立山登山の本番の日です。朝から秋のきれいな青空が広がりました。
主峰の雄山です。ピークには雄山神社の祠が鎮座します。三角点からは北アルプスの峰々の絶景パノラマを見渡すことができました。
わたしの頭で隠れている辺りには、槍ヶ岳が鋭い穂先を見せていました。
くっきりと眺めることができました。まだ眠っている槍の穂先とそれに続く穂高の峰々です。
富士山も堂々とした姿を見せてくれました。感激の瞬間でした。
立山登山の本番の日です。朝から秋のきれいな青空が広がりました。
主峰の雄山です。ピークには雄山神社の祠が鎮座します。三角点からは北アルプスの峰々の絶景パノラマを見渡すことができました。
わたしの頭で隠れている辺りには、槍ヶ岳が鋭い穂先を見せていました。
くっきりと眺めることができました。まだ眠っている槍の穂先とそれに続く穂高の峰々です。
富士山も堂々とした姿を見せてくれました。感激の瞬間でした。
立山登山の初日(9日)です。登山口のある室堂までやって来て、山仲間の4人と立山をバックに並びました。
直前に日本に上陸した台風13号の影響を被りました。当初計画より1日延期しました。この日も午後からは降雨の予報でした。室堂に着いたときは、立山を覆っていた雲が徐々に晴れてゆきました。
青空が広がった立山上空です。主峰の雄山(3003m)から鞍部の一の越までの稜線がくっきりと眺められました。
翌日、この急な岩場の道を登りました。
澄んだ湖面が美しいミクリガ池まで散歩しました。
立山室堂山荘に泊まりました。夕食は地元の銘酒「立山」で乾杯しました。
旅の思い出は「食」からスタートです。
山仲間に誘われて9、10日、立山に登りました。久しぶりの3000㍍峰でした。直前の台風接近でスケジュール変更などありましたが、予想に反して好天気。剱はもとより、槍、後立山、富士山と大パノラマを満喫しました。
JRサンダーバード、新幹線と乗り継いで富山に着きました。駅ビルの「きときと市場とやマルシェ」に入って最初に目についた「白えび亭」で
昼飯にしました。頼んだのは当然ながら「白えび天丼」(1290円)です。
白えびは富山湾の特産で、「海の妖精」とも呼ばれます。淡白な甘みと、ほんのりとした海の香りが口いっぱいに広がりました。
タラの芽や赤かぶも添えられていました。
ガリ(新生姜の甘酢漬け)がテーブルに置かれてました。
細く切った昆布が混ぜ込まれてました。「昆布がり」という富山の特産品でした。
酒の肴になりそうなまろやかな味に仕上がった生姜でした。
「白えびせんべい」が1枚、ついていました。デザートにいただくと、こちらもほのかな白エビの香りがするせんべいでした。
ホタルイカにブリと、どれも食べてみたい海鮮が豊富です。
白えび天丼専門店 白えび亭
富山市明輪町1番220号 JR富山駅 きときと市場とやマルシェ
076-433-0355
異常な暑さが続いた夏です。そんな中、「青春18きっぷ」がきっかけをつくってくれて元気に出歩くことができました。
金沢までの往復(4日)は、地元・島本を出発したのが午前7時56分。わずか4時間ほどの滞在で、帰り着いたのは午後9時25分でした。この間、往復で8本の普通列車(新快速1本を含む)を乗り継ぎました。
冷房がよく効いた車内で、コクリ、コクリ。車窓からは白山を眺めたくらいでしたが、満足のゆく「乗り鉄」の1日でした。
5回分を使いきった青春18きっぷです。
12050円でしたが、個別に運賃を払えばどのくらいだったのかを計算してみました。
島本-4070-宇野-4070-島本
島本-1980-姫路-4070-敦賀-1980-島本
島本-1690-篠山口-1690-島本
島本-1980-和歌山市-990-関西空港-1080-JR難波-390-桜島-490-元町、兵庫-1110-島本
島本-4510-金沢-4510-島本
合計すると34610円。なんと22560円分もトクをした勘定となりました。JR西日本さま、ありがとうございます。
おいしいものも食べました。
青春18 島本ー宇野往復 468.4km、8140円
青春18 宇野と姫路で食べました
青春18 姫路ー敦賀 224.8kmを新快速で
青春18 敦賀のソースカツ丼、姫路のえきそば
奥さまにレンタル(2000円)した3回目は、篠山口までの往復でした。こんな作品ができあがりました。
ブローチをつくる 野良着屋「白椿」のワンピースを飾る
