自分でつくる 茗荷と大葉、梅干しふりかけのパスタ

 いつまでも続く暑さです。お茶漬けででもサラリと、といったところのパスタ版です。
 梅干しのふりかけをパスタにかけました。茗荷(ミョウガ)と大葉も刻んでトッピングしました。それだけです。
 パスタは湯がいてオリーブオイルをまぶしました。汁気はないので、ズルズルと流し込むことはできません。あっさりとした塩味に梅干しやらのお味が効いて、これは暑い日にぴったりです。

 茗荷のシャキッとした感触がたまりません。
 子どものころは、庭にも生えてました。物忘れするとかいわれて、味もわからずに敬遠していたのがウソのようです。いや最近、物忘れが目立ちます。

 大葉は、ベランダのプランターから摘んできました。
 材料は、これにオリーブオイルと塩だけです。

ザ・シンフォニーホール ウィーン放送交響楽団の芳醇な響きに酔う

 来日中のマリン・オルソップ指揮・ウィーン放送交響楽団(RSO)と角野隼斗(ピアノ)を、大阪のザ・シンフォニーホールで聴きました。
 やや後列ながら中央の良い席でした。
 ウィーンで2度、会ったゥ゙ァイオリニストのちかちゃんが、RSOの正団員となっての「凱旋コンサート」でした。ちかちゃんにヴァイオリンを手ほどきした恩師、ピアノ伴奏したことがあるわたしの奥さま、ウィーンで食事をともにしたわたしまでもが招かれました。
 早くからチケット完売の人気コンサートでした。

 ベートーベンの交響曲第7番は、躍動感にあふれた劇的な響きのシンフォニーです。RSOは、弦と菅楽器が見事なまでに調和した明るくて細やかなハーモニーを奏でました。ワクワクするほどに惹きつけられる素晴らしい演奏でした。ホンモノのウィーンのオーケストラのふくよかな音に包み込まれることができました。
 第2ヴァイオリンの小柄なちかちゃんは、手前の大柄な男性ヴァイオリニストの陰に隠れてしまうほどでした。そんな中で正団員となったちかちゃんのファイトに触れることができました。
 アンコールの1曲は「シャンパンポルカ」でした。陽気なポルカにあわせて、シャンパンのボトルを空けるような音が空気鉄砲(?)からポン、ポンと心地よく発せられました。ノリノリの演奏でした。終わると大拍手。思わず立ち上がってのスタンディング・オーベーションとなりました。

 楽団員が下がったあともフルーティストらが戻ってきてポン、ポンをおまけしてくれました。2階バルコニーに向かって、白い弾が飛んでいきました。
 思わず「楽しかったね」と声をあげるコンサートでした。

 若い女性が目立ちました。お目当てはピアノのCateenこと角野くんであることは明らかでした。
 アンコールのイタリア協奏曲はジャズの「PLAY BACH」さながらのノリでした。ものすいごい指の回転で、かのジャック・ルーシェよりもスピードでは勝っていたでしょう。ただただあっけに取られました。

 パンフレットは2種類あり、Cateenが大きくデザインされている方が人気のようでした。
 女性指揮者のオルソップは、端正な指揮とチャーミングな所作で魅了しました。

 「大入御朱印」なるものが売り出されていました。

 ホールを出ようとしたとき、紙袋を手渡されました。公演のスポンサーだったのかヒガシマル醤油のうどんスープなど4箱詰め合わせでした。コンサートでこんなおみやげって、たぶん初めてでした。
 うどんスープは1箱8食入り。それが4箱もあり、全部で32食分。毎日うどんでも1カ月かかります。

 ザ・シンフォニーホールは久しぶりでした。よく響く素晴らしいホールだと改めて実感しました。
 1982年に開館したとき、報道陣へのプレビュー取材で「残響時間 2秒」を体感したことを思い出しました。

まだ酷暑の大文字山から裏大文字 熊ファミリー、鹿親子を追う

 京都の東山に「大」の字を描く大文字山から、北山麓の裏大文字を巡りました。こちらには熊ファミリーや鹿親子のピークが連なります。
 京都五山送り火、大文字の火床中心にある金輪の前です。スマホ登山アプリのYAMAPピークの一挙11座制覇を目指す山友と巡りました。
 もう9月も中旬だというのに、まだまだ酷暑の1日でした。下山後は銭湯に直行。「おつかれ生」の定番コースに突撃しました。

 曾孫熊山でYAMAP400座達成となったIちゃんを祝いました。

 わたしは素麺と氷を準備。大文字山の山頂でいただきました。

 裏大文字の後は、裏寺町(四条河原町近く)に行き、3軒目の居酒屋で席を確保しました。まずは乾杯~!! 

