道中の安全を祈願しました。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーの教会です。
ステンドグラスからおちてくる光線は穏やかです。
サンティアゴ巡礼路のひとつ、フランス人の道のスタート地点となるフランス南西部の村、サン・ジャン・ピエ・ド・ポー。旅の2日目に到着した。
ノートル・ダム教会で献灯して、旅の安全を祈願した。
夕食は、宿泊したアルベルゲ近くのレストランで。スパゲッティ・カルボナーラは、こってりとおいしかった。
リオ五輪で何度も揚がった「日の丸」。わたしのザックにも張り付けました。誇らしげです。
2013年の巡礼でもつけるつもりでした。ところが、マドリードに着いた日に、2020年五輪の開催地がマドリードを破って東京と決まりました。で、ちょっと自重しました。
巡礼のシンボル、ホタテ貝ととに歩きます。
日の丸のワッペンを探してました。でも悲しいことに見つかりませんでした。
「フェルトでつくったら」という奥さまの提案で、手芸店で赤と白のフェルトを買ってきました。赤を丸く切り取って、あとは奥さまに針仕事をお願いしました。気分よく出発できます。
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サンティアゴ巡礼のパスポートとなるのが「巡礼手帳」です。Credencial/クレデンシャルといいます。2冊目となります。自分が住む地区の教会で「巡礼者である」ことが証明されると、巡礼の便宜を受けることができます。
右が今回の巡礼のために準備したもの。左は2013年の巡礼で使用したものです。東京カテドラル聖マリア教会の証明印が押されていますが、実際には日本で唯一公認されている「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」が発行してくれます。
アルベルゲという道中の巡礼者用の宿泊所に泊まるのに必要です。
巡礼の記録帳でもあり、途中の教会やアルベルゲ、レストランやバール(軽食堂?)などでスタンプを押してもらうスペースがあります。スタンプラリーのノリです。西国33所や四国88カ所のお遍路も、納経帳に朱印を集めていきます。どこか共通するようです。
スリはもとよりノックアウト強盗とか…。安全の国・ニッポンにいると意識しない緊張を強いられます。
スペインもマドリードやバルセロナといった大都会は、観光客が狙われています。襲われたときは、命だけは勘弁してもらって、身ぐるみ剥がれましょう。で、その後のために。
最低限のユーロは、靴底に隠しておきます。
100EURをビニール袋に詰めて、靴のソールとの間に忍ばせました。
隠し金の在りかを公開してしまっては、意味がないです。でも、スペインの強盗諸氏は、このブログまではご覧になってないでしょう。
靴には、オリジナルとは別に買ったロング・ウォーキング用の底が固いソールを入れてます。
今回の靴は、MERELLのミドルカットです。
前回の巡礼では、もう少し堅い靴をはいてました。舗装路の連続で肉刺(まめ)ができた反省から選びました。