自宅に籠っていても、季節は確実にうつろいます。
水無瀬川あたりまで散歩しました。
おいしそうなサクランボが実をつけ始めていました。
汗ばむほどの日和です。
昨日までのセーターは脱ぎ捨て、シャツの袖をまくって歩きました。
最後のサクラです。
カメラを片手に散歩しました。自宅マンションの庭です。可憐なスズランが、今年も純白の花をつけました。
レンズを向けていると、声がかかりました。「30年ほど前に、わたしが友だちにもらった5株を植えたんですよ。こんなに広がって」とおばあさん。毎年、楽しませてもらっています。
玄関の植え込みでは、ドウダンツツジがこれまた白い釣り鐘のような花をつけています。
漢字では「灯台躑躅」と書きます。「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔の結び灯台の脚部と似通っているところから、その「トウダイ」から転じたものだそうです。
ツツジは一斉に花を開けました。
ポピーが風に揺れます。
あちこちに咲く野草も、よく見ると素敵です。
タンポポの周りは、黄色い小さな花に覆われています。
自宅周辺をのんびりと歩いてみるのもいいものです。
天王山の「未踏ルート」を歩きました。といっても1時間余りで麓まで下ってきました。
昼飯にするにはちょっと早かったのですが、せっかくなので開店しました。
日清食品の「出前一丁」です。チキンラーメンと同じように古くから愛されています。焼豚とたっぷりのネギをトッピングした特製です。
同じ即席でも、熱湯で茹でているので、麺がツルリとうまいです。 ラー油が効いて、香りもなかなかのものです。
焼豚とネギは刻んで、保冷剤の役目も担った缶とともにかついできました。
麺を3分間、茹でます。別の鍋に粉末スープをいれてゆで汁を加えてと、ちょっと面倒です。
インスタントですが、コーヒーもいれてゆっくりとしました。
麓の東大寺春日神社の休憩所を使わせていただきました。
眼の下は名神高速で、走りすぎる車の騒音がうるさいですが、それ以外は満点の食堂でした。
ヤマブキソウに会いに出かけました。ポンポン山の北側の谷、竃ヶ谷(かまがたに)です。ボランティアによってフェンスが張られて、獣に食い荒らされないよう保護されています。
ケシ科の多年草です。ヤマブキと花の色が似ています。
陽の光を浴びて、鮮やかな山吹色です。
茎の高さは30センチほどでしょうか。
京都府のレッドデータブックでは、「絶滅寸前種」に指定されています
真っ白いイチリンソウが美しいです。
今が満開のようです。
裏側は、恥じらうような紫色がにじみます。
二つの花をつけるからニリンソウです。
ヒトリシズカ(一人静)は、花が終わってました。
アオイ(葵)の葉が光ります。
タラの芽が延びてました。
独り、車で走り、大原野公園森の案内所近くに止めました。森の案内所は新型ウイルスのため閉鎖されていて、そこの駐車場は使えませんでした。
竃ヶ谷を往復しただけで、ハイカーがたくさんいそうなポンポン山の頂上は敬遠しました。
竃ヶ谷は、ポンポン山のメーンルートから外れていて、地図にも表記されていません。何回も渡渉を繰り返す必要があります。ほとんどハイカーと出会うこともなかったです。
天気が回復しました。お山歩(おさんぽ)がてら、天王山まで昼飯を食べに行きました。
自分でつくるきょうの昼飯は、カレー焼きサンドでした。自宅近くの「コープこうべ」で買っていたレトルトカレーに、冷凍庫のサンドイッチ用パンを持ってきました。もうひとつ、胃を消毒する缶入りアルコールも忘れていません。
両面こんがりとはなりませんでしたが、うまいです。
肉も入っていて、適度な辛さのいい味です。
ポンポン山の頂上でカレーうどんをつくって食べたことがあります。その時、横の男性がこれをつくっていました。いつか、真似をしようと狙ってました。
