京都を歩く 御土居を巡る 北大路~九条

 豊臣秀吉が京の都をぐるっと取り巻いて築いた御土居を巡るウォーキングの続編です。東側から南へと、現在の地名では北大路から賀茂川-鴨川とほぼ並行する河原町通を京都駅まで、さらに南辺の九条通まで歩きました。
 早くから市街化が進んだ地域ですので御土居が残るのは紫式部ゆかりの盧山寺だけでした。
 今出川を横切る出町には京七口の一つ、大原口を示す立派なの道標が立っていました。ここは若狭から続く「鯖街道」の終点でもありました。
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京都・烏丸御池 「屋台居酒屋 やたいや」の鯖きずし

 寒い京都を歩きました。締めの一杯です。
 北大路で地下鉄に乗りました。四条烏丸あたりで一杯やるつもりでした。ネットで検索しましが、適当な店がヒットしません。昼飲みできる店が限られているのです。ひと駅手前の御池で下車して入った「屋台居酒屋 やたいや」です。
 ズラリと並ぶメニューの短冊から目についた「鯖のきずし」です。
 よく締まっています。適度に酢が回っていて、醤油やワサビは不要でした。

 とりあえずの生中とポテサラです。寒い中とはいえ、汗をかいてました。冷たい生がうまかったです。

 追加は同じジョッキですがハイボールです。

 ホルモン野菜炒めも頼みました。

 プリプリの塊りが、口の中でジュワーッと脂になります。たまにはこんなのもいいものです。

 午後2時前です。さすがに客は向こうのテーブルの4人組と、カウンターの反対側の端の一人だけでした。
 お代は2000円ちょっととリーズナブルでした。

 屋台居酒屋 やたいや 烏丸店
 075-223-6636
 京都市中京区姉小路通東洞院東入ル笹屋町446-2 井上ビル 1,2F

京都を歩く 御土居を巡る 西院~北大路

 天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、京の都の改造計画の一つとして築いたのが都を取り巻く「御土居(おどい)」でした。北は上賀茂から鷹峯、西は紙屋川、南は九条通、東は河原町通まで、総延長は22.5キロに及びます。それを秀吉は天正19(1591)年に2~4カ月で完成させました。
 その土塁の一部が残っていて、9ヵ所が国の史跡に指定されています。
 寒い京都を御土居に沿って巡りました。

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自分でつくる 刻みきつねパスタ

 冷蔵庫をのぞくと、京都・北野のとようけ屋のおいしい「おあげ」が残っていました。この揚げで「きつねうどんでも」と思いましたが、出汁からとるのはちょっとハードルが高いです。慣れたパスタにしました。「刻みきつねパスタ」です。
 揚げが、ちょっと甘めに仕上げた出汁を吸ってうまいです。パスタも出汁の中でうまく茹で上がっていました。
 タバスコではなく、七味で仕上げたパスタって、初めてでしょう。 

 ワンパンで仕上げました。
 フライパンに昆布出汁をいれ、白だし、鰹節、醤油、味りん、酒、塩、オリーブオイルをいれて沸騰させます。
 パスタを投入して、汁気がなくなるまで煮込みました。
 途中で、刻んだ揚げ、キノコ、九条ねぎを放り込みました。

 用意したのはこれだけ。食後の皿洗いも簡単でした。

京都・下鴨 「うどん あおい」のおうどんと天ぷらの盛り合わせ

 京都に出かけました。きょうは歩きではなく、クルマです。駐車場があることを思いだした下鴨の「うどん あおい」で昼飯です。
 「おうどんと天ぷらの盛り合わせ」(1100円)の「かけ」を頼みました。大きくて底も深い丼に入ってます。うどんが少ないといったことはありません。
 もちもち、ふにゃふにゃな柔らかい京都のうどんです。出汁が効いてます。大量の鰹節でしょうか。それとももっと濃厚な削り節でしょうか。ついてくる木製のさじでは追い付かず、丼をもちあげてすすってしまいました。

 天ぷらも立派です。エビは大きく、太いです。3口くらいかかります。白魚(ワカサギ?)や薄く切られた野菜もカリッと揚がっています。

 前の席の女性3人組が立たれた間に撮影しました。すぐに女性2人組が2組入ってきました。行列ができるほどではありませんが、適度に込んでいます。

 北大路通に面した店です。すぐ近くにわたしの母校の葵小学校があります。

 うどん あおい
 075-277-4754
 京都市左京区下鴨高木町31-1

 知人からの書き込みに、「♬プラタナスの枯葉舞う冬の道で・・・懐かしいですが、京都の街路樹からプラタナスが消えましたね」と書いたばかりです。
 でもこの老木はプラタナス(鈴懸の木)ではないでしょうか。樹皮からするとトウカエデでしょうか。枯れ残った小さな葉っぱを見上げました。

