宇治・炭山 基牛舎の「基牛舎のランチ」

 お彼岸でした。宇治・興聖寺に墓参りに出かけました。
 山の中を車で炭山まで走り、牛舎を改築したカフェ「基牛舎(もとぎゅうしゃ)」で「基牛舎のランチ(ドリンク付き)」(2200円)をいただきました。
 セレクトした豚カツは、熟成肉のロースです。箸で切れるほどの厚さで、あっさりとしていました。 

 食後のカフェラテは、ミルクたっぷりです。

 奥さまは「全粒粉入り自家製パンを使用したアボカドソースのオープンサンドセット」でした。きれいに盛られています。

  太陽光が控えめに入り込みます。

 牛舎だった建屋の骨組みは、そのままのようです。

 使い込まれた温かみのある椅子やテーブルが並びます。

 むき出しのスレート屋根にキャンドルライトが光ります。

 手洗いの光線が素敵。いびつなランプシェードが、壁に微妙な影をつくっています。

木工やガラスなどが並ぶギャラリーもあります。

 庭のトラック荷台で、ヤギが日向ぼっこです。

 金土日祝のみの営業です。

 基牛舎
 050-3696-1432
 宇治市炭山養老44

「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」を観る

 「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」を、京都・烏丸御池の新風館地下にあるUPLINK京都で観ました(17日)。
 スタニスラフ・ブーニンはロシア生まれのピアニストです。1985年のショパン・コンクールを19歳で征し、華々しくデビューしました。スラリとした体全体から発せられる超絶テクニックえを駆使したエネルギッシュな演奏は、それまでのショパン像を打ち破りまじた。
 おぼろげな記憶ながら、わたしも大阪・フェスティバルホールで聴きました。
 それから40年。「沈黙と再生」を追ったドキュメンタリーです。

 映画はショパン・コンクールでの熱狂を集めた演奏から始まりました。ハイスピードでバリバリと弾きまくるスタイルは、バブル経済の絶頂に向けた時代背景とも合致していたのでしょうか。
 ブーニンは旧ソ連という枠組みから飛び出しました。

 日本の音楽大学でも教鞭を取りました。その後の沈黙は、病と事故だったのです。

 ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生

 ブーニンの再生です。とはいえ60歳を前にしているとは思えない風貌でした。もう「別れの曲」は弾けないそうです。
 エンディングはバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」でした。一音一音にブーニンの思いが込められたような素晴らしい演奏でした。でも、わたしにはあまりに硬質な、金属的な音として聴こえました。わたしの耳はもっと穏やか、墨絵の世界に引き寄せられているのかと感じました。

 新風館は、元京都中央電話局のレンガ作りの洋館がリニューアルされた複合商業施設です。

京都・三条 イノダコーヒ三条店のオーバル

 久しぶりに座ったイノダコーヒ三条店のオーバルです。どーんと広がる楕円形の重厚な木製カウンター席です。1970年の開店以来、愛され続けきました。
 2024年のリニューアルで楕円形の長辺は延長されましたが、円弧の部分は昔と同じだそうです。
 大好きな空間が、そのままでした。

 ホットコーヒーとラムロックのセットです。 
 コーヒーは砂糖、ミルク入りがイノダのオリジナルです。でも砂糖は別にしてもらいました。角砂糖1個だけを入れました。

 ラム酒の香りが豊かです。甘さもほどほどで、おいしくいただきました。

 奥さまは、いちごモンブランでした。

 振り返ると広い店です。2階もできていました。

 ウイーンのカフェのように新聞が並んでいます。産経も。

 行列覚悟でしたが、時間のせいかすぐに座れました。

 イノダコーヒ三条店
 075-223-0171
 京都市中京区三条通堺町東入る桝屋町69

My memory 旅ランチ サンティアゴ・デ・コンポステーラのありえないランチ

 ポルトから歩き始めた3回目のカミーノ巡礼でした。14日目に聖地のサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着しました。
 町外れの韓国レストラン「NuMARU」でいただいたビビンバ定食です。
 久しぶりのおコメでした。カボチャの天ぷらも食べ慣れたお味でした。

 大聖堂前のオブラドイロ広場で出会ったばかりの若いお嬢さんを誘いました。巡礼のゴールの最高のシチュエーションでした。
 異国の巡礼路を独り歩いてきたものどうしが抱く親近感が、いつもの生活では「ありえないランチ」を演出してくれました。これもカミーノ・マジックだったのでしょう。 

 大聖堂前の広場に座り込んでしまいました。目の前に、ザックに日の丸をつけたお嬢さんが立ちました。思わず声をかけたのがはるかさんでした。

 サンティアゴ・デ・コンポステーラ NuMARUのビビンバ

 異教徒ではありますが、大聖堂のミサに参列しました。
 長い巡礼路を歩いてきたペレグリーノ(巡礼者)の身を浄めるボタフメイロ(香炉)がたかれました。 

 着いた!! サンティアゴ大聖堂

 大聖堂のボタフメイロ (再)

