熊野・小辺路も3日目です。ルートは毎日、峠を一つ越えては次の集落へと下ります。この日は、三浦口から三浦峠を越えて、十津川温泉までの19.2キロの道のりでした。
三浦峠への登り道には、古道の石畳道が残っています。雨露に濡れてきれいに光りますが、スリップして歩きにくいです。
三浦峠直下から振り返る伯母子岳です。
この日もわたしのカメラはザックの中で、撮影は同行のSくんです。
熊野・小辺路も3日目です。ルートは毎日、峠を一つ越えては次の集落へと下ります。この日は、三浦口から三浦峠を越えて、十津川温泉までの19.2キロの道のりでした。
三浦峠への登り道には、古道の石畳道が残っています。雨露に濡れてきれいに光りますが、スリップして歩きにくいです。
三浦峠直下から振り返る伯母子岳です。
この日もわたしのカメラはザックの中で、撮影は同行のSくんです。
熊野・小辺路の旅のベストショットはこれでしょう。伯母子岳から三浦口に下る途中にある「上西家跡」です。小雨に煙る廃墟に残る大木です。
残念ながらこれを撮影したのは同行の友です。一足先にブログ公開してごめんなさい。
わたしのカメラは、降り続いた雨に耐え切れずリタイア。ザックに収まってました。この日の記録は、ほとんどが防水型タフなカメラをもっていたSくん撮影です。
日本二百名山の伯母子岳山頂です。標高1246メートルは、小辺路の最高地点です。眺望もよく、大峰・奥駆の山々も見えるはずなのですが、視界はほとんどありません。
前日に登った田中陽希さんは、どんな光景を見たのでしょう。テレビ放映が楽しみです。
紅葉を存分に目に焼き付けた熊野・小辺路でした。
カサコソと落ち葉を踏んで歩きました。
宿泊した「民宿かわらび荘」の前の川原樋(かわらび)川には、都会近郊にあれば紅葉の名所としてどっと観光客が詰めかけそうなスポットも。
小辺路の初日の思わぬ出会い。NH-BSの「グレートトラバース2 日本二百名山ひと筆書」に挑戦中の田中陽希さんにばったりと同宿。大股の「民宿かわらび荘」です。
当然のことながら。いっしょの夕飯です。近郊で獲れた猪肉のボタン鍋です。
いつもは黙々と独り、おいしい皿を写してます。この夜は、対面に座った友がそんな私を写してくれました。
鍋がグツグツを煮えてます。「最初から猪肉もみんな入れて、よく炊いたらいい味になるのよ」と民宿のおばちゃん。ホントにおいしかった。
仕上げの雑炊も絶品でした。
この夜のわたしのカメラはブレまくりでした。
宿帳は、陽希さんと並んでます。
靴箱も、手前が陽希さん、向こうがわたしのです。
写真撮影にも気軽に応じてくださいました。
民宿かわらび荘
奈良県吉野郡野迫川村大字北今西841
0747-38-0157
小辺路2日目の宿は、十津川村神納川の「villaかんのがわ」てす。
民宿を予約しようとしましたが、収容人数が少なく、すてにツアーなんかに押さえられてました。でもここに泊まらなくては小辺路を歩ききれません。民宿の親切なおばあちゃんに紹介さました。
学校の横にある元教員宿舎です。きれいな二階建て住宅です。
食事はなく、自炊です。コンビニなんてない過疎地で、食料は宅配品で送ってました。
メーンは、レトルトのスープカレーです。ゴロゴロと肉、ニンジン、ジャガイモが入ってます。そこそこにスパイスも効いてます。
IHで暖めました。
どういうわけか茹で卵も入ってます。
ピクルスは、自家製です。富士酢のピクル酢で漬けたのを詰めてました。作ってから日数がたってますが、いい漬かり具合です。
テレビもない静かな夜です。オジサン2人、あとは焼酎でも飲むしかありません。