DAHONで走る 橋本の遊郭跡から山田池公園のショウブ

 折り畳みの小径自転車、DAHONで走りました。
 このところ、京都北山を一緒によく歩いているCさんに誘われました。DAHONを2台並べてのサイクリングでした。木津川、宇治川、桂川の川が合流するあたりの背割り堤でちょっと休憩です。桜並木の名所ですが、静かでした。
 コースは、阪急・水無瀬から時計回りに大山崎-八幡-橋本-牧野-山田池公園-宮之阪-枚方-枚方大橋-水無瀬と全長38.9kmに達していました。山田池公園のショウブが満開でした。

 京阪の線路わきにある橋本遊郭の歌舞練場(?)だった立派な2階建てです。ツタに覆われて朽ちようとしています。
 学生時代は、京阪特急で通学してました。毎日、ここを通ってましたが、知りませんでした。

 橋本遊郭の当時の建物が残っています。玄関に立派な浮彫の欄間がかかっていました。

 これが「飾り窓」です。きれいどころが嬌声を振りまいたのでしょう。窓の覆いは後世のものでしょうか。

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京都西山 柳谷観音のあじさいウイーク

 日差しもこぼれるようになった午後。米朝首脳会談もワーキングランチに入ったことなので、テレビを離れて柳谷観音楊谷寺に行きました。クルマで山道を登ること15分ほどです。
 「あじさいウイーク」(7月1日まで)が始まったばかりですが、白、ピンク、ブルーといろんな色のあじさいが咲き競ってました。ベンチの背面に、ハートの穴が開いてました。

 「押し花朱印」(500円)をいただきました。愛染明王のご朱印とあじさいの押し花をあしらったあじさいウイーク限定です。縁結びとは、もうご縁はありませんが…。
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管球EQアンプとECC83の昇天

 ピエール・ピエルロのオーボエが心地よく響きました。チマローザのオーボエ協奏曲なんかが入った仏・エラート版のLPに針を落としました。
 「チャルメラみたい」と、以前の装置から出た音を奥さまに評されて以来、眠らせていました。
 EQ(イコライザー)アンプをまたまた作りました。LPの録音特性にあわせて高低音のバランスを調整するアンプです。このところ電子デバイスのOPアンプでつくってましたが、今回はこりもせずに管球式です。これでEQ-コントロール-メーンとすべてが管球式アンプになって、とりあえずはまぎれもんもがない真空管の音になりました。

 マランツの#7という往年の名器のEQ部のコピーです。そのままコピーできればいいのですが、3球管のNFという、ちょっと再現が難しい回路です。
 大学生のときに、初めてEQアンプをつくったときも、この回路は敬遠してクワードの#22にしました。以来、半世紀ぶりに#7への挑戦でした。
 抵抗は、すでに製造中止となったリケノーム(1/4W型で充分なところを大型の2W型を使用しているところも)を使うなど、それなりの部品が並んでいます。

 初段には独・テレフンケン製のECC83(12AX7)という真空管をつかっています。プリントが消えてますが半世紀も前の製造で、お尻にダイヤマークもあるいまやヤフオクでも高価で取引されているお宝です。
 テスト段階ではいい音を出していたのに、突然、片チャンネルから音がでなくなりました。なんと1本のヒーターが断線していました。久しぶりのお役目にご老体は耐えられなかったようです。
 とりあえず互換球の独・シーメンス製E83CCを挿してますが、テレフンケンに未練が残ります。

 DENONのDL103という針で聴いています。MC型という形式で、MM型入力のEQアンプで使うには増幅用のトランスが必要です。
 これもタムラの古いインプット・トランスがあったので使いました。バランス入力という方式で、その結線のために2芯2軸シールド・ケーブルを入手しました。
 ネット通販で、何でも手に入る時代です。日本橋や、秋葉原まで出かけなくても、欲しいパーツはそろいました。

Bachfest Leipzig 2018 ネット中継で楽しむ

 Bachfest Leipzig 2018(バッハ音楽祭)が、今年もドイツ・ライプチィヒで始まりました。聖トーマス教会でのカンタータ・リングに鈴木雅明率いるBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)が登場しました。そのコンサートが、Bach-Archivでインターネット中継されていました。
 わが家のリビングで、居ながらにしてライプチィヒの夜を楽しみました。
 ノートパソコンでネット中継を受信。画像と音声をテレビ入力して、音声はさらにステレオに接続しました。大画面、大音量で臨場感もたっぷりでした。 

 ピストンのない古楽器のナチュラル・トランペットが鳴り響きました。

 カウンターテナーの青木洋也さんも歌ってます。
 10日昼前に記録画像を見ると、アクセス回数は早くも1万回に達しそうでした。全世界で注目されていたことがわかりました。

 2時間に及ぶ演奏が終わり、聖トーマス教会は大拍手に包まれました。

 6年前に、ここでBCJのマタイ受難曲を聴きました。あの時の感動がよみがえってきました。もう一度、行きたいです。

 コンサートは10日午前零時30分(日本時間)から始まりました。眠いのをこらえて待っていると、ご覧のような静止画像が。30分を数分過ぎたたところで聖トーマス教会のLIVEが飛び込んできました。
 ネット中継は、FacebookのBachArchivで見ることができます。
 https://www.facebook.com/bacharchiv/?fref=mentions

