眼の神さま、柳谷観音楊谷寺です。京都・長岡京市にありますが、わたしの家からでも車で10分ほどの山道を登ったところです。
1週間ほど前にも、善峯寺から西山古道を歩いて山仲間とやって来ました。その時は見過ごした手水鉢の紅葉を、見事に撮影した写真をアップしてられるかたがおられました。わたしも、カメラレンズにつけて日光の反射を調節するPL(偏光)フィルターを用意して再トライしました。
柳谷観音楊谷寺
京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
075-956-0017
鞍馬寺でパワーをいただいて、さて昼飯です。山で食べるために用意した弁当は持ってましたが、「せっかくだからおいしいものを」ということで、京都一周トレイルのルートでもある静原から江文峠をクルマで越えて、大原にある「竈炊き立てごはん土井」にやってきました。ここなら駐車場も広いのが決め手でした。
「さわら西京漬膳」(1760円)をいただきました。西京味噌(京都の白味噌)が焦げて、いい色に輝いています。
土井は、しば漬けなどで有名な京漬物の店です。ファミレスにはサラダバーがありますが、ここにはちょっと変わった漬物バーがあります。好みの漬物が取り放題です。隠れてますが、たたきごぼうがわたしの大好物です。
白菜の浅漬けには、一緒に置いてあった原了郭の黒七味をふりかけました。
口直しは柚子ゼリーでした。
M子さんが用意してくれたデザートは、柿のケーキでした。みやげに持ち返りました。
しば漬けなどが並んでいます。奥には工場の見学コースもあります。
7月に、スペイン巡礼で知り合ったお嬢さんを案内して以来です。
竈炊き立てごはん土井
075-744-2311
京都市左京区八瀬花尻町41
京都・北山の関西百名山、雲取山に登るはずでした。天気予報から曇天は覚悟していました。麓の花背に車3台で集合したものの、冷たい雨が降り続き、気温は4度ほどしかありません。さすがにみなさん震え上がって登る前に戦意喪失。早々に撤退となりました。
鞍馬まで戻り、関西百名山踏破に向けて運気をいただくために鞍馬寺本殿金堂のパワースポットを訪ねました。いつもの山仲間7人のフルメンバーにゲスト1人が集まりました。
金堂の前にある三角形の石が並べらた「六芒星」です。安倍晴明の陰陽道で知られるようななったシンボルマークです。ここは「金剛床」と呼ばれていて、宇宙からのエネルギーを受け取ることができるパワースポットなのだそうです。
まずは門前で開いていた茶店に入り、作戦会議となりました。これからどうするかと。
初めてやって来たとか、小学校以来という仲間もいて、傘をさして目の前の鞍馬寺の参拝することになりました。
火祭りの舞台となる由岐神社です。太陽光線があれば、紅葉が輝いているのでしょう。
男性はほとんどがアラウンド古希です。でもまだ先は長いなと、妙に納得しました。
水井山から横高山、比叡山と5日前に歩いたばかりのスカイラインが雨に煙ります。
雨もまたよし、と自らに言い聞かせて、今年最後となるかもしれない紅葉を楽しみました。
「パスタを冷凍保存したら、手間いらずでおいしい」という話を聞きました。さっそく試してみました。
タリオリーニという平打ち麺を使いました。麺のせいか、冷凍保存のせいかわからないところはありますが、これまでになくもっちりとしたパスタになりました。濃厚ソースがうまく絡んでいます。ツルリと喉を滑るのも好きですが、これはこれでいけます。
太いパスタといっしょに、大阪・阪急梅田店で買ってました。
あらかじめ、パスタを規定時間より1分ほど短く茹でて、ジップロックにいれて冷凍しておきました。使用前に1分弱ほど電子レンジで解凍しました。
パスタをゆで上げた後、水で洗って、オリーブオイルでコーティングしておく方法などもあるようです。
なるほど、パスタが茹で上がるまで待つ必要がなくて、便利です。
具材のパプリカとズッキーニ、ジェノベーゼも冷凍されていたのを使いました。
こちらは、ソースをつくるフライパンにそのまま放り込みました。
絶好のお出かけ日和でした。きょうも山歩きを楽しみました。
山仲間のM子さんが「比叡山に登ったことがない」とおっしゃる。それでは行きましょうと、Oさんとともにエスコートしました。
京都・大原から京都一周トレイルを逆向きに仰木峠~水井山~横高山と越えて延暦寺へ。関西百名山の大比叡(おおびえ、848.1m)を制覇? 秘境駅に数えられる坂本ケーブルのもたて山駅に寄って、一気に坂本へ下山しました。15キロほどのロングトレイルでした。
光のシャワーを浴びて杉木立の道を進みます。
M子さん恒例のデザート。本日はカボチャづくしのケーキです。詳しい説明を聞きましたが、右から左で申し訳ありません。
空洞になった幹をテーブルにしました。チョコレートの桜と若枝の紅葉のあまりの美しさにほれぼれ。もちろんお味もサイコーです。
坂本ケーブルのもたて山駅です。ここで乗下車する人はほとんどいません。駅を降りても、山道が延びるだけです。
カメラをかまえるわたしは、満員の乗客に怪訝な目で見られました。