青春18きっぷの旅も最終回(5回目)となりました。来年3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸します。となると、青春では行けなくなる金沢に、うまいすしを食べに出かけました。
YouTubeで調べると、金沢駅近くの回転寿司で「おいし~い!」と、独りでゼロ4つ近くも食べておられるチャンネルもありました。わたしは、普通オンリー利用の青春にふさわしい「おいしくてリーズナブルな店、教えて」と、金沢にお住いのカミーノ仲間のK氏に尋ねました。
「ご一緒しますよ」と車で案内していただいた「海天すし金沢元町店」です。「本日昼十貫膳」(1998円)のセットを頼みました。
ふぐの白子、甘エビよりおいしいといわれるがす海老・・・と地魚を中心に並びました。どこで揚がったのかわからないようなマグロはいません。
天ぷらも、さりげなくうまいです。
下に隠れているエビの殻のかき揚げのようなのが、サクサクと最高でした。
もちろん生もいただきました。ドラーバーを務めていただいたK氏はノンアルで申し訳なかったです。
こんなのが1貫づつ並んだのですから、贅沢です。
海天ですが、回転はしてません。チェーン展開しているようです。
海天すし 金沢元町店
金沢市元町2-157-1
076-253-4483
ひがし茶屋街の近くにあるK氏の祖母の家です。赤壁が素敵です。
ここにK氏が「カフェくわじま」をオープンされたのは、2016年のサンティアゴ巡礼路のフランス人の道で出会った直後でした。
K氏も、わたしが5-6月に歩いたポルトガルの道に行く計画を立てておられます。先輩ぶって、あれこれと講釈をたれてきました。
K氏のFBにいつも登場する「あうん堂」にも立ち寄り、ネットの世界から抜け出して師匠ご夫妻ともお会いすることができました。
短い時間でしたが、車で案内してくださいました。
卯辰山から見下ろす市街です。
「冬のソナタ」さながらのメタセコイア並木です。
秋は色づき、冬には真っ白になるそうです。
近江町市場ものぞきました。加賀野菜のレンコンが並んでいました。
解禁になったばかりの底引きで揚がった甘鯛なんかが並んでいました。
B級ご当地グルメとして人気の「ひるぜん焼そば」で、簡単に昼飯にしました。
蒜山高原で生まれた焼きそばです。ニンニク、タマネギ、リンゴなどや調味料を調合した味噌だれに、親鳥のかしわ肉とキャベツを焼いたものです。
残念ながらホンモノは食べたことがありません。
かしわがなかったので、豚肉でつくりました。似て非なるお味だったかもしれませんが、味噌だれがソースとはひと味違ったうまさを出してました。
福山まで反田恭平2023夏ツアーを聴きに行った帰り道、山陽道のサービスエリア売店に並んでいました。
山椒がついているのが、かわっています。
用意したのはこれだけです。あとは炒め油と、麺をほぐす清酒を使いました。
「反田恭平2003夏ツアー」を福山で聴いて、その夜はホテルに泊まりました。昨日は、倉敷で高速道路を降りて、美観地区を散歩しました。
「くらしき川舟流し」に乗船して、倉敷川の川面から見上げました。初体験でした。
生憎の空模様でしたが、かえって暑すぎることはなくて、快適でした。
船頭さんが、あれこれと説明してくれました。
白壁が印象的な町並みです。
のぞき込んでみたくなる商品です。
看板もアートです。
「mt」が倉敷発祥と知りませんでした。マステのこと
です。マスキングテープといわれて、初めてわかりました。
壁一面に展示されています。
人気店のようです。
大原美術館も見学しました。
何年も前にやって来た前回は展示されていなかったセガンティーニの「アルプスの真昼」も見られて満足しました。
残念だったのは、工芸館の棟方志功展示室です。若い作家の作品が並んでいて、再会を楽しみにしていた壁一面の「釈迦十大弟子二菩薩」は
展示されていませんでした。
わたしは新聞社に勤めて2年目に岡山に転勤となりました。休みの日に、大原美術館にやってきて魅せられました。
部屋には、絵はがきをパネルにしたのを飾っています。それなのにもう少し大きなプリントを買ってしまいました。飾り方を考えています。
倉敷で大原美術館を見学し、川舟にも乗船して、さて昼飯です。こじゃれたカフェは、いくらでもあります。でも足を止めたのは、昔の町の食堂風の常衛門食堂でした。