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地元・島本の2峰 大沢山から釈迦岳へ

 大阪50山の制覇を目指している山友につきあって地元・島本町の最高峰、釈迦岳(630.8m)に登りました。
 展望が素晴らしい大沢山を経由し、ここが友のYAMAPピーク800座達成となりました。300にも達していないわたしとは、えらい違いです。
 おまけにこの暑い夏、ほとんど歩いていないわが身にはなおも続く暑さが応えました。ポンポン山へのピストンは遠慮しました。それでも下山後の「生」はサイコーでした。

 【2024/09/12 09:25】
 阪急・東向日ではるばる三田からやってきた仲間と待ち合わせ、バスで善峯寺までやってきました。
 まずは西山古道を進みました。

 西国札所の善峯寺です。紅葉のシーズンには間がありそうです。

 直射の少ない道はありがたいです。

 この辺りは、6月にはクリンソウで埋め尽くされます。

 大沢峠で休憩です。汗びっしょりです。

 大沢山まで登ってきました。

 3年ほど前にネーミングされた、皆さんがご存知のない展望台です。

 見晴らしは抜群です。残念ながらわたしの住む水無瀬は手前の山の陰です。

 このシーズン、花はあまり咲いていません。

 釈迦岳まで登ってきて軽い昼飯休憩となりました。わたしは暑さが応えて、もうバテバテでした。

 ポンポン山に向かう仲間と別れて、わたしだけはここから善峯寺に下山しました。

 思いのほか早く下山してきた仲間と予定より1時間早いバスで下山。阪急・東向日で駅前の餃子の王将に直行しました。

 まずは餃子から。

 あれこれと食べ、飲みました。友がサービス券をもっていたとはいえ、1人1600円というリーズナブルな勘定でした。

自分でつくる ファビオ飯の「揚げ茄子と茗荷のパスタ」

 イタリア料理人・ファビオ飯のYouTubeを見ていて、食べたくなりました。ナスが無限に食べたくなる!という「揚げ茄子と茗荷のパスタ」です。
 和風味です。イタリアンに不可欠なトマトや緑黄野菜は使っていません。地味な醤油色で映えません。
 でも味は抜群です。どこにいるのかわからないミョウガと大葉がいい香りです。

 ファビオが「パフパフ」と表現しているナスです。言葉の通りに柔らかくて、いくらでも食べられます。

 お相手は「マルエフ」です。

 2本のナスがペロリでした。

大阪・梅田 平和樓の鶏のから揚げ天津飯

 梅田に出かけた某日の昼飯です。何年かぶりに新梅田食道街でいただきました。町中華の平和樓です。
 ここに来れば天津飯でしょう。鶏のから揚げとのセットが、今どきうれしい850円です。
 白いご飯の上に、フワフワ玉子とトロリとしたうまい餡がかかっているだけです。 

 ひと口すすり、後は流し込むように。合い間にから揚げで口直しして。その繰り返しです。

 雑誌の写真が掲げられていました。そのままこちらの天津飯です。皿が同じです。

 円卓をパーティションで区切って4人掛けになってます。
 灰皿(喫煙可)が載っているのが、これだけはご勘弁願いたいところです。

 後で入って来た客に、先に皿が運ばれました。それに気づいた女将が、「ごめんね。わたしが間違えました」と、何度も謝ってくれました。

 隣の筋にある立ち飲みバー「北京」に通った独身時代から、こちらもあったような気がします。

 平和樓
 06-6311-4704
 大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街 1F

京都・下鴨 「旨味ひとつ」の薬味うどん

 京都コンサートホールでの反田恭平&JNOのコンサートの前に食べた昼飯です。ホールに近いうどんの「旨味ひとつ」です。
 「薬味うどん」(1485円)と「ミニ丼セット」(385円)のたまごかけをいただきました。
 大きな器にミョウガやあおさなどの薬味がトッピングされた冷たいぶっかけうどんです。つるりとのどを滑りました。うまみを感じました。

