太閤道 黄金色に輝くキンランと不思議モニュメント

太閤道を歩きました。わが町・島本から高槻に続く尾根道です。
ことしもキンラン(金蘭)の花に出会うことができました。名前のごとく黄金色に輝いていました。里山の春です。

筍のシーズンは終わった竹林の道に、突如現れる不思議モニュメント1です。「トナカイ」と彫られています。でも、なぜに?

太閤道(尾根)から北の山腹にある岩神神社へ下る山道です。分岐点に立っている不思議モニュメント2です。なぜに「車」。近くに自動車が通れるような道は存在しません。
スマホの地図アプリ、YAMAPのフォローさんが不思議がっておられました。わたしも行ってみました。

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京都北山 シャクナゲ尾根に初々しいピンクが咲き競う

 京都北山の大原の奥にあるシャクナゲ尾根です。シャクナゲ(石楠花)が咲き始めたばかりでした。
 花木の女王とも呼ばれます。そのプリンセスたちは、初々しいピンクに染まっていました。
 尾根がシャクナゲのトンネルとなるには、もう少し時間がかかります。それでも咲き競う花々に、レンズを向け続けました。

 イワウチワにも出会うことができました。

 シャクナゲ尾根を通り、天ヶ岳のピークを踏み、大原に下山しました。
 初夏を思わせる天気でしたが、ほとんどが木陰を歩くルートで助かりました。

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自分でつくる ホタルイカのペペロンチーノ

 近くのスーパーにホタルイカがたくさん並んでいました。今シーズンは「菜の花の温かいサラダ」を食べていないなと、菜の花も探しました。でも、もうシーズンは過ぎたのでしょうか。並んでいませんでした。ならばパスタにしようと、水菜といっしょに買ってきました。
 パスタを茹でる塩以外に調味料の類は一切、使っていません。ホタルイカの腹(?)だけでもいいお味です。 

 味変でイワシのへしこフレークをパラパラしました。これはこれでイケます。

 いっしょに缶を1本、カゴに入れてました。アルコール度は9度でした。飲みごたえがありました。

 量によって価格は微妙に違っていました。333と縁起が良さそうなのを選びました。

 面倒ですが、目と軟骨はピンセットで取り除きました。

ポンポン山・竃ヶ谷 春の花々の競演 2025

 ポンポン山の花の谷、竃ヶ谷を春の花々を求めて歩きました。
 咲き始めていました。ニリンソウ(二輪草)です。ただ辺り一面というほでにではなく、イチリンソウ(一輪草)は文字通りに1輪しかレンズに収めることができまんでした。
 昨年の今ごろは、すでに満開でした。今シーズンは3月の寒さの影響で開花が遅れているようです。
 それでも一斉に開花した可憐な花々を追いました。

 ヤマブキソウ(山吹草)も、まだ1か所に10輪ほどだけでしたが、山吹色の花弁を太陽に向けて開いていました。

 トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)も見つけることができました。直径5mmほどの小さな花です。

 フタバアオイ(双葉葵)は、大きな葉の下に隠れて可愛い花を開いていました。

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たった231円 FMラジオ・組立キットから音が出た

 たったの231円でした。郵送料込みでした。あまりの安さに、思わずAMAZONをポチリとしてしまいました。
 FMラジオの組み立てキットです。本当に音が出るのだろうかと半信半疑でした。
 小さな音でしたが、スピーカーから女性アナの声が聞こえました。はるか昔となった中学生のころ、紙箱の上に組み立てた2球真空管ラジオが鳴り始めたときの感動が蘇ってきました。

 4月1日にAMAZONで発注。到着予定は今月末から来月初めの間ということでした。それが昨日、到着しました。
 小さな封筒にビニール詰めのパーツが入っているだけでした。

 いずれ中国か台湾辺りから送られてくるのだろうと思っていました。袋にはMade in Chinaとありました。
 なんと送付元はカリブ海のドミニカ共和国の首都、サント・ドミンゴ(ドミニカ共和国国家地区)にある業者でした。それが船便で迷子にもならずにわが家にやってきました。改めて書きますが、送料込みで231円です。