「おまかせ定食」(1200円)は、昨日はポークカツでした。小さな皿に、キャベツやマカロニとともにあふれんばかりでした。大きな皿におしゃれに盛ったカフェ飯との違いを強調しているようでもありました。
厚さは1センチほどあろうかという分厚いポークです。ソースの海にたっぷりとくぐらせていただきました。
奥さまのカニコロッケは、まるでアンパンでもあげたように真ん丸です。固形物はほとんどない柔らかいホワイトソースが詰まっていました。
セルフの冷たいお茶を飲みながら、背の低いちゃぶ台で待ちました。
1階でメニューを決めて先払いします。
2階の和室でいただきました。隣には板張りの間もありました。
広い庭がある一軒家がそのまま食堂になってます。
細い路地の前に、消えかけた「食堂」の看板と、メニューがかかっているだけです。
美観地区の入り口近くにあります。
常衛門食堂
086-454-7616
岡山県倉敷市阿知2-22-2
福山には昼すぎに着きました。大阪から車で3時間ほどでした。昼飯は、鞆の浦まで走って「鞆の浦 魚処 鯛亭」でいただきました。
ここまで来ればタイです。迷うことなく「鯛造り定食」(1600円)です。
そして、あたり前のことながらプリプリのタイです。
こんな肴で一杯できたら最高なんですが、車でした。
奥さまは「鯛茶漬」です。
コンロで熱々の出汁を注ぎます。ご飯の上のタイが色づきます。横からひと口、いただきました。
休日などは行列覚悟の人気店のようです。雨の平日で空いてました。
鞆の浦 魚処 鯛亭
084-982-0481
広島県福山市鞆町鞆550-4
雨が降ってましたが、福禅寺 対潮楼を見学しました。
客殿からは、雨に煙る仙酔島や弁天島が浮かぶ鞆の浦の素晴らしい眺めを、まるで額縁越しに一望することができます。
対潮楼は江戸時代の朝鮮通信使のための迎賓館として使われ、「日東第一形勝」と称賛されました。
太平洋戦争で使われた望遠鏡が置かれていました。
のぞいてみると(カメラをあてると)弁天島に立つ弁天塔がくっきりと見えます。
観光船が瀬戸内に島々を巡ります。
福禅寺 対潮楼
広島県福山市鞆町2
「反田恭平プロデュース ジャパン・ナショナル・オーケストラ2023夏ツアー」を追いかけて、はるばる広島・福山のふくやま芸術文化ホール リーデンローズ大ホールまでクルマで走ってきました(31日)。
夏ツアーは全国7会場を巡りますが、どうしたことか関西での公演はありませんでした。一番近いのが福山でした。
開演直前までスタインウェイが調律されていました。
奥行きが広いプロセニアム形式のホールです。3層のバルコニーがあり、2000席を超えます。
わたしの席は、舞台から5列目のほぼ中央と、最上のポジションでした。
モーツァルトのピアノ協奏曲15番という初めて聞く曲でした。もちろん、反田くんの弾き振りです。ハッとさせられる美しい弦の響きに、反田くんのこれまた繊細に輝くピアノが重なりました。これまでに聴いたショパンやスクリャービン、ラフマニノフらのロシアものとは違う軽くてキラキラとする美音がひときわ冴えわたりました。
チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲は、水野優也くんのソロでした。かのロストロポーヴィッチの芳醇な演奏のLPで聴き馴染んだ曲です。水野君も若々しくも大家に迫る演奏で、エンディングに向けての盛り上がりに大拍手でした。
後半はモーツァルトの人気ナンバー1のシンフォニー40番でした。反田くんが指揮棒を右手に振るのを初めて見ました。フルートが、オーボエが、ホルンが、そして弦が存分に駆け巡り、楽しく乗せられて息つく間もありませんでした。
会場で売り出されたCDを購入しました。水野くんのチェロ、反田くんのピアノです。最高の記念となりました。
開演前にホール併設のカフェ「リドテリア」でカレー(から揚げ、サラダ付き 880円)をいただきました。
わたしにも辛さはほどほどのおいしいカレーでした。
奥さまは、簡単にパンと紅茶でした。
同じパンがホールでも売られていて、カフェが満員で食事できなかった人らが買ってました。
福山はJFEスチール(旧NKK日本鋼管)の企業城下町です。税収が豊かだった時代に建ったのでしょう。地方都市にしてはびっくりするほど立派なホールでした。
ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
広島県福山市松浜町2-1-10