桜の便りが届きます。淀川河川公園の背割堤も満開でした。
京都・八幡市の、合流する宇治川と木津川を隔てる堤防です。約1.4kmにもおよぶ桜並木を楽しみました。
わが家から歩いて行きました。淀川の右岸堤防をさかのぼり、天王山大橋を渡って6.5km、80分ほどでした。
「背割堤さくらまつり」が開催中です。「さくらビュープレミアムシート」という有料席も出現していました。
わたしは土手に座り込んで、屋台のホルモン焼そばをいただきました。
桜の便りが届きます。淀川河川公園の背割堤も満開でした。
京都・八幡市の、合流する宇治川と木津川を隔てる堤防です。約1.4kmにもおよぶ桜並木を楽しみました。
わが家から歩いて行きました。淀川の右岸堤防をさかのぼり、天王山大橋を渡って6.5km、80分ほどでした。
「背割堤さくらまつり」が開催中です。「さくらビュープレミアムシート」という有料席も出現していました。
わたしは土手に座り込んで、屋台のホルモン焼そばをいただきました。
「海の京都」の舞鶴漁港で水揚げされた魚が出てくるJR西舞鶴駅前の魚源(ととげん)西舞鶴店です。コロナ以来、3年ぶりです。
「お造り定食」(2200円)です。メニューにはお造り7種盛りとあります。タイ、マグロ、甘エビ・・・と数えると、8種もあります。
どれもプリプリ。日ごろ味わえない最高の数々が並びました。
ハマチでしょう。脂がこってりとのってます。
春です。サヨリが舌の上でとろけます。
2階は満席。カウンターでいただきました。
東舞鶴にも店ができたので、こちらは西舞鶴店になっていました。
魚源 西舞鶴店
050-5590-6469
舞鶴市字引土263-18
かつては、向こうの派手な看板の魚屋で、みやげの魚を買ってました。最近はちょっと浮気です。
新鮮なヤリイカを買って帰りました。
夕食は、刺し身にしました。ワインと一杯です。
トロリと甘いです。
塩辛にする予定はなかったので、墨は処理してもらいました。
スルリと皮がむけました。新鮮な証拠です。自分でおろしました。
最近は、「さかなや」に寄ることが多くなりました。こちらの方が、ピンからキリまで魚の種類が豊富に感じられます。セレクトする楽しみがあります。
さかなや 水嶋鮮魚店
0773-75-1346
舞鶴市引土104
京都一周トレイルの5回目は、大原から江文峠を越えて静原へ。薬王坂からトレイルを外れて竜王岳に登り、鞍馬神社を見下ろしました。
穏やかな日和の中をのんびりと里山歩きが続き、鞍馬から二ノ瀬まで10キロほどの行程でした。
竜王岳で食べた昼飯は、スタートの大原・戸寺にある味工房志野で買ってきた「筍ごはん」(648円)でした。おかずや漬物もなくご飯だけでしたが、旬の筍がおいしくて、ペットボトルのお茶だけでペロリと平らげました。
しだれ梅が満開でした。椿(ツバキ)が、花を開いたままポツリとこぼれています。
大阪・水無瀬から京都の南にある城南宮まで歩いて14キロほど。春の陽気を感じながら歩きました。
平安遷都の際に都の守護と国の安泰を願って創建されてました。それから1200年、「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれています。
白梅がすっきりとしています。
梅とくれば鶯(ウグイス)でしょう。といいたいところですが、こちらは目の周りが白いからメジロです。
わたしの300mm望遠では、画像をトリミングしてこれが精一杯です。
梅の暖簾です。
城南宮の梅は、これまでにも何度か見ています。天気もよくて今年が最高です。
おかげで人出も最高です。こんな混雑は初めてでした。
イオンシネマ京都桂川で映画「レジェンド&バタフライ」を観ました。3時間近い大作です。その前にイオンモールのフードコートにあるスガキヤの「味噌ラーメン」(520円)で簡単に腹を満たしました。
小学校の給食を思い出させるキャラメルのような包みのバターがついています。これをトッピングして、一味もふりました。
平均的なスガキヤの味です。和風とんこつですが、こってり具合も深みもほどほど。まあ安心していただきました。
この先割れスプーンはどうなんでしょう。これ1本で麺をすくい、スープが飲めるとうたってます。
「スガキヤラーメンフォーク スプーン MoMA ノリタケ」というネーミングで、Amazonで1本2800円です。MoMA(ニューヨーク近代美術館)でもその機能美が認定されているそうですが、さすがにこれはいりません。