天下分け目の天王山の麓にあるアサヒビール大山崎山荘美術館に行きました。といっても、いつもの山仲間と一緒です。京都西山の善峯寺から西山古道を柳谷観音へ。さらに天王山を越えて10キロ超も歩いての美術館への道のりです。
あちこちで今年の紅葉を堪能することができました。
西国第二十番札所の善峯寺です。平安時代中期に創建された由緒ある寺です。標高300㍍ほどの山の中腹にあります。京都市内を見下ろすように立つ立派な山門が赤や黄色の紅葉に映えてます。
柳谷観音(楊谷寺)も、眼病平癒の祈願所として平安時代より眼病に悩む人々に信仰されてきました。こちらの紅葉も見事でした。
大山崎山荘美術館のテラスでゆっくりとしました。すでに日射しはなくなってましたが、目の下が赤く染まっていました。
阪急・高槻市からアーケードのある高槻センター街に入ったところに「甘党」と書かれた提灯がぶら下がる店があります。きょうは1時を回っていたので行列は短く、すぐには入れました。
名物の「ダブルカレー」(850円)です。小ぶりのカツが2枚にカレー味の玉子とじが覆い、皿に盛って出てきます。ご飯とそのまま食べてもよいし、汁ごとご飯にぶっかけて丼にしてもご自由にということのようです。
和風だしに、控えめなカレー味がしみじみした味わいです。カツの隙間には牛肉も顔を見せます。
丼物を食べるときは、頭から七味をたっぷり振りかけるのが常です。でもきょうは丼にもせず、七味もなしでオーソドックスにいただきました。
消費税変更に合わせてメニュー(内税)が書き換えられたようです。でもこれですっきりとしました。
シングル、ダブル、トリプルはカツの数のようです。「ダブルカツ」「ダブルカレー」「ダブルカツカレーライス」の違いがなんとなく分かるようになりました。
4年前に撮影したメニューは、こんな具合でした。
雑誌にもたびたび登場しています。
多津屋
072-685-0929
高槻市高槻町20-17 高槻センター街内
大阪・OBPのいずみホールでモーツァルトの「レクイエム」を聴きました。その後、ちょっと足を延ばして「わたしの桜」を見に行きました。
第二寝屋川にかかる新鴫野橋のたもとに生える桜の木です。立派に成長しています。それが大阪城をバックに赤い紅葉となっていました。
残念ながらすでに太陽光はなく、鮮やかな色彩は拝めませんでした。
支柱にプレートが張り付けられ、募金者の名前が刻まれています(画像処理しています)。わたしの名前もあります。
建築家の安藤忠雄さんらの呼びかけで「平成の通り抜け」として平成20年、毛馬から大阪湾までの大川に3000本の桜の並木をつくろうという募金・植樹活動がありました。5億円以上が集まったそうです。その1本です。
OBPのビル群に向けて連なる桜並木は、みんなそのときの植樹です。
内濠にかかる極楽橋です。オーストリア・グラーツのエッゲンベルク城に残る「豊臣期大坂図屏風」に描かれていたあの極楽橋です。
まるで豊臣期の極楽橋にかかっていた「唐門」を模したような観光船が通りました。
石垣の上から見下ろしました。
天守閣はやはり立派です。
インバウンドばかりとすれ違いましたが、胸を張って「The OSAKA」を自慢できます。
旧第四師団の立派な建物は改装されてレストランなどが入っています。
「ザ・コナモン・バル 利休」でたこ焼きをつつきました。
ソースやトッピングはセルフというスタイルでした。わたしはオーソドックスにソース、鰹節、青のりです。
大阪城公園では「ラーメン・フェスティバル」なるイベントが行われていました。どの店も大行列のようでした。その反動か、こちらは空いていました。
ザ・コナモン・バル 利休 (THE KONAMON BAR RIKYU)
06-6484-9455
大阪市中央区大阪城1-1 MIRAIZA OSAKA-JO 1F
いずみホールで聴いたのは「同志社CCDアルママータ12thコンサート」でした。
2つの「レクイエム」が演奏され、ラターは抑え気味の合唱が素晴らしかったです。伴奏は管楽器とオルガンの小編成でヴァイオリンやビオラが入っていないせいか、モーツァルトでは鎮魂の曲がしっとりと耳に流れ込んでこないのがちょっと残念でした。
京都・南東端の宇治田原町と和束町にある鷲峰山(686.7m)の登りました。わたしは「じゅぶせん」と発音してきましたが、頂上直下にある金胎寺でいただいたパンフレットには「じゅぶざん」とルビがふられています。「じゅぶさん」という表記も見かけます。どれでもいいのでしょう。
7世紀に役小角によって開かれた修験の山です。大峯に対して「北大峯」とも呼ばれています。岩場をよじ登るスリリングな行場もありますが、きょうは遠慮して、紅葉を楽しみました。
多宝塔が赤く燃えてます。
良い天気でしたが、手は冷たくなりました。
休憩室を借りて昼食にしました。赤々と燃えるストーブの暖が心地よかったです。
宇治田原は宇治茶の産地です。茶畑には直径3センチほどの白い花があちこちに咲いてました。初めて見ました。
茶はツバキ科の植物です。なるほど花をみれば納得できます。秋に花を咲かせるそうです。