 マッチ箱くらいの大きさのプリント基板と抵抗、コンデンサー、スイッチなどのパーツが入っています。

 心臓部のICチップ、Hex3653です。16本足のゲジゲジか何かのようです。

 取扱説明書や組み立て解説書の類は何もついてきませんでした。
 ネットで探すと英文マニュアルが見つかりました。プリントアウトして組み立て手順を確認しました。

 プリント基板を固定して、ICチップの16本の足をはんだ付けしました。

 細かな作業です。眼鏡(遠近両用)を老眼鏡に取り換えて作業しました。
 1.2mmほどの間隔を、隣と接触しないように気を付けてはんだ付けする必要がありました。

 他のパーツはそれほど難しくはりません。表からパーツを差し込み、裏側をはんだ付けです。

 ボリュームや選局に使用するプッシュ・スイッチなども付けました。

 1時間もかからずに組み上がりました。でもすぐには音は出ませんでした。

 ネットの情報から緑色のインダクターというパーツを疑いました。これを取り去り、銅線をクルクルと巻いたコイルを付けました。
 ラジオ(受信機)といえばコイルとバリコンの組み合わせで同調させることに慣れ親しんだ世代です。このコイルが、広い空間から電波を拾い集めててくれるというイメージを膨らませてくれます。 

 銅線をドライバーの軸に巻き付けてつくりました。

 さて、受信に成功した証拠の画像です。聞こえているのはFM845(京都リビングエフエム)です。他の局は聞こえませんでした。
 仮アンテナは、緑色のクリップから窓際に延びたコードです。わたしの部屋は北西を向いています。そのため京都の放送局しか受信しなかったのでしょう。
 実用には程遠いですが、充分に遊ばせてもらいました。

 【追記】
 南向きのベランダで試しました。MBSラジオ(FM補完放送)の甲子園中継など数局が鮮明に聞こえました。
 

ポンポン山 カタクリが乱舞する

ポンポン山に登りました。きょうのお目当てはカタクリの花です。
お隣の小塩山でたっぷりと楽しんだばかりです。それでも飽きることなくシャッターを切りました。
良い天気になりました。気温はそれほど上がらず、そのせいかクルリンパーとイナバウアーしている花よりも、ヒラリと乱舞しているのが目立ちました。

このツインズは仲良くシンクロしています。

 株数が圧倒的に多くて、うす紫のジュータンを敷いたようでした。これだけの群生は、小塩山よりすごいです。

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兵庫芸文 大阪バッハの「マタイ受難曲」を聴く 2025

 J.Sバッハのマタイ受難曲を、兵庫県立芸術文化センターの大ホールで聴きました。演奏時間は3時間を超える、文字通りの大曲です。3時に始まった演奏は、休憩をはさんで終わったときには辺りは暗くなっていました。
 奥さまも所属する大阪バッハ合唱団の演奏です。畑儀文さんの指揮兼エヴァンゲリストやイエス役のバリトン、与那城敬さんらの迫力あるノリノリの様子を、前から5列目ほどのかぶりつきで存分に楽しみました。奥さまは喉の調子が悪くて声が出ず、横の席で聴いていました。
 カーテンコールの畑さんは、洗礼を受けられてから初めてのマタイに感激のご様子でした。信者でもないわたしですが、バッハがカントールをつとめたライプチッヒの聖トーマス教会での感動の夜などこのブログに記録が残っているだけで13回目となりました。スペイン・カミーノ巡礼も3回、歩きました。「イエスの死」のコラール、「いつの日か私が死ぬ時 主よ離れないでください」をお終いの枕辺で聴けたらいいだろうなと聴き入りました。

 これまでのバッハ・マタイ受難曲

目ん玉・キューブをつくる その2 仮音出し

 MDF合板をボンドで固定した「目ん玉・キューブ」は、すぐに音出しまで可能となりました。
 わたしの2つ並べたデスクの左側の壁面です。古いテレビの両端から目ん玉2つがこっちを見ています。
 下の二回りほど大きな箱は、米国製のAuratone 5C ‘Super Sound Cube’です。レコーディング・スタジオでミックス確認用に使われました。これとの音を比較してみました。

