「島本夏まつり」で軽く一杯

 今夜は、わが町の「島本夏まつり」でした。わたしの部屋の窓の下にある中学校のグラウンドから、島本音頭がガンガンと響いてきます。
 エアコンを効かせた部屋で五輪観戦の午後でしたが、柔道団体の決勝進出が決まったところで気分転換に出かけました。
 ひと巡りして「生ビール、百円引き」の呼び声に魅かれて入った「町バル Con Brio」です。マスターは、息子の同級生です。

 包子の店も大繁盛でした。こちらも息子の友だちの店です。地元で頑張っている若者を応援します。

 阪急水無瀬からJR島本につながるメーンストリートの楠公通りです。今夜は歩行者天国になっていました。

 お祭りといえば綿菓子です。

 ヨーヨー釣りは大人気です。

 ポップコーンが弾けます。

 大きなえびせんにソース。なんて言うのでしたか?
 業者は入っていません。すべて町内の団体のボランティアです。

 島本音頭が響きました。
 第47回ということは、中断がなければ1977年が第1回ということになります。わたしは81年からこの町の住民です。住み心地、最高の町です。

孫娘とつくる パステル・デ・ナタと夏休みの工作

 夏休みの孫娘が、初めて独りで阪急電車に乗って遊びにやってきました。一緒にパステル・デ・ナタ(エッグ・タルト)をつくりました。
 リスボンのジェロ二モス修道院のすぐ横にあるパスティシュ・デ・ベレンで食べたナタの味を思い出しながら、初挑戦しました。
 大成功でした。甘くて柔らかいカスタード・クリームに頬が落ちました。孫娘もおいしそうに2つをペロリでした。

 パイ生地を延ばし、アルミホイルの型に押し込みました。
 フォークで底に穴を開けておきます。
 200度に熱したオーブンで10分間、焼きました。
 中心部も膨らんでしまいました。よく調べると、パイの内部に重しをしてカップ状に焼き上がるようです。

 カスタードクリーム作りの画像はありません。わたしの手がいっぱいでした。
 卵黄(7個分)にグラニュー糖を混ぜ、少量の小麦粉でとろみをつけて、温めた牛乳と生クリームに投入します。弱火にかけて粘りを出します。
 焼き上げたパイ生地にカスタードクリームを盛って、もう一度、オーブンで焼きました。
 パイ生地3枚で18個もできあがりました。孫娘にみやげに持ち帰らせました。

 パスティシュ・デ・ベレンで朝食を

 もう一つの課題が、小学校の夏休みの工作でした。
 キャンプに行ったびわ湖で拾ってきた流木でヨットをつくるんだと、帆にする端切れとともにもってきました。 
 型紙をつくって、生地を切りました。

 初めて手にした針です。真剣な表情で布の端を縫い進みました。上々の出来でした。

 2本の流木を組み合わせてヨットの本体と帆柱ができました。
 ありあわせの丸棒で筏(いかだ)もつくって、自立するようにしました。
 白い帆がうまくかかりました。青色の帆もつくりました。

 百均の手芸品売り場で見つけた小さな貝殻を3色に塗りました。孫娘は、初めて手にしたラッカー・スプレーから勢いよく飛び出す塗料にびっくりしながらも、うまく吹き付けることができました。
 貝殻に電動ルーターで小さな穴を開けて糸に結んだのはじーじの仕事でした。
 最後に旗もつけました。
 小学2年生の作品にしては、ちょっとでき過ぎでしょうか。孫娘は満足そうで、大事に持ち帰りました。

自分でつくる ナスとピーマンのパスタ

 猛暑が続きます。どこにも出かけず、TVerで深夜まで五輪観戦の毎日です。
 昼飯はパスタ(麺)の連続登板です。摂津峡で食べた素麺から、冷製トマトのカッペリーニ、氷見うどん、昨日はアップしてませんが冷麺でした。で、本日もパスタです。
 ナスとピーマンを炒めて、だし醤油で和風味にしました。削り鰹もふりかけました。

 ナスがトロリとおいしいです。

 ナスは炒める直前にカットしました。

 

自分でつくる トマトつけだれで氷見うどん

 毎日が猛暑です。年寄りは不要の外出をせず、昼飯はきょうも冷たい麺類です。
 氷見うどんを、トマトつけだれでいただきました。富山・氷見にある海津屋製の細麺です。
 手延べと手打ちを組み合わせて作られているそうです。コシのあるモチっとした食感です。