真っ赤な意匠のおなじみの店舗です。
スガキヤ イオンモール京都桂川店
京都市南区久世高田町376-1 イオンモール京都桂川3F
ラーメンで腹を満たして、0時15分上映の「レジェンド&バタフライ」を観ました。
平日の昼間でしたが、想像以上の入りでした。
信長(木村拓哉)と濃姫(綾瀬はるか)の生涯を描く作品です。
京都、兵庫、滋賀、三重、岐阜、山形、宮城と各地でロケ撮影されたダイナミックなシーンの連続です。
一昨年の秋、京都・高雄の神護寺を訪れました。その日(2021/10/26)は、境内で大規模な映画ロケが行われていました。自由に拝観できませんでしたが、拝観料は無料でした。
そこで、その日に撮影されたのが、平民に扮した信長らが市を見て回り、濃姫が気に入った小物をプレゼントするシーンでした。
ロケバスも止まっていました。そこに綾瀬はるかも待機していたのかもしれません。そうと知って、あまり見ない映画鑑賞となりました。
またも京都一周トレイルのその2は、粟田口から大文字山に登り、鹿ケ谷を下って銀閣寺までの8.4㌔ほどを歩きました。
大文字山の頂上で簡単に食べた昼飯は、志津屋の「ペッパーカルネ」と温かいインスタントのカフェラテでした。
カルネというのは、京都人にとっては懐かしの味です。カイザーゼンメルというドイツ風パンにマーガリンを塗り、ハムとタマネギがはさまれています。シンプルな味わいですが、これがなかなかいけます。
240円と手ごろなお値段も人気の秘密でしょう。
阪急烏丸で下車して、京都市営地下鉄の四条に乗り換える改札口のすぐ前にあります。
志津屋四条烏丸店
京都市下京区二帖半敷町地先 京都市営地下鉄四条駅構内
075-343-6710
【2023/02/03 10:25】
地下鉄東山からスタートです。前を山伏スタイルの男性が歩いていました。
粟田口の粟田神社の門前にある「東山29」が前回のゴールでした。
きょう歩く山並みが見えています。
蹴上のねじりまんぽをくぐります。
このすぐ先が、わたしが出生当時に住んでいたところです。
寒風のインクラインには、人影はありません。
日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)は5世紀末に、筑紫の日向の高千穂の峰の神蹟を移したのが起こりと伝わる古い神社です。
伊勢神宮のように外宮と内宮があります。
天岩戸(あまのいわと)を潜っていきます。
木の根っこがむき出しになった歩きにくい区間です。
七福思案処という五差路までやってきました。山科から登ってくるルートなどと合流します。
大日山を過ぎたところで京都市街の視界が開けます。
トレランの男性に追い抜かされました。
山科方面の視界が開けたポイントで、初めての休憩をしました。
トレイルは左の鹿ケ谷方面に下ります。ガイジンさん2人組がいました。
そのまま大文字山を目指しました。如意ヶ岳に続く道は、残雪に覆われていました。
【12:17】
2時間弱で大文字山に到着です。
立ち止まるとやはり寒く、脱いでいたダウンジャケットを羽織りました。
視界はそれほどよくありませんが、小塩山からポンポン山にかけての西山が連なっていました。
昼食を済ませて鹿ケ谷への分岐まで戻りました。ちょうど登ってこられた男性にルートの状況を確認しました。大丈夫そうでした。
残雪でぬかるむルートをスリップしないように慎重に下りました。
ウォーキングポールをもってきてよかったです。
俊寛僧都の碑まで下ってきました。昔は、もっとうっそうとした樹木の間にあったような記憶があります。
後白河法皇の側近だった俊寛は安元3(1177)年、平氏打倒の陰謀に加わり、鹿ヶ谷の俊寛の山荘で密議が行われました。これが密告により露見し俊寛は鬼界ヶ島(薩摩国)へ配流されました。その謀議が行われた場所です。
真新しいお地蔵さんが祀られています。
鹿ケ谷まで下ってくると、黒人の2人連れとすれ違いました。
霊鑑寺で右折します。椿の寺として有名で、花のシーズンに撮影にやってきたこともあります。
映画「レジェンド&バタフライ」の1シーンは、ここで撮影されています。
静かな哲学の道を進みます。
銀閣寺の門前までやってきました、流石にこの人出です。
【13:45】
白川通今出川の角に立つトレイル道標「東山52-1」で今回のゴールとしました。
ルートアプリのYAMAPはそのまま作動させて、スクショだけ撮りました。