 容量1リットルほどのキューブの内部に吸音材を入れます。百均のダイソーをうろついて、エアコンの汚れ防止用のフィルターを買ってきました、

 キューブの内部に張り付けました。どれほどの効果があるんのかは不明ですが、一種のおまじないです。

 スピーカーケーブルをはんだ付けしました。

 背面にはターミナルをセット。アンプとつなぎます。

 さて、音出しです。結線を何度も変更して2つのスピーカーから出てくる音を比較しました。

 「空気録音」を試してみました。同じ音源を2つのスピーカーから出して録音、比較するのです。双方の音を即座に切り替えることができます。
 TASCAMのレコーダー、DR-07MK2を小さな三脚にセットしました。パソコンの音源を出力しました。

 目ん玉・キューブの音

 AURTONEの音

 いかがですか、差異は確認できますか。
 出だしのピアノや、後半のドラムスは、明らかに音の膨らみが違います。それにしても、発売当初はウン万円もした名器に対して、わずか500円ほどで作った(スピーカーは別)目ん玉・キューブは、予想以上に健闘といったところでしょうか。

 音源は、ジョン・レノンが歌う「IMAGIN」です。
 次はキューブを塗装するか、AURTONEのように薄い突板でも張って、もう少しミエをよくしてやります。

東一口 前川堤の桜並木で最後の花見

 傘マークが天気予報には並んでいるのに降ってきませんでした。久御山町東一口の「前川堤の桜並木」を見物に行きました。
 ところで「東一口」はなんと読むのでしょうか。京都検定にも登場する難読地名です。答えは写真の中にあります。
 初めてやってきました。淀水路の河津桜や背割り堤にも負けない見事な桜並木ですが、平日の曇り空とあってか花見客はまばらでした。

 青い水路に反射していたら・・・。

 約200本のソメイヨシノが並び、京都の自然200選に選ばれています。

 早くもサクランボをいっぱいにつけている木もありました。

 オキザリスに花が散ってました。

 立派なタンポポの上にも。

 地元・島本の町の花、ヤマブキは咲いたかなと椎尾神社に回ってみました。桜の背後は真っ黄色でした。
 サントリー山崎蒸溜所のを突き切った山手にあります。

 参道がイエローロードです。

 白いヤマブキも混じります。

 シャガも咲き始めていました。

 桜はかなり散っています。シーズンが移ろうとしていました。

目ん玉・キューブをつくる その1

 「目ん玉・キューブ」の製作に取り掛かりました。
 10cmほどの立方体に小型スピーカーを取り付けて、ミニ・スピーカーにします。
 わたしが働いた新聞社や某テレビ局などのグループ企業は、「目ん玉マーク」をシンボルにしています。このところ、テレビ局はなんとも旗幟が悪いですが、スピーカーは元気に鳴ってくれるでしょうか。

 きっかけはYouTubeでした。そこで知ったスピーカーボックスの製作キットです。
 MDF(中密度繊維板)を立方体になるように裁断されています。
 ヤフオクの即決で落札して、たったの600円でした。送られてきたのは、お隣の大山崎町からでした。

 スピーカーを固定するバッフル板は、希望した寸法に開口されています。

 百均のダイソーで売られているMDFと同じ素材を使用しているようです。
 10cm四方で6枚入りのMDFをダイソーで買ったのが残っていました。6枚ありますが、すべてがこのサイズでは立方体は作れません。
 サイズは若干、違っていました。

 10数年前のステレオ雑誌に付録でついていたスピーカーです。永らくホコリをかぶって寝ていました。これを活用しようと思いつきました。 

 板材を直角に接着するためのクランプを使用しました。2つしかないので、ボンドが乾くのを待っていると、時間がかかりました。

 同じ作業を4回、繰り返しました。

 2枚が直角に固まったのを合体させました。

 裏板を接着しました。

 表板のバッフル板を接着する前に、スピーカーを固定する木ネジの補強のために桟を固定しました。

 バッフル板を接着しました。本日の作業はここまでです。