柳谷観音 雪の花手水

 柳谷観音に参りました。眼病平癒の祈願所として1200年にわたって信仰をあつめてきました。きのう17日の縁日は、にぎわったようです。薄い雪を覆ったきょうは、誰とも出会いませんでした。
 雪の手水鉢を撮影するのも目的。書院の庭の手水鉢には、バラの花が敷き詰められています。

 ちょっと場違いな感じもしますが、天使がたたずみます。

 もう一つの手水鉢です。冷たい水がしたたります。

 椿の花が、雪をかぶっています。

 午前9時の開門前に着くと、本堂などの瓦が白く薄化粧していました。

 帰るころには、雪も消えていました。
 歩いても行けますが、寒さに降参しました。わが家から車で15分ほどのところです。

 柳谷観音楊谷寺 
 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
 075-956-0017

わが家の胡蝶蘭 2020 その2

 わが家の胡蝶蘭が開花して1週間。3つの株に4つの花が咲きました。

 ハードオフで買ってきた中古LPを聴きながらの撮影です。
 アルビノーニの「2つのトランペットのための協奏曲」。モーリス・アンドレのトランペットが冴えわたります。

自分でつくる 濃厚味のトマトソース・パスタ

 雨が降っています。きょうはお散歩を止めて、バッハを聴いてます。さしずめ「晴歩雨聴」です。
 昼飯は、これまた定番のパスタです。小分けして冷凍されていたトマト缶、ベーコンとタマネギで濃厚味のパスタができ上りました。これは、「自分でつくる」の中では上位にランキングされる味となりました。

 湯で時間13分の太いパスタです。
 鷹の爪を鍋に放り込む時間を調節したので、いい辛さで落ち着きました。

歩いて昼飯 西国街道を10キロほど~回転寿司

 「ちょっと歩いてくる」と家を出ました。それが、10キロくらいは歩くかとなって、西国街道をつかず、離れず京都方面に。向日市の一文橋近くにある「回転寿司喜楽 一文橋店」で昼飯となりました。
 阪急西向日で10キロオーバーとなり、ここまでとしました。

 寒ブリにイカ3種など250円皿3枚、120円皿2枚でした。どれもなかなか新鮮で、うまかったです。

 回転寿司喜楽 一文橋店
 075-925-5008
 向日市上植野町堂ノ前14-1

 途中の大山崎町内で、JR京都線の小さなトンネルをくぐりました。

 「ねじりまんぽ(マンポ)」といって、壁面のレンガがねじれるように並んでいます。


 

 おとなは、かがまないと歩けない高さです。

 ねじりマンポの説明です。

 「調子八角」は、西国街道の京の東寺口から2里にあたり、一里塚があったそうです。
 京都縦貫道が頭上を通り、阪急京都線には西山天王山駅ができて、あたりはすっかりと変わりました。
 カメラのダイヤルがずれて、モノクロになっていました。

 10.64km、17264歩、2時間48分(昼食を含む)の行程でした。

歩いて昼飯 京都・大山崎 「Relish食堂」のオーガニックビール

 春がやってきたような暖かな一日でした。ダウンジャケットは着ずに、セーター姿で昼飯後の散歩に出かけました。こんなのも「歩いて昼飯」のカテゴリーにありとしておきます。
 お隣の大山崎まで歩いてきました。「Relish食堂」にはいり、よく冷えたオーガニックビールで喉を潤しました。
 奥さまは、自家製のシフォンケーキと紅茶です。ウィーンで飲んだ「Haas & haas」と同じ香りだそうです。

 サンサン・オーガニックビールは長野県軽井沢町のヤッホーブルーイング産です。国産の小麦やホップを使用とのこと。渋みの効いた爽やかな味わいです。

 壁に、要予約の「如月のランチ」の説明や、レシピが書かれています。

 明るい窓際です。向こうのコンクリート柱は、新幹線です。

 レリッシュ食堂 (Relish食堂)
 080-2522-4468
 京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田20-14 1F

 行きの道すがらです。 
 メジロが2羽、ピラカンサスに止まっています。

 あわてて望遠レンズをつけましたが、ピントが甘いです。

 梅は、もう満開です。

 スイセンもあちこちで咲いています。

 帰り道、久しぶりにJR大山崎の前にある「Relish」に寄りました。「Relish食堂」と同じ女性の店です。

 きれいな器や生活雑貨が並んでいます。

 水無瀬に戻ってきて、「いちまる」で豆腐を購入。夕食は湯豆腐をいただきました。

 歩行距離は7.54キロでした。
 スマホにインストールしたアプリ「MapMyWalk」が、軌跡をきれいにトレースしてくれていました。ウォーキングの記録はこれを使います。

歩いて昼飯:食 京都・衣笠 「ムジーク」と「無限洞」

 「歩いて昼飯」のその1のターゲットとしたのが、一度、訪ねたいと思っていいた京都・衣笠の音楽喫茶「ムジーク」です。
 正面の大型スピーカと向き合うように座ります。「カフェオレ」(450円)を頼むと、パンケーキもついてきました。