調理にもってこいの上部が平らな大きな切り株がありました。
ホットサンドメーカー(そういう名前らしいです)は、アウトドア用には柄が取り外せる製品があります。でも、それほど使うとは思えないので、自宅のものを持ってきました。十分です。
バターを塗って重ねてきたパンに、カレーを入れて重ねます。
両面をじっくりと焼けば、こんがりとするはずでした。
大チョンボは、バーナーがガス欠となって、途中で火が止まってしまいました。
薄いパンが2枚では満腹とはならず、家に帰って残りのパンを焼きました。
今度はこんがりと仕上がりました。
コーヒーも入れて、満足しました。
味は上々でした。問題はカレーが柔らかくて、食べるのに苦労することです。次回は、ハムか何かでリベンジしようと思います。
家に籠ってばかりでは気が滅入ります。きょうは天気が良いので、「歩いて昼飯」に出かけました。とはいえ「3密」の食べ物屋は敬遠して、自炊しました。
「サントリー山」という初めて聞いた名前の山の頂上です。天下分け目の天王山のすぐ西北にあります。
「日清焼そば」をつくりました。
自宅発着の気安さで、山ビールも解禁。サントリー山崎蒸溜所から登るのでと、敬意をこめてプレミアム・モルツを買ってきて大正解でした。
暖かい日差し、心地よい風に吹かれて食べる焼きそばです。ひと汗かいたあとのプレモルも、サイコーのシチュエーションです。
ストックしていた袋麺の「日清焼そば」です。これだけでもおいしいですが、せっかくなのでキャベツとタマネギを刻み、豚肉はなかったので冷凍ベーコンをそのまま持ってきました。小瓶に入れた油、アルミホイルに取り分けた塩、コショウも忘れませんでした。
大小2重のコッフェルで料理しました。
小さい方に油をしき、ベーコンと野菜を塩コショウして炒めました。
大きな鍋に袋に書かれた220ccより多めの湯を沸かし、麺を放り込みました。
箸でかき混ぜてほぐしました。
水分が飛んだところで、粉末ソースをかけました。
炒めた肉、野菜を合わせて混ぜれば完成でした。鍋からそのままいただきました。
青のりを振りかけるのを忘れていました。それでも充分においしかったです。
インスタントですが、食後のコーヒーもいれてのんびりとしました。
ハイカーが一人、通り過ぎただけでした。
外出、外食のチャンスが減って、このブログに書くネタもありません。で、「今夜の一献」です。毎晩、一杯やることは欠かしていませんから。
おいしそうなミニトマトが、生協の宅配で届きました。マリネをつくりました。
湯むきは簡単です。ヘタを取ったトマトの頭に、ナイフで十字を入れます。熱湯に放り込み、すぐに取り上げて冷水に放ちます。すると、スルリと皮がむけます。
オリーブオイルに酢、ハチミツを加え、塩コショウしたマリネ液にトマトを和えれば完成です。冷蔵庫で冷やしておきました。
ハチミツが多すぎたのか、ちょっと甘いかなと思いました。食べるときは、トマトの酸味とうまくマッチして、上出来でした。
ひと口カツは、わたしは衣をまとった豚肉を揚げただけです。
最初は濃厚ソースで、後半はここに摺りごまをたっぷりとかけていただきました。
ちょっと甘口のドイツ産白ワインとともに、良い気分です。
「外出自粛」の4文字が脳裏にちらつきます。とはいえ2日も家にこもると外の空気も吸いたくなります。
「椎尾神社のヤマブキが満開」と聞いて、散歩に出かけました。天王山の麓、サントリー山崎蒸溜所の奥にある神社です。
まさに山吹色をしたヤマブキがあたりを包んでいます。
白いヤマブキも咲いてます。
ヤマブキは5弁の花びらが普通ですが、八重のものも多いです。
赤い鳥居とコントラストを描きます。
白いシャガも混じって、3色が競います。
ヤマブキは、島本町の町の花です。
シャガも咲き乱れています。
見上げると、清々しい新緑です。
桜は散ってしまいました。
椎尾神社
大阪府三島郡島本町山崎5-1049