日: 2019年9月21日
ベルリン・フィルハーモニー ベルリンの音と天女の響き
ベルリン・フィルハーモニーの響きに酔いました。
シベリウスの交響曲第1番が終わり、拍手に包まれたフィルハーモニーです。フィンランドのフィルハーモニー初登場の指揮者、Santtu-Matias Rouvaliが、コンサートマスターの樫本大進と握手したところです。
やはりベルリンの音です。管がさえわたり、弦がまろやかに包みこみます。最初に聴いた時ほどの感動はありませんでしたが、旅のフィナーレにふさわしい夜となりました。
ラベルのピアノ協奏曲は、アリス・紗良・オット。ミュンヘン生まれの母親が日本人ということで、それだけに親近感がわきます。
ステージには裸足で登場。金色のラメのドレスが細い体に光ります。
演奏は、シャープで繊細でした。舞台を降りるときは、ひらりとまるで天女のよう。モデルのような美しさにいっぺんにファンになってしまいました。
記念にCDを購入しました。
【追加画像です】
この夜は、カメラは持参しませんでした。すべてスマホでの撮影です。
ポツダム・プラッツのSONYセンターの裏へと進むと、フィルハーモニーの黄色いホールが見えてきます。ワクワクとする瞬間です。
今回は、裏口から入りました。
開演には時間があります。当日券の窓口には行列ができてます。
わたしたちの席は、前から5列目です。ネットで予約しました。
休憩時のロビーです。
感動の時間を過ごしました。玄関から別れを告げました。
ベルリン シュプレー川の遊覧船に乗る
ベルリンを流れるシュプレー川の遊覧船に乗りました。これまで2回のベルリンはどちらも雨。遊覧船日和ではありませんでした。
1時間のクルーズで、博物館が集結した博物館島やベルリン大聖堂を川面から見上げました。
フリードリッヒ・シュトラーセでSバーンを降りて、シュプレー川に向かいます。橋まで来ると、遊覧船乗り場があちこちに見えます。11時30分発と看板の出ていた乗り場に向かいます。
1時間ツアーの乗船料は1人15EUR。料金表には出てませんが、「DO you have a senior ticket?」と聞いてみると、15%引きの12.8EURとなりました。トクした気分。
乗り込んだときはガラガラだった遊覧船も、かなりの席がうまります。
いざ出航。
振り返ると「ホテル メリア」がそびえています。ここは最初にベルリンにやっていた時に泊まりました。シーズンオフの6月だったせいか1泊100EURの格安料金。おまけに1EURがたったの100円という円高の時代でした。もう、こんな高級ホテルには泊まれません。
上部にドームのような展望スペースをかぶったドイツ議会です。ということは、すぐ横がブランデンブルク門です。
地球温暖化への対策を求める抗議活動が行われていて、橋の上はプラカードを掲げた人たちの行列が。ブランデンブルク門の前には主催者の推計で8万人が集まったそうです。
Sバーン(国鉄の近郊路線)のフリードリッヒ・シュトラーセ駅です。
博物館島の先端にあるボーデ博物館です。
向こうにテレビ塔がそびえます。
「ペルガモンの大祭壇」があるペルガモン博物館の裏側は、工事中です。
1時間、退屈せずにあちらにこちらにとレンズを向けました。歩き疲れることもなくベルリン名所を巡るのに最適です。