どこで買ったのかも忘れたようなオイルサーディンが出てきました。パスタのソースに混ぜ込みました。
そのまま食べてもうま味たっぷりなイワシです。オイルとの相性も抜群です。
オイルサーディンにしてはやや大ぶりのイワシが3尾入ってました。1尾はオイルソースでグチャグチャに崩してしまい、2尾はトッピングしました。これも食べるときに崩したのですから見た目、いや映えを意識しただけです。
塩ねぎは輪切りしました。あとはニンニクを刻んだだけです。
比叡山に登りました。京都で育った人にとっては、朝夕に見上げる東北の目印の山でした。小さなころから数えきれないほどその山上を歩いています。
京都市街を見下ろすケーブル比叡の横には、現在は「HIEIZAN」の大きな文字があります。ところが、その歴史を調べると、といっても僧兵が都に直訴で降りてきた白河法皇の時代ほどではなく、昭和の初めから戦中にかけてのころです。現在とは違う初代のロープウェイ、比叡山空中ケーブル(叡山空中ケーブル)が架かっていて、その駅舎が今も廃墟となって残っていることを知りました。
わたしが子どものころに怖さに震えた「お化け屋敷」は、戦前に6年間だけ営業した叡山ホテルの跡地につくられていました。その建物も残っていました。
知らなかった3つの廃墟を巡りました。
【廃墟1】
空中ケーブルの高祖谷駅跡です。昭和3(1928)年から19(1944)年まで使われていました。
ケーブル比叡から20分ほど廃道を歩いた先に残っていました。
【廃墟2】
空中ケーブルの延暦寺駅跡です。
釈迦堂近くに外壁が残っています。
【廃墟3】
ケーブル比叡の近くには叡山ホテル跡がありました。
戦後、ここが夏季の「お化け屋敷」に使われていたようです。
京都の錦市場は、きょうもインバウンドであふれかえっていました。京の台所といわれてきましたが、魚屋など古くからの店はすっかり姿を消して、立ち食いできる串ものなんかの店が幅をきかせています。
冨美家は、わたしが幼かったころから同じ場所にあります。近くの百貨店まで買い物にやってきた後に、ここで甘いものを食べさせてもらうのが何よりの楽しみでした。映画「ビバ・マエストロ」を見た後に、ちょっと遅い昼飯にしました。「しっぽく」(850円)です。「上七軒 ふた葉」で食べたばかりです。でもここにくればはずせません。
具沢山です。板麩に生麩、湯葉や肉厚の椎茸が覆っていて、肝心のうどんが見えません。
あたり前ながら柔らかいうどです。主役のハズですが、あまり主張はなくて控えめです。
ちょっと甘めの出汁がすべてのキャストを調和させています。
「季節のかやくごはん」(+250円)もセットです。こちらにもたっぷりと具が混ざっています。
奥さまから「二つは食べられない」と回ってきた餅です。もちです。もっちりとうまいです。
この店の名物「冨美家鍋」です。奥さまの前でぐつぐつと煮えています。「昔はアルミかなにかの鍋で、えび天は入っていなかった」と、高校生時代の記憶です。
昔あった甘いあんみつなんかも姿を消しています。
丸竹夷二押御池~。京都の人ならだれでも知っています。東西の通り名を連ねています。通販のパンフレットです。
冨美家 錦店
075-221-0354
京都市中京区錦小路通堺町西入中魚屋町493
錦を抜けて歩いていると、「豆英」の店頭に、なんと塩豆が並んでいました。
ここ何年もの間、探し続けていた幻の豆菓子でした。昔はどこでも手に入りました。高血圧を気にして敬遠している間に、姿を消してしまいました。それがありました!!
もちろん1袋、お買い上げです。たったの340円でした。他にも懐かしい昭和のお菓子が並んでいました。
これからは、塩豆が食べたくなったらこちらへ行きます。
豆英
075-221-0982
京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町573
風呂上がりにいただきました。ジムビームのハイボールとともに摘まみます。いや、いいですね。最高のアテです。
ベネズエラの若き指揮者、グスターボ・ドゥダメル。「栄光と苦悩そして挑戦に密着したドキュメンタリー」(パンフより)の映画「ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦」を、京都・烏丸御池の新風館にある「UPLINK 京都」で見ました。待ちかねていた上映初日でした。
1時間50分の上映が終わった瞬間、まだ暗い客席で立ち上がり、「ブラボー!!」と叫びたくなりました。コンサートではありませんので、当然ながら拍手もありませんでした。「よかったね」と奥さまと相槌をうちました。
「ダ ダ ダ ダ~ン」。ベートーベンの交響曲第5番「運命」の出だしの4音が、わかりやすい口伝と指揮により、生き生きと精気を帯びました。小さな体全体から音楽が沸き上がってきました。
2026年にはラテン系指揮者として初めてニューヨーク・フィルの音楽監督就任が決まっています。でも映画は、クラッシック界の新ヒーロー誕生物語では終わりません。
激動の祖国・ベネズエラの現政権を批判したことから、祖国に足を踏み入れることができなくなりました。自身も育った音楽教育プログラム「エル・システマ」の創始者で恩師は死去します。それを乗り越えて同じ苦境に立つ仲間や、祖国の若い音楽家とともに奏で続ける挑戦が、ロサンゼルス・フィルやベルリン・フィルの演奏するドボルザークの「新世界」などの素晴らしいメロディーに乗って息もつかせないほどに展開しました。
映画のパンフレットが売られていました。左下は、いただいたポストカードです。
「UPLINK 京都」は4つのスクリーンがありますいが、合わせても200席ほどのコンパクトな映画館です。
