乱しており、台風の傷跡が深く刻まれていました。

 【2018/09/16 10:00】
 阪急-地下鉄-南海と乗り継いで、河内長野から南海バスに乗り滝畑ダムまでやってきました。

 向こうに、これから登る岩湧山の尾根の端が見えていました。

 ダイヤモンドトレールという大阪府南東部の山々を時計回りに二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山と結ぶ縦走コースの中継点です。

 【10:22】
 登山開始です。初っ端から階段も出現する急坂でした。

 台風の強風で吹き飛ばされた枝が散乱していました。

 水場でちょっと休憩です。それほど冷たい水ではありませんでした。

 崩落した山肌を横切りました。ちょっと危険と感じたのは、ここだけでした。

 気持ちの良い風も吹き抜ける植樹帯を進みました。

 【12:03】
 視界が開け、ススキの茅場が広がりました。

 急な階段状の直登で不覚にもわたしは両足が引きつり、その場に倒れてしまいました。
 通りかかった別のパーティーの女性リーダーが、「これ飲みなさい」と、ありがたいことにザックから取り出した薬をくださいました。漢方の知っている薬だったので、すぐに飲み干しました。なんとか回復して、若干の違和感は残りましたが、その後も歩き続けることができました。

 もうすぐ頂上です(Sさん撮影)。

 青い空に、白い線が1本、伸びてました。

 Fさんのアクションカメラで撮影した全天球画像です。新鮮な画像です。
 新しいアイテムが次々の登場します。追いつけません。

 【12:23】
 岩湧山の山頂はハイカーでいっぱい。あちこちで弁当を開けていました。

 わたしのこの日の昼飯は、河内長野駅のコンビニで買ってきたおむすびセットでした。

 頂上で記念撮影です。この看板がある辺りに三角点がありました。

 ススキの穂越しに臨む大阪平野です。

 金剛山(右)、大和葛城山とダイアモンドトレールの山々が連なっていました。

 秋の花々です。その代表がススキ。花かどうかは不明ですが。

 萩があちこちで秋の訪れを知らせていました。

 さて、この黄色い花はー。

 特徴のある格好をしています。ヤマボノホトトギスというらしいです。

 薄紫がきれいです。

 これは桔梗。わたしは撮影に失敗して、Oさんから借りてきました。

 里に下りると、曼殊沙華が真っ赤でした。

 【13:58】
 悪路を下りました。紀見峠までのルートが予想以上に長く、道は荒れていて疲れました。

 道が倒木で完全にふさがれている個所もありました。

 こんな悪路をマウンテンバイクを押して上がってくる剛の方もおられました。

 電線が寸断されています。これでは復旧に時間がかかりそうです。

 川は倒木でせき止められ、流木が折り重なっていました。

 【15:51】
 南海・紀見峠まで下ってきました。歩き応えのあるルートでした。

 スマホアプリ・YAMAPで記録した軌跡は、わたしや同行者2人のものはGPSの追跡が途中で途切れて直線になってました。唯一、きれいな軌跡を残していたOさんの画像です。

ニーダーエッガー 独・リューベックの懐かしの甘さ

 ハンブルクに出張した息子がみやげを買ってきてくれました。「ニーダーエッガーをお願い」と奥さまが頼んでました。
 ニーダーエッガーは、ハンブルクにも近いハンザ同盟都市のリューベックにあるニーダーエッガーという店が作っている名物のマジパンです。 粉末のアーモンドと砂糖などを練り込んで、チョコレートでコーティングしてあります。ピスタチオ、オレンジ、パイナップル、エスプレッソといろいろ味付けされています。
 シットリとしたアーモンド粉の香りとチョコレートの甘さが口に広がります。 

 15世紀初めにリューベックが飢饉に見舞われたとき、パン職人が倉庫に大量に眠っていたアーモンド使って作ったのが起源とされています。今では、ニーダーエッガーがマジパンの店として知られています。

 2010年にリューベックを訪れたときには、ニーダーエッガーの本店で昼飯を食べました。

 レシュティというスイスのジャガイモ料理の上に小エビがのってます。
 時間がなくて、「早くして! 早くして」とウェイトレスをせきたてて、ヘンな顔をされたことを覚えています。

 ハンブルクを離れる朝、ホテル近くのスーパーにニーダーエッガーが並んでいるのを見つけました。奥さまが機内持ち込みバッグにそれらを入れて飛行機に乗ろうとすると、ハチミツの小瓶が手荷物検査で引っ掛かりました。親切な係員が「そこの自動販売機で、ジップケースを2個買って、そこ入れろ。2ユーロだから」と教えてくれました。廃棄は免れて日本へのみやげとなった、思い出の味でした。

今夜の一献 スペイン風イカの鉄板焼きもどき

 スペインの美食の町、サンセバスチャンを紹介したテレビ番組で登場してました。バル巡りで食べていたのか、とにかくおいしそうだった小イカの鉄板焼きです。
 自宅近くの生協に買い物に行ったら、予定にはなかった「ヒイカ」が並んでました。そうだ、あの鉄板焼きにしようと買ってしまいました。
 さて、レシピはどんなのだったかとネット検索しました、見つかりません。「Chipirrones a la plancha」かもしれませんが、確信はありません。テキトーにつくりました。
 熱を加えると、すぐに縮んでしまい、ホタルイカほどの大きさになってしまいました。

 ちょっと塩辛かったですが、いい味です。似て非なるものでしょうが、おいしければそれで良しとしましょう。

 もう一品は、ピーマンのマリネです。
 本当は、ピメンドス・デ・パドロンというトウガラシの素揚げが欲しかったのですが、そんなトウガラシはスペインに行かなくては食べられません。

 ヒイカのゲソをフネから引き抜きます。ゲソは内臓と目の部分は捨てました。
 よく洗って、イタリアンパセリのみじん切りとニンニクを混ぜ込みました。
 岩塩を振りましたが、ちょっと多すぎました。
 よくなじませて、フライパンでサッと炒めました。 

 お相手は、夏中、冷蔵庫で出番を待っていた白です。
 信州・池田町のスイス村ワイナリーのシャルドネです。