そのまま歩いて吉田神社までやってきました。きょうは節分で、大勢の参拝者でにぎわっていました。
本殿で参拝するために長い行列ができていました。列には加わらず、後方から拝んでおきました。ご霊験が薄いかな。
各種のお守りが並んでいます。
わたしは「厄神斎(えきじんさい)」をいただきました。
門前にはズラリと屋台が並んでいます。
京都大学の正門前も、この狭さです。
大阪名物のたこ焼きがありました。ただし、たこ焼きの店は探すほどでした。人気が薄れているんのでしょうか。
焼きたての熱々を、冷たいビールとほおばりました。
博多のはしまきというのがブームのようで、何軒もありました。
それにしてもご当地モノが目立ちます。
東一条から市バスに乗り、阪急に乗り継いで帰宅しました。
桂離宮のすぐ南にある「御菓子司 中村軒」に「お雑煮」(1040円)を食べに訪れました。
白味噌がこってりとした京都の雑煮です。昆布と鰹節で濃厚に摂った出汁が、他では食べられません。
そこへ別皿でついてくる削りたての鰹節を追加します。たまりません。
軟らかい丸餅が2つに小芋がはいっています。とろけるように伸びる餅です。
赤飯もいただきました。
奥さまが頼んだ「にゅうめんセット」(1380円)です。こちらに赤飯がついていました。単品で頼むよりはリーズナブルでした。
こちらの出汁も、薄味ながら濃厚でした。
「みたらし団子」を1本、デザートに追加して、シェアしました。
白味噌に山椒がきいています。甘さは控えめです。皿にに残った味噌を、楊枝ですくって食べ尽くしました。
京都・宮川町の山利の白味噌を使用しています。
わが家も、ここでその白味噌の存在を教えられて以来、正月のお雑煮に使っています。
2年前の正月には、京都・北野にあった仮店舗で食べています。この店が改装中でした。
外観は昔のままですが、内部がきれいになっています。2階座敷は、土足のまま上れるテーブル席になっていて、きょうは初めてそちらでいただきました。
通りに面した虫籠窓あたりの内部です。桂離宮の緑を目の前にできる魅力的な空間です。
朝からの雪が残っています。中2階風に見える左が虫籠窓です。
中村軒
075-381-2650
京都市西京区桂浅原町61
「京都十六社朱印めぐり」のその2を歩きました。うさぎがあふれ、参拝者でいっぱいの岡崎神社にお参りして、ああ腹減った~。
「日の出うどん」までやって来ると、予想外に行列が短かったので、わたしも並びました。
京風カレーうどんの人気店です。肉もあげも食べたかったので、両方が入っている「特カレーうどん」(1100円)です。
まずはれんげで出汁をすすります。おいし~い(「まーこさんは食べ友」のまーこさん風に!)。適度にスパイシーなのを、よく効いた出汁が下支えしています。
京都のうどんです。当然、フニャフニャで讃岐うどんのようなコシは存在しません。ねっとりした麺に、出汁がよく絡みます。
カレーうどんといえば白ご飯は欠かせません。「ライス小」(150円)には、ちょっと甘いたくわんが3切れついてます。
カレーの他にも、普通のうどんから丼までメニューは幅広いです。
カレーうどんでヒットするまでは、どこにでもある町のうどん店だったのでしょう。
映画「きのう何食べた?」のロケ地となりました。京都観光にやってきた2人が、おいしそうに食べてました。
わたしもこの映画で知りました。
熱いカレーうどんを食べていると、時間がかかります。ちょっと空いたなと思っていたら、閉店でした。
店はテーブルが6席ほどと、それほど広くはありません。前回、前を歩いたときには、2、3時間はかかりそうな長い行列でした。きょうでも、席に着くまで半時間でした。
日の出うどん
075-751-9251
京都市左京区南禅寺北ノ坊町36
京都まで買い物などに出かけました。昼飯は、四条烏丸から近い洋食の「Saffron Saffron(サフラン サフラン)」でいただきました。
自慢のハンバーグを中心に、フライなどが組み合わせたメニューがいろいろです。わたしは「カキフライと海老フライセット」(1100円)です。
カキフライって、わが家の食卓にはあまり登場しない料理です。油が飛ぶから敬遠されるのでしょう。カリッと揚がったのを、外で食べるに限ります。
タルタルソースもいいですが、わたしはソースも大好きです。
ごま油が香る具沢山の豚汁に、体が暖まりました。
サラメシにも手ごろな価格で、男性一人客も目につきました。
1階はカウンター8席、2階もあるようです。正午前にいっぱいになってしまいました。