 自慢の昆布出汁を注ぎました。
 

 きしめんのように扁平なうどんです。そこそこもっちりとして食べやすいです。

 フワリとした卵が甘くて、ご飯がペロリでした。

 奥さまはたまごとじです。出汁で勝負をしているのがわかります。七味などは置いていません。

 利尻島昆布を使っているのが売りです。

 価格設定はちょっぴり強気です。それにしても1000円オーバーがあたり前になりました。

 京都府立大学の前にあります。わたしの実家から歩いて5分ほどのところです。でもわたしが住んでいたころには存在しませんでした。
 8年前にできたそうです。

 旨味ひとつ
 075-702-7006
 京都市左京区下鴨萩ヶ垣内町40-4

京都コンサートホール 反田恭平&JNO 2024 Summer Tour

 京都コンサートホールで反田恭平率いる「Japan National Orchestra 2024 Summer Tour」を聴きました。連日のコンサートでした。
 前から9列目という絶好のポジションです。反田くんがベートーベンのコリオラン序曲と交響曲第2番を振りました。JNOも遂にフル編成のシンフォニーを響かせるまでに進化しました。
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、反田くんの弾き振りです。堂々のエンペラーでした。ホールのピアノがあまり響かず、フォルテがバシャバシャと聴こえるのは残念でした。このホールのピアノはなんとかしてほしいですが、そんなことは苦にもしない反田くんの音色に引きずり込まれました。

 アンコールは、2つのホルンと弦楽器のための六重奏曲でした。かわいさにいつも目がいってしまうホルンの鈴木優ちゃんです。小さな体から流れ出す柔らかいメロディーにほれ込みました。

 チケットは完売でした。
 京都コンサートホールは、わたしが育った家から歩いて10分ほどの地元です。ホールの響きも、ピアノの音色もイマイチなのが元京都府民としては残念でなりません。

 演奏終了後、サイン会が行われました。長い行列ができました。

 反田くんは、ひとりひとりと愛想よく話しながらサインに応じていました。

 奥さまも反田くんにウイーンのカフェで出会ったことを話したそうです。

 コンサートマスター(ヴァイオリン)の岡本誠司さんのサインもいただきました。

 CDに記念の2つのサインが並びました。

 開演前にホールの前を歩いていると、目の前に紙コップを手にした反田くんがいました。仲間が弁当を食べていました。

 半パン姿でリラックス・ムードが漂っていました。

いずみホール 大阪バッハのヘンデル「メサイア」と軽く一杯

 大阪・住友生命いずみホールで大阪バッハ合唱団のヘンデル「オラトリオ メサイア」を聴きました。
 外の暑さに負けじと、こちらも熱気あふれる演奏でした。ソロの3人が、三者三様にこれまたすごいエネルギーを放出しました。指揮兼テノールの畑儀文さんも、バッハのエバンゲリストでは出さないテノールを披露してくれました。
 奥さまも歌っていた合唱も、早いテンポに心地よく乗っていました。
 途中のハレルヤ・コーラスが終わると、思わず拍手が沸き上がりました。異例のアンコールで再びハレルヤが会場の大合唱(わたしは歌えません)ととも響き渡りました。

 たまたま出会った奥さまのお友だちと帰りました。JR大阪駅直結のKITTE大阪に行くというので、ご一緒して地下のイタリアンバル「コロッセオ バル」で乾いたノドを潤しました。

 よく冷えたシャルドネにほっとしました。

 小エビのグラタンもおいしかったです。

 KITTE大阪は相変わらず大混雑でした。

 コロッセオ バル
 06-6690-8338
 大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪 B1F

山と飲み会 観音山からごろごろ岳 そして「どんがめ」へ

 9月になっても、まだまだ暑い1日でした。
 山と飲み会の仲間と、六甲山東部の観音山からごろごろ岳、ガベノ城と歩きました。
 下山路は岩ゴロゴロの想像以上の悪路でした。追い打ちをかけるような舗装路の照り返しに降参しました。
 西宮北口の昼からオープンの居酒屋「どんがめ」に逃げ込んで、ほっとひと息つきました。

 麓の鷲林寺からまっすぐパノラマコースを登りました。

 ごろごろ岳で三角点タッチです。
 昔は標高が565.6mでした。だから「ごろごろ」でしたが、現在は30cm低くなってます。

 乾ききったノドに、最高にしみわたる生です。

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