逆・京都一周トレイルの最終回(その5)は、蹴上から東山三十六峰を峰を伝って南下して、伏見稲荷までのルートでした。
清水寺の上にある清水山も通りました。
白い花が咲いてました。なんという花かはしりません。ササのような葉から茎が伸び、先端がこの状態でした。
【追記】
京都・下鴨の実家の庭の雑草を刈りました。切り取った雑草の中に、なんとこれと同じ花が。母親に尋ねたら、「ハナミョウガ」だそうです。
ゴールは、伏見稲荷大社です。赤い鳥居のトンネルが続いています。
逆・京都一周トレイルの最終回(その5)は、蹴上から東山三十六峰を峰を伝って南下して、伏見稲荷までのルートでした。
清水寺の上にある清水山も通りました。
白い花が咲いてました。なんという花かはしりません。ササのような葉から茎が伸び、先端がこの状態でした。
【追記】
京都・下鴨の実家の庭の雑草を刈りました。切り取った雑草の中に、なんとこれと同じ花が。母親に尋ねたら、「ハナミョウガ」だそうです。
ゴールは、伏見稲荷大社です。赤い鳥居のトンネルが続いています。
逆・京都一周トレイルの最終コースを歩きました。ゴールは伏見稲荷大社です。この暑さなのに、門前はにぎわってます。よく目につく角に、昔からの鰻の店があります。ちょっと気になりましたが、値段をみて敬遠。その並びにあるリーズナブルな「伏見庵」にしました。
ここで食べるなら、これしかないでしょう。稲荷寿司は大好物です。
稲荷神社の稲荷神は商売繁盛とともに五穀豊穣の神様で、米を使用した俵型の稲荷寿司につながるそうです。
「ざるイナリ」(980円)です。稲荷寿司は、俵型ではなく、三角形です。ちょっと甘めの揚げに、酢飯が入ってます。
そばは、小型のざる2枚に盛ってあります。白くて細いそばです。柔らかですが、腰はあります。よく冷えていて、ツルリと喉を流れます。
もちろん、最初に頼んだのはコチラです。大量の汗をかいた後には、サイコーです。
向こうがJR奈良線の踏切。その向こうが京阪伏見稲荷駅です。
伏見庵
075-641-6803
京都市伏見区深草稲荷御前町82
伏見稲荷大社までやってきて、最初に飛びついたのはコチラです。
かき氷の「レモン」(380円)です。きめ細かな氷が、みるみる減ってしまいました。最後に、溶けた冷たい液体をズルリと吸って、ごちそうさま。
隣に座った外国人のお姉ちゃん2人連れは、オランダ人でした。伏見稲荷で出会った観光客の半分くらいは外国人。それもチャイニーズは少なく、西欧人が大半でした。
茶店の「氷」の文字。引きつけられました。
昼飯を外食する機会が、グーンと減ってしまいました。「きょうの昼飯」が成り立ちません。ま、ぼちぼちとー。
で、「ちょっと一杯」というカテゴリーを作りました。
なんば本社での用件がすんで、ちょっと早い直帰です。西梅田までやってきて、ちょっと一杯!
大阪駅前第1ビル地下2階の立ち飲み居酒屋「銀座屋」です。
梅田勤務時代にはなかった店ですが、時たま寄り道します。頼んだのは「鯖寿し」です。そういえば、先日も食べたばかり。好物なんですね。酢はそれほど効いてなくて、さっぱりとしています。
ビールはサッポロ。黒ラベルとちょっと珍しい赤星ラベル(クラシックラガー)が選べます。赤星の方が人気ですが、わたしの好みは黒です。
冷奴も頼んで締めて850円なり。わたしのハッピーアワーは追加はなしです。わずか15分ほどの滞在でした。
まだ午後5時になってません。辺りの店はまだ開いてませんが、ここだけはすでに賑やかでした。
銀座屋
大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第一ビル B2F
暑い日の午後。DVDで再生する映画「北のカナリアたち」です。
窓を閉めて、エアコンを効かせ、音声はステレオから流して鑑賞しました。川井郁子の切ないヴァイオリンの調べが響きます。昨日のフェルメールのBGMに続いてです。
「北のカナリアたち」は、吉永小百合の主演で、3年ほど前に製作された映画です。森山未來や宮﨑あおい、満島ひかりらが出演しています。北の島の分校にやってた小学校教師と6人の生徒に起きた「事件」の20年後を追ったストーリーです。あまり映画には関心がありませんが、これは一気に見てしまいました。
この夏、利尻、礼文を旅しました。
利尻島で訪れた富士見園地は、「ロケ地」のひとつでした。一緒に旅した仲間のおばさんが、映画の素晴らしさを語ってくれました。それを聞いたおじさん2人は、すでにDVDを借りて、鑑賞済みだそうです。
礼文島には、分校がそのまま保存されてました。一番上のタイトルバックの画像にも映ってます。
海を隔てて目の前に利尻富士がそびえています。こんなんだったんだ。でも、あいにくの天気で、何も見えませんでした。
実はこのとき、大チョンボを演じてました。カメラのバッテリー切れです。しかも充電中の予備バッテリーは宿のコンセントに刺さったままという。仕方なく、iPhone で撮影しました。
分校の教室です。いまにも6人の子供たちに歌が聞こえてくるようでした。
わが家の近くや通勤途上にDVDをレンタルしてくれる店はありません。国道沿いのショップは、1年ほど前につぶれました。