 出汁に漬かったトマトもいくらでも食べられます。

 つけだれは、創味のそうめんつゆにトマトとすり生姜を入れて冷やしておきました。
 薬味は、オクラ、ミョウガに大葉です。

 富山県氷見市の『氷見(ひみ)うどん』は、香川県の『讃岐うどん』、秋田県の『稲庭うどん』と並び、日本三大うどんの一つに挙げられることもある、ご当地グルメです。
 
 氷見うどんをネットを調べていると、こんな微妙な表現がありました。もっとググるとー

 日本三大うどんは、①稲庭うどん(秋田県稲川町)②讃岐うどん(香川県)③五島うどん(長崎県五島列島)④水沢うどん(群馬県渋川市)⑤きしめん(愛知県名古屋市) の中で意見が分かれるようです。

 さらには、日本7大うどんや10大、12大まで。まあ、おいしい麺類がたくさんあるのはうれしい限りです。

自分でつくる 冷製トマトのカッペリーニ

 カッペリーニを使ったトマトの冷製パスタで昼飯にしました。
 太さ0.9mm、茹で時間2分という素麺のような食感のロングパスタです。
 おいしいトマトをたくさんいただきました。昼前にトマトのソースをつくって、冷蔵庫で冷やしておきました。
 塩漬けオリーブを飾り、ベランダのプランターから摘まんできたバジルを添えれば完成でした。

 自家製アンチョビとニンニク、タカノツメがよく効いてます。

 お相手は、赤ワインを炭酸水で割りました。氷も入れたので、冷たくさわやかです。

 タマネギ、ニンニク、アンチョビを刻みました。

 オリーブオイルにニンニクの香りを移し、タマネギを炒めました。アンチョビ、トマトも加えてソースをつくり、冷蔵庫で冷やしておきました。

 ゴーヤにキュウリ、オクラにトウガラシ、そしていろんな色のトマトと、たくさんいただきました。わが家の家計は大助かりです。ありがとうございます。

摂津峡で食べる冷たい素麺と三好山

 高槻の三好山に登り、摂津峡で冷たい素麺をいただきました。
 途中のコンビニで仕入れた氷は、保冷袋に詰めて仲間に担いでもらいました。ほとんど溶けてませんでした。わが家で茹でてきた素麺に載せて、水を注ぎました。ペットボトルのまま凍らせてきた素麺つゆにも氷を浮かせてギンギンに冷しました。
 汗だくだった体は、期待通りに急速冷却できました。冷たければすべてOK。われながら大成功でした。 

 錦糸卵にキュウリ、青ネギ、ミョウガ、ショウガと薬味も刻んできました。万全でした。

 三好山の頂上には、室町時代末期の武将、三好長慶がここで畿内を統一して天下人となった芥川山城があります。仲間とポーズです。

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ポンポン山・竃ヶ谷 オオキツネノカミソリとイワタバコ

 ポンポン山の北の谷、竃ヶ谷に今年もオオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)がオレンジ色の大きな花をいっぱいに咲かせていました。朝日のスポットライトを浴びて光っています。
 猛暑の夏です。竃ヶ谷に入ると少しは涼しかったとはいえ、オオキツネノカミソリの群落を前にカメラを構えていると、ポタポタと汗がしたたり落ちました。

 黄金に輝いています。

 ポンポン山西麓の不動谷にも行ってみました。
 岩場の斜面にイワタバコ(岩煙草)が咲いていました。

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「本日のおもてなし」と旅の思い出

 義母が暮らすわが家近くの高齢者施設の「夏祭り」でした(21日)。奥さまのピアノ伴奏で友だちのソプラノさんの歌声を楽しんでいただきました。
 打ち上げにわが家に招いて、わたしのサンティアゴ巡礼の思い出が詰まった手料理を食べていただきました。
 大阪の梅雨が明けた暑い1日でした。まずはサングリアで乾いたノドを潤いました。 

 サングリアは、前夜にスペイン産の赤ワインにキウイ、リンゴ、オレンジ、ブルーベリーをシナモン、ハチミツなどと漬け込んで、よく冷やしておきました。
 口当たりの良い、ちょっと甘くて飲みやすい仕上がりでした。あっという間にデキャンターが空になりました。

 サンティアゴ巡礼の1回目は、初めての海外ひとり旅でした。その最初の夕飯で飲んだのがサングリアでした。
 マドリードの繁華街、デル・ソルから路地に入ったバルでした。
 Paso a paso マドリード 「Cafe de Levante」 サングリアで乾杯