Saffron Saffron(サフラン サフラン)
075-351-3292
京都市下京区東洞院通仏光寺東南角高橋町605
買い物の一つは、年末恒例の「山利 京白味噌」でした。これがなくては、わが家に新年(の雑煮)がやって来ません。
山利の本店は宮川町にありますが、いつも錦市場の「麩嘉」で買っています。
錦にも、ちらほらと外人観光客が戻ってきているようです。
映画なるものを独り、久しぶりに見ました。「土を喰らう十二ヵ月」です。何かやってないかなと、たまたま見つけただけです。
京都で半日を過ごすプランを考える必要が生じました。ところが太陽が顔を見せてくれません。これではシーズンを迎えた紅葉も映えません。
たどり着いたのが、渋~いメニューでした。
マイカー・プジョー208の12ヵ月点検でした。それだけのことです。京都・西京極近くのディーラーに車を預けました。夕刻に引き取りにくるまで半日の時間がありました。
まずは近くのバス停で京都市バスを待ちました。すぐにやってきたのは紅白の京阪バスでした。
京都駅行きの市バスに乗り、「1日バス券」を買いました。700円ですから3回(230円×3)乗れば、ほぼ元は取れます。
最初の降車時に日付がプリントされ、あとはこれを見せるだけです。
京都市民だったら「敬老優待パス」がもらえるのですがね。
烏丸五条で下車しました。
五条通をさらに東へ向かう市バスに乗り換えました。向こうに清水寺が見えていました。
大谷本廟の前もきれいに色づいています。
清水坂は、観光客や修学旅行生でものすごい混雑でした。
南西に1ブロックほど路地を入っただけです。静かなたたずまいの「河井寛次郎記念館」です。ここをゆっくりと見学するつもりでした。
大正・昭和にかけて京都を拠点に活動した陶工、河井寬次郎の住まい兼仕事場を公開したものです。民藝運動の理論的指導者となった柳宗悦や、二人を取りもった濱田庄司らの息吹を感じることができるはずでした。
なんと休館日でした。1日の計画が崩れました。
東山通を南に七条近くまで歩きました。豊国廟の参道を上ります。「女坂」と呼びます。この先に京都女子大・女子高があります。
女子学生の姿が少ないと思ったら、皆さんはこの「プリンセス・ライン」という京都駅、四条河原町に直行する真っ赤な専用バスにご乗車でした。
豊国廟は、太閤さん(豊臣秀吉)の墓所です。
麓から563段もある石段を登って行きます。「そうですね、往復したら半時間はかかりますよ」と、落ち葉を掃除していた神社の人。
一直線に石段はまだ続きました。
頂まで上がってきました。
巨大な石造五輪塔は、豊太閤三百年祭が大々的に挙行された明治31(1898)年に建立されました。
ここは東山三十六峰の第31峰である阿弥陀ヶ峰の頂上でもありました。
大勢の参拝者で埋まっている清水寺の舞台が見下ろせました。
山頂で1人、アマチュア無線を楽しんでいる方がおられました。しゃべりこみました。
市バスに四条河原町まで乗りました。ぎゅうぎゅう詰めのバスでした。
寺町通を三条まで上がり、「常盤」に直行しました。こじゃれたカフェ飯は敬遠して、ここは渋く「焼き魚定食」です。
びっくりするほどおいしいわけではなく、当たり前の定食です。
ふりかけがついているのがごあいきょうです。
明治11(1878)年創業という、れっきとした百年食堂です。
780円の、安心の味でした。
常盤
075-231-4517
京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523
本日のメーンイベントは映画観賞でした。新京極の「MOVIX 京都」です。12スクリーンと関西最大級の規模です。高校生のころ、映画鑑賞でやってきた昔の松竹座です。
「土を喰らう十二ヵ月」は、水上勉の原作を映画化しています。主演の沢田研二はともかく、松たか子に魅かれました。
ストーリー性はあまりありませんが、「土を喰らう」そのままに土井善晴の料理が並びます。「おいしい」と松たか子が何度も繰り返します。えらく老けてしまったジュリー(わたしより1つ年長)の日々に、わが渋~い1日を重ね合わせてしまいました。
河原町の丸善書店に寄って水上勉の「土を喰う日々-わが精進十二ヵ月-」(新潮文庫)を買いました。
三条河原町からの帰りは、1本でカーディーラーの最寄バス停を通る市バスが発車したばかりでした。別ルートを3回も乗り継ぎました。これで1日バス券を有効に使うことができました。