 憧れのTANNOY(タンノイ)の、それもWestminster GRF Memory HW です。堂々としています。
 そこから出てくる音はー。CDからヴァイオリンが流れていました。それほどボリュームは大きくありません。それなのに、なんという弦の高音でしょう。ピーンと張りつめています。
 次のCDは、バリトンでした。まぎれもなく人の声が朗々と聞こえました。

 TANNOYを駆動しているのが、UESUGIのモノ・パワーアンプ、「U・BROS-11」です。EL34(6CA7)のパラ・プッシュです。余裕の出力なんでしょう。

 プリアンプとCDレコーダーは、ともにLUXMANです。

 わたしの部屋にも、末弟のTANNOY ⅢLZがいますが、あまりの違いに呆然です。

 昔の京都には、大好きだった高瀬川沿いの「みゅーず」や、高野悦子の「二十歳の原点」にも登場する荒神口の「しあんくれーる」とか、あちこちに音楽喫茶がありました。それが今では、ネット検索してもひっかかるのは私が高校生時代に初めて入った出町柳の「柳月堂」とここくらいです。

 ネット情報では、ランチもあるようでしたが、きょうは午後1時からの喫茶のみの営業でした。

 ムジーク
 075-464-9931
 京都市北区小松原北町30-5

 昼飯を食べたのは。「ムジーク」から北へ10メートルほどにある「(むげんどう)」です。
 「おろしハンバーグ定食」(並、700円)です。ミニもあります。

 ポン酢をかけていただきます。そのデカいこと。ご飯も大盛りで、ちょっと残してしまいました。
 なるほどボリュームともども「学食価格」です。すぐ近くが立命大衣笠キャンパスです。

 こちらも、アップライトピアノの上の古いPanasonicのスピーカーが、渋いジャッズを流していました。

 ログハウスのうような素敵な外観です。

 無限洞
 075-463-1746
 京都市北区小松原北町30-1

歩いて昼飯:歩 静かな京都~嵐電を歩く

 「歩いて昼飯」というカテゴリーをつくりました。文字通り、歩いて昼飯を食べに行った記録です。
 アスレチック・ジムのベルトの上を汗をかきかき歩いているのもいいですが、同じ歩くなら外に出ようというわけです。10キロほどは歩いて、おいしい昼飯もいただく計画です。
 その1は、京都・衣笠にある音楽喫茶「ムジーク」でクラシックを聴きながらランチをと、歩行距離を考えて阪急・嵐山からスタートしました。
 いざ、歩き始めると、ずっと横を走る嵐電(京福電鉄)のことばかりが気になって、いつの間にか「鉄ちゃんになる」になってました。
 嵐山本線と北野線が分岐する「帷子ノ辻」です。難読駅名です。嵐電で最もポピュラーなモボ611、621型ですが、3両が並びました。左端は本線を四条大宮に向けて発車したところです。右の2両は、北野線の白梅町行きです。 

 「嵐電嵐山」です。いつも観光客で大混雑しています。それが、ホームの向こうの足湯まで、人影がありません。
 ヒマそうにしていた人力車のニイちゃんは「2月はこんなもんです」と話してましたが、それにしてもチャイニーズはもとより、日本人もいません。「人影が消えたというニュースで、かえって見に来る人もいますよ」。はい、わたしがそれです。

 「車折神社」です。鳥居の前を通りぬける嵐電を、園児が見送ります。わたしの孫を見ているようです。

 「鳴滝」を過ぎると、桜並木の下を走ります。まだ開花には早いです。

 駅名は「〇〇」と括りましたが、読めますか?

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自分でつくる 風邪あけの「たぬき」

 風邪は治まりました。嘔吐を伴う微熱でしたが、それほど苦しさはなく、ただただ寝て過ごしました。
 お腹が空いた昼飯は、「たぬき」にしました。昨年の正月に風邪をひいたときも、治ったとたぬきを食べています。
 京都のたぬきは、きざみ揚げにネギが入ったうどんを、あんかけに仕上げます。大阪の「きつねそば」や、東京の「揚げたまうどん」とはちょっと違います。
 これは七味ではなく、すり生姜をたっぷりと盛っていただきます。体がホカホカとしてきます。
 2枚目の写真は、ピントがうどんではなく、丼の中に行ってます。「あとピン」という失敗作です。悪しからず。

 昆布だしに「京風だしの素」を小さじ1杯。ちょっと薄味だったので、薄口しょうゆと味りんを垂らしました。

 リビングのこたつに入っていただきました。
 左の窓際に、今朝、開花した胡蝶蘭などが並んでいます。

 ステレオ装置の中央の黒色が、新たに導入したネットワークプレーヤーです。これまでのものが故障してしまいました。
 これでバッハの音楽ばかり、宗教曲から器楽曲、カンタータまでをMCなしに垂れ流しているネットラジオ局の「Global Bach Community」を聞き続けています。