京都・裏寺町 「居酒屋 むぎ」のおでん

 きょうも京都を歩いた後の一杯です。
 ネットで調べた裏寺町の立ち飲みスタンドへ直行しましたが、まだ開店前でした。辺りを歩いて2時の開店直後の「居酒屋 むぎ」です。もちろん一番乗りで、最後まで独りでした。座って飲みました。
 カウンターの前の鍋から蒸気が出てました。おでんです。ダイコン、厚揚げ、ジャガイモを頼みました。寒い日には、温かいのが何よりです。 

 外は寒くても、とりあえずは生中です。

 「豚 にら もやし」です。ちょっと変わった味付けですが、うまいです。味噌がはいってそうです。それに甘いです。味りんをかけているのが見えました。

 角ハイボールにはまってます。

 ピーマンかと思いましたが、万願寺唐辛子のようです。焼いてもらいました。

 醤油味が落ち着きます。日本人です。

 レトロな店です。鏡に、カメラを構えるわたしが映りこんでいます。
 わたしと同年代と思われる男性2人がやってられました。

 居酒屋 むぎ
 075-221-6845
 京都市中京区裏寺町通四条上る中之町573

京都を歩く 金閣寺から銀閣寺へ

 積雪の金閣寺は昨日だけだったようです。でも寒い京都を歩きました。
 金閣寺から鞍馬口通りを東へ。船岡山に登り、賀茂川を渡る出雲路橋では雪をかぶった比叡山を仰ぎました。下鴨神社を抜けてさらに東鞍馬口通へ。疎水沿いを銀閣寺まで、GPSアプリのYAMAPでは計ったように10キロちょうどのウォーキングでした。
 金、銀には、さして意味はありません。
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自分でつくる 煮込みハンバーグのリメーク・ワンパン・パスタ

 おいしい煮込みハンバーグがあったのでレンチンして、ワンパン・パスタに添えました。
 茎ブロッコリーも同じフライパンで茹でて、彩もアップです。

 肉のボリュームもあって、お味はすでに決まっているのですから、失敗のしようがありません。

 フライパンにオリーブオイルを垂らし、ニンニク、タカノツメと、いつものスタートです。
 水をパスタ重量の3.5倍ほど投入します。パスタを入れて茹でます。塩もひとつまみ。後は煮汁がなくなるまで煮込みます。
 茎ブロッコリーも放り込みました。
 煮汁がなくなったころに、ちょどミディアムに仕上がってました。最後にオリーブオイルを追加しました。

 洗う鍋が一つ少ないだけで、あとの始末が楽でした。

京都駅 「天空の立ち呑み とさか」で明るく飲む

 京都を歩いた後の恒例は、立ち飲みスタンドでのひと時です。
 京都駅前の「天空の立ち呑み とさか」です。立ち飲みといえば、路地裏や地下街の隅といったイメージがつきまといますが、こちらはビル4階です。明るい窓の外は、京都の市街です。といっても見えるのは北西の一角だけですが。
 アテは「オイルサーディンのアヒージョ」です。缶詰にニンニクとタカノツメを載せて、温めてあります。太いイワシがうまいです。

 ついてきたバケットをオイルに浸します。これがまた、たまりません。

 とりあえず生中のお相手は、ポテサラでした。
 プチプチと歯触りの良いタラコ?なんかがが載っていて、おしゃれです。

 お替りは「角ハイボール」です。

 「タコス風 生ピーマン」です。
 孫娘が、じーじの食べるピーマンにえらく興味を示したので、またも頼んでしまいました。

 鶏つくねかなにかを載せていただきます。シャキッとしたピーマンがやっぱり好きです。

 明るい店です。そんな時間だからで、他に客は1人だけでした。

 ビルの4階ですが、もちろんエレベーターがあります。赤い屋根がとさかですかね。

 天空の立ち呑み とさか
 075-746-5929
 京都市下京区室町通木津屋橋下ル東塩小路町579-24 4F

京都を歩く 市電の残影~北野線

 あすからは寒くなりそうという天気予報です。その前に京都を歩きました。
 テーマは「京都市電の残影」です。20年ほど前に、路線跡や保存車両を見て回ったことがあります。このブログにも、その記録は残っています。
 北野線は京都駅から北野天満宮まで6.3キロをを結んでいました。昭和36(1961)年に廃止されるまで狭軌のままで走っていたチンチン電車です。
 路線跡をもう一度、歩いてきました。

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