舞鶴で買ってきたカキが、まだたくさん残っています。昼飯は「カキのオイルパスタ」にしました。
カキの旨さが麺に絡んだ、我ながらの絶品です。
大きくて、ふっくらとしたカキです。食べ応えがあります。
たっぷりのオリーブオイルにニンニク、タカノツメを入れたフライパンで、動かさずに弱火で両面をじっくりと炒めました。
味付けには、オイスタソースでした。
昨夜の鍋の残りのマイタケと水菜、それに小松菜を入れました。
「きょうの昼飯」に続いて「今夜の一献」です。
舞鶴で買ってきたおいしいイカとカキです。イカは早速におろしました。ゲソを抜き、フネを出し、きれいに洗います。1杯からは、飲み込んだばかりで原型をとどめた小魚が3尾も出てきました。皮(?)は簡単に剥けました。新鮮な証拠です。イカ素麺のように細く切りました。
生姜醤油でいただきました。トロリとしています。甘みが口いっぱいに広がります。1杯400円ほどの贅沢です。
お相手は、知人にいただいて出番を待っていた純米大吟醸の「蔵王桜」です。間もなく桜の便りが届く吉野の美吉野酒造でつくられています。
まったりとした、米のうま味が伝わります。
大きな粒ぞろいのカキです。
鍋にしました。火が通っても小さくなることもなく、プリプリです。
ああ、おいしかった。飲みつけない清酒を思わず飲みすぎて、回りました。
お彼岸には早いですが、舞鶴にある奥さまの実家の墓参りに行きました。
昼飯は、やはり魚でしょう。銀八寿しで「にぎり 赤だし付き」(1300円)をいただきました。
8貫が並びました。回ってはいません!
「上にぎり」だと、タマゴがイクラに、アナゴはウナギに変わるようですが、フツーに食べる分にはこれで十分でした。
奥さまから2貫が回って来たので、ボリュームでも満たされました。
当然ですが、シコシコとおいしいです。
あまりおいしそうに見えない商品見本ですね。
銀八寿し
0773-62-3020
舞鶴市浜652-1
クーラーボックスを車に積んでいます。西舞鶴の鮮魚店で、メバル、冬イカ、カキ、かまぼこと買って帰りました。
天王山のミツマタロードを歩きました。満開近しのミツマタ(三椏)で、山道が薄い黄色にになってました。
翅に鮮やかなオレンジ色の模様があるアカタテハが、蜜を吸っていました。
蝶の名前なんて知りません。「ミツマタ+蝶」でネット検索すると、すぐに見つかりました。
天王山の頂上には登らず、ちょっと北にあるサントリー山です。
アマチュア無線のトランシーバーを取り出して、433mhz帯を受信しました。残念ながら聞こえるのはダンプの運ちゃんの業務連絡のようなものばかりでした。
昼飯に日清カップヌードルを食べました。キムチを入れてカスタマイズしました。ピリ辛のいいお味でした。
春を一気に通り越しそうな陽気となりました。今年は遅れていた河津桜が満開でした。京都市伏見区淀木津町の淀水路一帯で、地元の人が育てている約200本の河津桜が咲き競っています。
歩いて見に行こうかと思いましたが、花粉の被曝をおそれて車で向かいました。平日とあって、静かにレンズを向けることができました。
遊んでいた園児が、飛来したヘリコプターに手を振りました。
ずっと先まで続いています。
ユキヤナギも白い花をつけています。
スイセンに菜の花と、春は黄色い花がいっぱいです。
軟らかそうな菜花です。
サンシュユ(山茱萸)が黄色い花をいっぱいにつけています。
これは? 黄色は、昆虫を誘きやすい色だそうです。
ホトケノザでしょう。
大木の椿が花をつけてます。
ネコヤナギも芽を膨らませています。
ワンコはお行儀よくポーズをきめています。
メジロが飛んでこなかったのが、ちょっと心残りです。
スプリング・エフェメラル(春の妖精)に会いたくて、丹波路までドライブしました。「咲いているよ」と山友が教えてくれたザゼンソウ(座禅草)です。初めてお目にかかりました。
仏像の光背に似た赤紫色の花弁の重なりが、僧侶が座禅を組む姿に見えることからそう呼ばれています。
丹波市の青垣いきものふれあいの里に咲いてました。
丹波篠山市の大山宮辺りには、早春の花がいっぱいです。
アズマイチゲ(東一華)が純白の花を咲かせていました。
ユキワリイチゲ(雪割一華)には、恥じらうような薄紫のグラデュエーションに染まっています。
一輪だけ蕾を膨らませていました。葉の形からキクザキイチゲ(菊咲一華)でしょう。
これで「一華三姉妹」と同時に出会うことができました。
セツブンソウ(節分草)は、辺り一面に見事です。
セリバオウレン(芹葉黄連)は、線香花火のようにか細く光っています。
福寿草(フクジュソウ)が見たいという山友の声に、ポンポン山に登りました。
今シーズン2回目ですが、あいにくの空模様となりました。寒かったです。雪が真っ白に舞いました。かと思えば、春の陽ざしが降り注ぎました。
福寿草は、花弁を堅く閉ざしたものが目立ちました。それでも一瞬の光線にキラリと輝く春も見えました。
ポンポン山の頂上は、いつになく大勢のハイカーであふれていました。道標の下が空くのを待ってハイ、チーズ!
竃ヶ谷には、絶滅危惧種のヤマシロネコノメが小さな可愛い花をつけていました。
縦走路があっという間に白くなりました。
神よ ウクライナをお守りください・・・
そんな祈りが聴こえてきました。兵庫県立芸術文化センターの「東芝グランドコンサート2022」で、ピアノの反田恭平がアンコールで弾きました。
「ショパンのラルゴ」として知ることになった聖歌「神よ、ポーランドをお守りください」変ホ長調(ショパンによるハーモニゼーション、遺作)です。反田が2位に輝いた昨秋のショパン・コンクール3次予選で初めて聴きました。
それをきょう、弾いてくれました。3分もない静かに歌うような曲です。息を詰めて聴きました。ウクライナの叫びと重なりました。
新型コロナウイルスの影響で予定されていたスペイン国立管弦楽団が来日できませんでした。
反田が主宰するジャパン・ナショナル・オーケストラの代演でした。かえって良かったです。若くて瑞々しいハーモニーを響かせてくれました。ベルリンフィルの感動を思いだしたくらいです。
ショパンのピアノ協奏曲第1番は、ショパン・コンクールでの演奏をYouTubeで何度も聴いていました。でも生はやはり違います。ちょっと長めの前奏に続いて冒頭の和音が鳴り響きました。そのすごさに圧倒されました。
本来は別プログラムだったギタリストの村治佳織は、定番の「アランフェス協奏曲」(ロドリーゴ)を弾きました。持参したオペラグラスで、その美しさまでも鑑賞しました。
マイクを握った村治が「東芝グランドコンサートの41年・・・」と話していました。そのプログラムには、東芝社長のあいさつのページに、社長交代を知らせるお断りがはさまれていました。