わが家の胡蝶蘭 2020

 わが家の、奥さま丹精の胡蝶蘭が開花しました。昨年より10日遅く、2年前より3週間以上も遅い一輪です。
 室温が上がっていないのか、まだ開ききっていないかのようで、レンズを向け難いです。

 午後になると、こんなに開きました。

 同じ窓際のデンドロビュームが、先を越して開花しています。

色の濃いもう一株も、間もなく開花でしょう。

茨木 キリシタン自然歩道を歩く

 茨木市北部の山間にある隠れキリシタンの里、千提寺(せんだいじ)辺りのキリシタン自然歩道を歩きました。
 トップの写真は、わたしのブログの「きょうの昼飯」さながらです。「縄文カフェ まだま村」で縄文定食を食べることも、楽しみでした。
 8キロほどのさして登りもなくて歩きやす、歴史と食に触れる道でした。、

 下音羽の高雲寺境内にあるキリシタン墓碑です。ほとんど読めませんが、上部にくっきりと十字が刻まれています。

 気持ちのよい自然歩道を下ります。きょうはいつもの女性5人と歩きました。

 「巨石の丘」という表示に、この日、ここだけの山道を登って行くと、巨石が並んでいます。岩の上で瞑想するのにぴったりです。

 【2020/02/08 09:38】
 JR島本で待ち合わせ、茨木から阪急バスで下音羽までやってきました。

 高雲寺へのまっすぐな石段を登ります。

 万両が真っ赤な実をつけています。

 大正11年に発見されたキリシタン墓碑です。慶長時代のものですが、発見されたときは、一方は手水鉢の踏み台に、他方は寺の靴脱ぎ石として使われていました。

 農道を忍頂寺に向けて下ります。

 古い案内杭に「キリシタン自然歩道」と書かれています。

 【10:09】
 東海自然歩道が横切る忍頂寺です。同じ仲間と、ここから東へ竜王山を越えて高槻まで、反対向きに箕面まで歩いたことがあります。

 バス道を離れて静かな道に入ります。

 土の上を歩くのは気持ちがいいです。

 静まり返った見事な竹林です。

 下調べはしていなかった「巨石の丘」の表示があります。「350メートルくらいなら」と進みます。

 ひと汗かいて到着した巨石群です。

 千提寺までやってくると、これまた下調べになかった古民家を改装したカフェ「The Forest of Arts MS Cafe」に出くわしました。

 庭には手作りのピザ窯があります。バーベキューセットやスモーク釜まで。

 出てこられた奥さんが内部を見せてくれました。素晴らしい空間です。
 静かなジャズが流れており、どこから鳴っているのかと探すと、梁の上に使っていない古い真空管アンプが載ってました。

 道を隔てた新築棟は、「一棟貸しの民泊にしようかと」。薪ストーブの暖かさがたまりませんでした。

【11:35】
 この日のお目当ての「縄文カフェ まだま村」です。縄文時代の竪穴式住居を模しています。解体した古民家20棟の古材と使っているそうです。

 地元産の野菜が彩りよく並びます。右は豆腐なんかを卵で包んで揚げてあります。
 おいしくいただきましたが、冷たい料理ばかりで、冷えた体にはちょっと残念でした。

 こんな山奥だというのに、実際には新名神ができて千提寺ICから5分ほどですが、予想外ににぎわってました。

 この囲炉裏を囲んで食べたかったですが、先客がいました。

 キリシタン遺物資料館を見学しました。内部は撮影禁止でした。
 教科書にも載っていた「聖フランシスコ・ザビエル像」はこの隣の民家で発見されました。
 

 現在は神戸市立博物館にあるザビエル像です。

 この民家のかまどの上の柱に縛り付けられた箱から見つかりました。

 キリシタン大名の福者、高山右近の像もあります。


 
 千提寺の辺りは、昔は閉鎖された山村だったのでしょう。そのためキリスト教信仰が営々と受け継がれてきたのでしょう。
 今は新名神高速が走り、千提寺ICもできてすっかり様変わりです。

 振り返ると、竜王山が臨めます。

 【13:51】
 大岩八幡神社には、立派な五輪塔があります。

 【14:16】
 舗装道を下ってきましたが、天気も陰ってきて寒いので、サニータウンの団地入口にあるバス停をゴールとしました。

 バレンタインデーが近いです。「いつもあちこち、連れて行ってくださって」とチョコレートをプレゼントされました。ありがとうございます。

 わたしは道中の後半から気分が悪くなり、ついには嘔吐、発熱となりました。帰宅後は、何もせずにベッドへ直行。ポカリだけ飲んで1日を過ごしました。まだ微熱が下がりませんが、こたつで暖かくして、ノートパソコンからアップしました。