一番小さな38席のスクリーンでしたが、最前列を除くとほぼ埋まっていました。
新風館の地下にあります。
ドゥダメルは来年夏、ベルリン・フィルハーモニーとともに来日します。
ベルリンで毎年行われている野外コンサート・ヴァルトビューネの引っ越し公演が河口湖畔で開かれます。これは聴ききに行くしかないでしょう。
UPLINK 京都
075-600-7890
京都市中京区場之町586−2 新風館 地下 1階
京都・西賀茂の西賀茂里山連山を歩きました。途中で「山の家 はせがわ」の看板に出くわしました。腹も減ってました。冷たいビールも待っていると一気にルート変更しまいた。
「ハンバーグセット」(1650円)です。柔らかくて、ボリュームたっぷりです。
目玉焼きは、朝食でも食べました。ま、2個くらい摂取過多とかの問題はないでしょう。
セットのノンアルコールビールです。乾いたノドを潤してくれました。
ノンである必要はなかったのですが、ありませんでした。過去のブログでは、確かに飲んでいるんですがね。
デッキの広くてがっしりとした6人掛けテーブルです。それを独りです。
店内も雰囲気があります。
北山杉の間伐材で作ったのでしょうか。おしゃれな椅子です。
ハンモックも素敵です。
平日のこんな山奥なのに、たくさんの車が止まっていました。
山の家 はせがわ
075-494-5150
京都市北区鷹峯船水3
「西賀茂里山連山」とネーミングされた京都・西賀茂の里山を巡りました。
京都五山送り火で3番目に点火される「舟形」が山肌にある船山など、どれも標高500メートルに満たない山々です。地元のYouTuberでヤマッパーの「さこさん」によってこの夏、スマホの登山GPSアプリ、YAMAPのピークに認定されました。全部で8ピークありますが、そのうち4つでさこさん設置のプレートを確認しました。1つは、巻き道を歩いてしまい、ピークは踏めませんでした。
舟形の上から京都の町を見下ろすなど、楽しい里山歩きでした。
ルートの要所にはテープが巻かれていたりして、歩きやすい道でした。
京見峠の京見茶屋は閉店して久しいです。若いころの思い出も詰まっています。
舟形の火床の最上部です。正面には大文字の大が見えます。
ロコモ(ロコモティブシンドローム)対策の必要性を痛感しています。
コロナで中断していたフィットネスクジムに再加入しました。ローラーベルトの上を歩いたりして「筋活」に励み始めました。
食生活の改善としては、朝食に目玉焼きをセットすることにしました。たんぱく質の補充です。それだけのことです。
スキレットで焼いた目玉焼きです。ほんと、上手にでき上がります。黄身の固まり具合が2段階に分かれています。
オリーブオイルを垂らし、タマゴを投入。塩コショウして蓋をするだけです。黄身の表面が白みを帯びてくると火を止め、余熱で固まらせます。
トーストには、マヨネーズを塗ってキュウリ、タマネギなどの野菜とハムかチーズをトッピングします。これが定番です。
飲み物は夏の間は、冷たいティーでした。そろそろ温かいコーヒーに衣替えです。
アクセス・カウンターを再構築しました。このブログの右下に表示されている数字です。
皆さまがわたしのブログにアクセスされると、その都度、カウンターがアップしてゆくようになっています。いうなればこのブログの歴史を背負っているデータなのです。
それが消えてしまっていました。最近になって気づきました。いつから消えていたのか、いくつで消えていたのかは定かではありません。
新たなアクセス・カウンターを設置しました。ところが、ブログ開設からの通算のアクセス数はわからなくなってしまいました。とりあえず「105万…+250万」という表記での再スタートとなりました。合計して355万と読んでください。
「感謝 2,000,000 アクセス!!」と書き込んでいるのは2013年11月23日です。
このブログは2005年4月にスタートしています。それ以前の書き込みは、閉鎖したホームページのものを再編集しています。わずか8年余りで200万ページビューを達成していました。現在と違うシステムで構築されていました。
現在のブログはWordPressという、コンテンツマネジメントシステムで動いています。以前とはカウントの仕方が違うようです。現在も生きている2015年3月からの記録は105万ちょっとです。+250万は、過去の積み足し分というわけです。
人気YouTuberは、1回のアップで100万ものアクセスを獲得するものもあります。わたしの場合は20年もかけて、コツコツと積み上げてきた数字ですが、我ながらその重さに驚いています。これも読者のみなさんのアクセスのおかげです。感謝いたします。
一転して肌寒さを感じるほどでした。温かい「しっぽく」(850円)を食べて、ほっとしました。
京都府立医大病院で3カ月に1回の検診を受けて、ちょっと遅めの昼飯でした。車で上七軒まで走り、うどんの「上七軒 ふた葉」でいただきました。
京都のしっぽくは、椎茸やかまぼこ、薄焼玉子、麩、海苔、ほうれん草などが彩り豊かに載ったうどんです。麺はふにゃふにゃに柔らくて、讃岐うどんとは対極にあります。柚が香る出汁はあっさりとしていて、全部飲みこんでしまいました。
「ライス」(300円)には、酢の物と漬物がついてきました。
壁一面にズラリと並んだメニューです。うどんはほとんどが千円未満とリーズナブルです。修学旅行生のグループと入れ替わりになりました。
創業昭和4(1929)年のもうすぐ百年食堂です。
京都五花街にひとつ、上七軒のきれいどころの団扇が並んでいます。
通りの突き当りが北野天満宮です。
上七軒 ふた葉
075-461-4573
京都市上京区今出川通り七本松西入る真盛町719