ネットで調べると、楽天に月額会員にならなくても、1枚だけで借りられるサービスがありました。送料ともで350円ほど。楽天でホテルを予約したとときなどに貯まったポイントがあったので、実質無料でした。
郵メールですぐに送られてきました。見終わったら、元の袋に入れてポストに投函して返却します。なんでもネット。でも便利な世の中です。
冷蔵庫に、きょうが賞味期限の納豆がありました。でも、元々腐っているような納豆の賞味期限って何なんなんでしょうね。
ま、あまり気にせずいただきましょう。
その納豆やらオクラやらのネバトロ系をトッピングした冷やしそばにしました。
グチャグチャと混ぜて、ズルリといただきます。最高です。
温泉卵は、電子レンジでチン。ちょっと硬くなりまし。
「山形のだし」は、冷奴に欠かせない常備品です。たっぷりとかけました。もちろん、青唐辛子漬けも忘れてません。
あとは、大葉に青ネギ、刻みのりといったところです。
ああ、きょうも満足の昼飯でした。
朝刊を見て、きょうが祇園祭の後祭であることを知りました。巡行のタイムスケジュールを見て、阪急・河原町から河原町通を北上して御池まで歩きました。すでにぎっしりの人垣ですが、その後ろからカメラを構えました。LUMIX GM1に望遠ズーム(45-150mm)を付けてます。35ミリ換算で最大300ミリ望遠です。
南観音山のやり回しにくぎ付けになりました。先導役と呼ばれる扇をかざした2人の所作です。先導役の合図に合わせて、引手らの呼吸が合い、大きな図体の山が河原町御池の交差点を南にターンします。
「回れ右」のような合図なんでしょう。
手にする扇は、表が金に赤い日の丸、裏は銀です。巧みに使い分けてます。
格好いい~!!
南観音山は山と名乗ってますが、構造は車輪が付いた鉾そのものです。昔は後の祭りの殿(しんがり)でした。
屋根方とよばれる衆が、あたりに気を配ります。
巡行のルートは、前祭の山鉾巡行とは逆です。見物した河原町御池の交差点などで右に90度ターンします。
先頭の橋弁慶山と、続く北観音山です。
小ぶりな山は、車輪がなく、やすやすとターンします。
昨年、150年ぶりに復活した大船鉾です。
こちらも、ゆっくりとターンしました。
猛暑日の京都に行ったのは、祇園祭ではなくこちらが目的でした。祇園甲部歌舞練場にある八坂倶楽部で開かれている「フェルメール 光の王国展」です。フェルメールの全作品37点が、リ・クリエイト(「フェルメール・センター・デルフト」より提供を受けた画像素材を最新技術によりフェルメールが描いた当時の色彩を求め、原寸大で鮮やかに再創造)で展示されています。
この春、東京・六本木の国立新美術館で見た「天文学者」が、庭を背にした和室に展示されています。
フェルメールの数少ない風景画の名作「デルフトの眺望」です。
昨年9月、オランダのデン・ハーグにある「マウリッツハイス美術館」の前まで行きながら、臨時休館で見れませんでした。「真珠の首飾りの少女」とも再会できませんでした。
音声ガイドを借りました。宮沢りえがフェルメールの娘役になって小林薫とともに解説してくれます。間には川井郁子のヴァイオリンが流れます。
歌舞練場の玄関です。祇園甲部ですが、表札には「祇園新地」とあります。大昔に一度だけ、都をどりを見たことがあります。
和室にフェルメールという、ちょっと変わった取り合わせです。
ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館で見た「取り持ち女」です。
現物は、こんなに明るかったかな。右のワインを入れた容器の青色が鮮やかです。似たような傾向はどの作品にも共通しています。「真珠の耳飾りの少女」も、暗いバックから浮き上がってくるような柔らかい光がとぼしくて、やや平板です。まあ、そんなのもなのでしょう。
肩の凝らない展示です。
「耳飾の少女」のターバンは、ご自由にかぶってください。
こんなのもあります。
庭に降りてみました。
夜はライトアップされるようです。
最後の作品「ヴァージナルの前に座る若い女」です。
これで37全作品を鑑賞しました。「フェルメール全点踏破の旅」なんて夢ですが、ほんの片鱗を味わうことができました。
これまでにこのブログに登場したフェルメール
八坂倶楽部を出ると、弥栄会館が白く光ってました。暑そう!!
祇園祭の後祭(あとまつり)巡航が行われた京都は、よく晴れた猛暑日でした。カラカラになって飛び込んだのは、新京極の「京極スタンド」です。
「きょうはランチやってないんですよ」と、若い女性客を断っている店員さん。その横をすり抜けて長いカウンターに座りました。とりあえず「大(ジョッキ)、ちょうだい」。それと頼んだのは「すじ肉コンニャク煮込み」です。
よく煮込んだ、ほろほろのすじ肉と、ツルリとしたコンニャクがいい食感です。
最初は、こちらを食べてました。「鯖寿司」です。皿には酢がついてます。すり生姜とともにいただきます。
平日の昼から、こんな時間も過ごせる身となりました。
久しぶりに入ったスタンドは、タバコを吸う人もなくきれいな空気です。「禁煙にしたんですか」と聞いてみたら、「いいえ、言われないと灰皿を出してないだけです。こんなモヤモヤになってる日もありますよ」。たまたまだったようですが、よかった。
これまでの京極スタンド
京極スタンド
京都市中京区新京極通り四条上ル中之町546
075-221-4156