My memory 旅ランチ アルプスの湖岸、ペルティサウのチロル料理

 オーストリア・チロル地方にあるアルプス山中のアッヘンゼー(湖)の湖岸、ペルティサウのレストランです。
 急勾配をシュッポ、シュッポと登る蒸気機関車に揺られ、湖上を横切る観光船でやってきました。
 メニューの「Tyrolean Specialities(チロル料理)」から頼んだのは「Roast potetoes with fried egg and warm cabbege salad」です。ポテトとベーコンを炒めた目玉焼き添えが、フライパンごと出てきました。

 こちらは温キャベツ?
 どちらも安心のお味で、おいしくただきました。

 澄んだ空気と、スッキリとした白を堪能しました。

 満足の表情です。

 船乗り場近くの「Entners Wirtshaus am See」のテラスでいただきました。

 アルプス山中の湖岸の村 ペルティサウでのんびりと

 蒸気機関車に押されてアッヘンゼーへ

 

雲ヶ畑山歩き俱楽部 氷室から京見峠、長坂越

 「雲ヶ畑山歩き俱楽部」の例会でした。
 その昔。雲ヶ畑から京の都に花や柴を運ぶために往来した人々の道をたどります。氷室までの道は、昨年暮れに歩いています。その続きで、氷室から長坂越を下りました。
 京見峠の茶屋は閉じられて久しいです。軒下に置かれている床几に腰掛けて冷たいビールを飲んだのは、もう20年も前のこととなりました。 

 1周間前に下見をしてくれたメンバーによると、「イワナシが、もう咲いてるかもしれない」という話でした。
 期待しましたが、このところの冷え込みのせいもあってか、蕾は堅いままでした。

 ピークハントとは一線を画したグループです。でも、城山に回り道しました。

 長坂越を下り、鷹峯の千束まで降りてきました。
 このまま進むと、豊臣秀吉が築いた御土居の京七口のひとつ、長坂口に行き着きます。でも鷹峯をゴールとしました。

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「京童」と歩く 5日目 平野神社から上賀茂神社

 江戸時代の京都ガイドブック「京童」とともに歩くわたしの5日目は、平野神社から北野天満宮、今宮神社、上賀茂神社の8キロほどのコースでした。
 花粉症がひどくて鼻ずるずるでした。転地療法しようと出かけました。
 ここ数日の寒さにもかかわらず、平野神社の桜は膨らみ始めていました。もうすぐ春ですね。

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自分でつくる 焼き鳥缶でパスタ

 缶ビールのオマケでついてきた焼き鳥缶を見つけました。パスタのネタにしました。
 タマネギを炒めて、缶の中身を放り込んだだけです。醤油で味付けされています。ちょっと足りなきかなと、だし醤油を追加しました。
 まさに醤油色で映えませんが、お味の方は確かです。簡単な割に、こってり、いい味に仕上がりました。

 バギンボックス(箱ワイン)は、スペイン産ブドウのテンプラリーニョです。クセのないジュースのようなワインです。
 炭酸で割るつもりでしたが、飲み干したのか見つかりませんでした。ロックでいただきました。

 1人分の小さな缶です。

 タマネギとニンニクを刻んだだけです。

My memory 旅ランチ ハルシュタットを見下ろすテラス席

 「世界で最も美しい湖畔の町」と称される世界遺産のハルシュタットです。オーストリアのザルツガンマークートにあります。
 塩鉱へのケーブルカーで上がった山上のレストラン、ルドルフシュトルムのテラス席で食べたランチです。
 ブラートヴルスト(焼きソーセージ)にベーコンに⋯、めずらしく肉々しいプレートです。もうひと皿は?

 Zipferはウイーン生まれのオーストリアを代表するビールです。さわやかです。

 湖岸からせり上がる山腹にせり出したテラス席です。天気にも恵まれて最高の眺めでした。

ハルシュタット 「ベルクレストラン」にて

 湖岸からはケーブルカーで一直線に上がりました。右上の稜線近くに見えている白い点が、レストランです。

ケーブルカーからハルシュタット湖を見下ろす

亀岡・花明山植物園 白花猫の目草に会いに

 白花猫の目草(シロバナネコノメソウ)は咲いただろうかと、亀岡の花明山植物園を訪ねました。
 冬が戻ったような寒い日でした。それでもたった2輪でしたが、パッチリと目を開けていました。直径3ミリほどの小さな蕾は、あちこちで開花を待っていました。
 マクロ(接写)レンズをつけたデジカメを構えて、飽きずにシャッターを切りました。

 よく似た兄弟種にハナネコノメソウがあります。それとの違いは、花粉の色(白と黄色)や、葉にヒゲの有無だそうです。

 「しろばなねこのめさう」は、牧野富太郎の命名です。

 この後も、延々と春の花が続きます。

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