 ちょっと遊んで「本日のおもてなし」とメニューまでつくりました。
 前菜の「冷製トマト」です。ミニトマトを湯むきして、オリーブオイルとビネガー、ハチミツ、コショウに漬けておきました。

 「プルポ・ア・フェイラ」です。スペイン・ガリシア州の名物料理です。
 茹でタコを買ってきて一度は冷凍。熱湯で10分ほど茹で、そのまま冷しました。
 ハサミで切って、オリーブオイル、パプリカを振りかけています。皿もそれらしく木製です。

 タコブツのようなシコシコ感が残っています。ホンモノはもう少しグニャリとしていたはずです。

 プルポといえば、ココです。
 サンティアゴ巡礼・フランス人の道の終盤に通過したメリデです。これを楽しみに歩いてました。
 これがホンモノ・プルポ

 お次は「ピメントス・デ・万願寺」です。ところが撮影を忘れていました。ひとりで料理し、食べて、話してと忙しかったです。
 ピメントス・デ・パドロン(パドロン地方のトウガラシ)がホントですが、そんなトウガラシは手に入らないので、万願寺で代用しまいた。
 ホンモノは、サンティアゴ大聖堂の近くのバルでつまみました。
 わが愛しの A Taberna do Bispo

 大小2つのスキレットを使って料理は続きます。
 「ブロッコリー アンチョビ炒め」です。簡単料理ながら、味は保証できます。
 茹でたブロッコリーを、オリーブオイルでニンニクと炒めただけです。手製のアンチョビの塩味が決め手です。

 わたしが調理しているところを撮影されてました。

 「バカリャウ・ア・ブラース」ができ上がりました。
 バカリャウ(干し鱈)は手に入らないので、生タラで代用です。午前中にジャガイモを薄切りして揚げ、ポテトチップスにしておきました。薄切りタマネギをニンニクと炒め、ほぐした生タラ、ポテトチップス、溶き卵を順に加えただけです。
 オリーブの塩味がいい塩梅でした。

 昨年の巡礼の最後に訪れたリスボンのテラスです。バカリャウと書かれたメニューを指さして、出てきたのがこの料理でした。スペインではトルティーヤを食べていますが、それのバカリャウ入り柔らか版といったところでしょうか。家庭料理のようです。
 念願叶ったバカリャウ・ア・ブラース

 バケットに、フランス土産でいただいた「オマール海老のパテ」をつけていただきました。

 最後は「冷製パスタ」でした。
 カッペリーニという太さ0.9mmの細いパスタを使いました。あらかじめ冷やしておいたトマトソースを載せて、バジルを飾っただけです。
 そのカッペリーニは、近くのスーパーなどには売ってませんでした。阪急・高槻店でやっと見つけました。

 満足していただいたコースでした。
 この後、デザートにフルーツゼリーをいただきましたが、もう撮影のことはすっかり忘れていました。

朝日のあたる 水無瀬神宮

 早朝の水無瀬神宮まで散歩しました。
 『招福の風』と題して、たくさんの風鈴や風車が飾られています。朝日を浴びて輝いていました。

 風鈴の音は元々お祓いで使われていました。
 風に乗ってやってくる災いを祓い健康と幸福を運ぶ音色です。
 風鈴の間を通り抜け本殿にお参りしてください。
   ~水無瀬神宮のホームページより

 「全国名水百選」に選ばれている「離宮の水」を求めて、大きなポリタンクをもった人々が並んでいます。

 名水百選の認定書がかかります。

 手水鉢には鬼灯(ほおずき)と浮き玉が浮かんでいます。

 ユリ大きな花弁も混じっています。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3-10-24
 075-961-0078

 帰り道です。散った花が路面を白くしていました。見上げるとエンジュ(槐)でしょうか。

 イチジク(無花果)がたわわに成ってます。後ろは、この辺りでわずかに残っている水田です。

梅雨明けの水無瀬の花、カメラ散歩

 きょうにも梅雨明けするのでしょう(追記=きょうも見送られました)。朝から暑い中、修理から帰ってきたコンデジ、LUMIX LX100Ⅱを片手に水無瀬の辺りを散歩しました。
 ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙=クロコスミア)が、鮮やかな朱色の花を咲かせていました。

 さすがに暑いのか、花は下向き加減です。
 名前からして在来種かと思ったら、明治の中ごろに渡ってきた外来種でした。先祖は英国で栽培用に交配されました。

 雑草が生い茂る休耕田の道端に咲いていました。

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