水無瀬川を自転車散歩 ビョウヤナギとかき氷

 折り畳み自転車、DAHONを引きずり出して散歩に出ました。まずは自転車を押して、近くの自転車屋さんまで。タイヤがぺちゃんこでした。おっちゃんが、タダで空気を入れてくれました。
 のんびりと西国街道を走りました。水無瀬川の堤防上をいくと、黄色い花が咲いてました。いっぱいについているおしべが印象的です。

 島本町の花はヤマブキです。色は似てますが、シーズンも葉も違います。ビョウヤナギでした。美容柳とも、未央柳とも書くそうです。

 後ろに写っているのがDAHONです。

 土手は、こんな花でいっぱいでした。

 土手を下ったところに、「かき氷」の幟がはためいている店がありました。民家の前庭にビーチ・パラソルを掲げただけの感じです。
 ちょっと汗もかいていたので休憩しました。かき氷は300円です。でも、「初回半額券」というのをその場でいただき、さっそく適応となって150円でした。シロップは、レモン、メロン、イチゴといろいろあって、ブルーハワイです。

 「うち、イモ屋さんなんです」というお母さんの言葉通りに、「冷凍やきいも」が載ってました。乾いた口に、甘いかき氷はうれしいです。

 おいものプーシャン
 075-961-0585
 大阪府三島郡島本町広瀬2-10-25

大阪・水無瀬 「天まる」の天まる定食

 旬の魚が自慢の地元・水無瀬の「天まる」です。「天まる定食」をいただきました。
 やはりおいしい刺身の3種盛りです。

 別皿でおくれて出てきた天ぷら5種は、揚げたての熱々です。

 デザートも出てきました。

 予約して開店(11時半)と同時にはいりました。すでに先客が。その後も、奥さまがたのお連れらがやってきて、「すみません、時間がかかります」とひとりで包丁を振るうご亭主が断りをいれてました。知人の家族の店です。繁盛していて安心しました。

 天まる
 大阪府三島郡島本町水無瀬1-708 水無瀬モール内
 075-963-2187

今夜の一献 檀流クッキング「イカのスペイン風」

 「このイカで何か作って」というのが、奥さまから出されたお題でした。コーラスの練習に続いてピアノ・レッスンとお疲れのご様子でした。
 冷凍ながら、立派なスルメイカでした。ゲソと胴を引き抜くと、立派なワタが出てきました。これは塩辛にしたいくらいです。
 檀一雄の「檀流クッキング」(中公文庫)の「春から夏へ」の項に「イカスペイン風」は登場します。スペインを食べ歩いた壇が、現地で食べ、学んだレシピです。ずっと昔に作ったことがあります。わたしのブログを検索して、レシピを確認しました。
 ニンニクも効いて、綿のうま味が際立ちました。ああ、ヴィーノ・ティント(赤ワイン)が欲しかったです。

 右下の皿は、サラダ風のキンピラです。ちょっと醤油が多すぎて、辛すぎました。色もインスタ映えには程遠く、まさにピンボケです。

 小さなひろうすと残っていたハチクの煮ものもつくりました。いい薄味で炊きあがりました。
 ちなみに、ひろうす、あるいは飛竜頭と呼ぶのは関西、関東ではがんもどきです。さっき、見ていたテレビでやってました。

 なんとか色彩があったのは、キュウリと人参の漬物です。
 奥さまもご満足の夕飯でした。

自分でつくる 日野菜漬けのチャーハン

 自分でつくれる昼飯といったら、パスタとチャーハンくらいのものです。まあ、みそ汁に玉子かけご飯も好物ですが。
 で、きょうはチャーハンです。自分で漬けた日野菜漬けを切り刻んで混ぜ込みました。適度な塩分がひきたちました。
 モズクのスープは、湯をそそいだだけの即席です。

 冷蔵庫を開けて、まずはハムを確保。野菜室から彩に赤ピーマンを4分の1ほど、レタスも2枚を手でちぎって準備完了です。

 マンションの大規模修繕で排水管の取り換え工事中です。トイレのくり抜かれた壁の向こうに、上下階を貫いて排水管と空気抜き管が走ってます。これを取り換えるのです。
 朝からバリバリとコンクリートを斫(はつ)る音がにぎやかです。きょうはトイレが使えませんでした。

自分でつくる アスパラガスのパスタ

 きょうもひとり、飽きずにパスタです。
 いただきものの自家製アスパラガスがありました。いつものようにペペロンチーノにしました。仕上げに鎌田の出汁しょうゆをかけて、ちょっと和風仕立てにしています。 

 乾燥なめこを戻して加えました。アスパラとベーコンとの三重奏です。

 なにも考えずにつくれる簡単レシピです。
 Cさん、アスパラ、ありがとうございました。庭の野菜の消化に困られたときは、いつでもお声がけください!

兵庫県最高峰 氷ノ山に登る

 氷ノ山(ひょうのせん)に登りました。兵庫・養父市と鳥取・若桜町との県境にある標高1,510mの山です。いつもの5人と、新しい仲間おひとりです。
 わが家から麓の登山口までは車で片道160キロほどもあります。誘われなくては、ここまでやてくることもなかったでしょう。
 よく晴れて、気持ちのよいカラッとした風も吹き抜けた頂上です。

 シーズン最後のイワカガミに出会うことができました。

 ドウダンツツジもきれいでした。灯台躑躅とも、満天星躑躅とも漢字表記するようです。

 なによりも美しかったのがこの緑でした。

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