大阪・JR高槻駅前 「極旨坦々麺専門店 京担」のAセット

 太閤道を島本の若山神社から高槻まで歩きました。京での謀反を聞いた秀吉が、備中から駆け戻った時に使ったとされる山道です。もう少し東の天王山で、明智光秀軍と対陣しました。太閤道の部分が約1時間40分、自宅から高槻駅前まではちょうど3時間ほどかかりました。

 まずは冷たいビールでひと息ついて、坦々麺をすすります。辛いぞと警告するような赤い派手な色はしていません。白ゴマ主体のおとなしいクリーム色です。ソフトタッチで迫ってきますが、食べ進むと、心地よい辛さが広がります。テーブルには一味ものってましたが、振りかけることはありませんでした。
 「極辛」ではなく「極旨」なんですね。

 トッピングのミンチの上に、白ネギのみじん切りがのっています。これがうまい。テーブルに「ねぎ増量 プラス50円」の案内がありましたが、その意味がわかりました。

 「Aセット」(1000円)は、坦々麺(並)とレタス入りチャーハンがセットになってます。

 パラリとしたチャーハンです。作り置きではなく、その場で人数分の鍋を振ってます。

 JR高槻駅の北側。芥川商店街の入り口です。
 
 極旨担担麺専門店 京担
 高槻市芥川町1-7-9
 072-655-6221

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ライプツィヒ 環状道路を走るトラムに乗る

 【6/8】
 ライプツィヒの旧市街をぐるっと一周する環状道路をトラム(路面電車)は走ってます。出発点は、滞在したホテルの目の前の中央駅です。いろんな方面行きのトラムが行き交います。

 中央駅には3つの路線が発着する長いホームがあります。
 まずは、チケットを買い、路線マップをもらいました。

 聖トーマス教会の横を走るトラムです。
 このあたりは道幅が狭く、停車場は路面に白いゼブラが描かれているだけで、安全地帯はありません。ちょっと怖くて乗車することができませんでした。

 明るい車内です。自動券売機と乗車時間の刻印機が付いてます。

 ドームをもつ立派な新市庁舎の横を走る旧型のトラムです。黄色と青色が美しいです。

 新型トラムの塗色は、黄色と青色を引き継いでいますが、もうひとつ特徴がありません。

 旧型車が走ります。大きなパンタグラフがかわいいです。

 ゲヴァントハウスがあるアウグストゥス広場にやってきた2両連接2編成の長いトラムです。

 環状道路に沿ってしかトラムに乗る機会はありませんでした。ルート図によると、北方にあるメッセ/見本市会場に行く路線など計15路線あり、バスと組み合わせて広いエリアをカバーしています。市内交通がこれほど発達しているから、市内中心部を走る車の量が少ないのでしょう。

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京都・四条烏丸 「重兵衛」のちらし寿し

京都の鉾町では、祇園祭の準備が始まっています。錦小路を室町から烏丸に向かって歩いていると、懐かしい屋号の店を発見しました。「本家 重兵衛」です。祇園・縄手にあったすし店です。白川通りにあった店にもよく行ったものです。
懐かしくて「ちらし寿し」(1000円)を持ち帰りました。

よくできたすし飯です。魚はそれほど大きくはありませんが、京風の細やかな味です。

 

店の前に、縄手の店から移ってきた古い看板が飾られていました。
握りもありますが、磯巻におぼろ巻が自慢です。

カウンター8席ほどの小ぢんまりとしたきれいな店です。

本家 重兵衛
京都市中京区錦小路通室町東入占出山町310
075-255-7190

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ライプツィヒ ワインを買うのにも利用した中央駅

 Leipzig Hauptbahnhof/ライプツィヒ中央駅の西玄関です。東側にも、同じデザインの玄関があります。
 ヨーロッパ最大の頭端式駅ということです。阪急・梅田駅と同じように平面の「ヨ」字型のホームを持っています。ドイツ中部圏における鉄道交通の要所で、1日700本以上の列車が発着、約15万人が利用しているということです。
 この駅前のホテルに4泊しました。ドレスデンから到着、ワイマールに小旅行した日、ベルリンに出発と何度も利用しました。その他にも、構内のスーパーにワインを買いに行ったりしました。

 駅前からはトラムが出発します。

 大きなアーチをもつ屋根に覆われています。

 振り返ると頭端式駅で行き止まりとなっているのがよくわかります。

 行き先表示に「Hamburg-Altona」とあります。1昨年の旅行で行った懐かしい地名です。

 直線的でいかめしい面構えにのELです。ワイマールから戻ってきたときにICを牽引してました。

 乗車券売り場です。自動販売機もたくさん並んでいます。

 Promenaden/プロメナーデンと呼ばれる、3階建てのショッピング街です。

 外構は古いですが、内部はモダンに改造されています。

 食料品店もあり、真っ赤なイチゴや旬のシュパーゲル(白アスパラガス)が並んでいます。

 bachfestの垂れ幕がかかる西玄関の内部です。ゆったりとしています。
 ここから地下に潜ぐると、中心街のマルクト広場の地下を通って市街南部へと抜けるCity-Tunnel Leipzig/シティー・トンネルの建設が進んでいます。

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大阪・海老江 「えびす」のテールラーメン定食

ポツリポツリと雨が降ってきました。自転車で出かけようとしましたが、あわてて傘を取りに戻りました。ふらふらと歩いて先日から歩いて気になっていた「炭火焼き肉 えびす おふくろの味」まで。路地を背にしたカウンターが5、6席の小さな店です。以前は昼間は閉めていたはずですが、最近は「テールラーメン定食」(880円)というメニューが出ています。

大きな骨付きのテールがはいってます。ホロリと崩れるほど煮込んであります。
こってりとした塩味の濃厚なスープです。細い麺がからみます。他に具は、大根とにんじんです。

温かなご飯をその場で握って朝鮮ノリで巻いたおにぎりがつきます。食べ放題のキムチとをほおばって、ラーメンを待ちました。

麺を食べ終わってスープをすすっていると、「ご飯、入れましょうか」とお母さん。ちょっとだけ入れてもらうと、まるでクッパのようです。

えびす
大阪市福島区海老江2−9−15
06-6452-1965

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チェスキー・クルムロフ 城に登る

 【6/3】
 プラハから列車に揺られること3時間半。やっと着きました。
 チェスキー・クルムロフ城は、13世紀に南ボヘミアの貴族が築いたのが始まり。16世紀末にゴシックからルネッサンス様式に改装されています。

 城から見下ろす町並みは、見事に美しい。

 城内の建物は石造りの立派なものに見えますが、スグラフィット装飾と呼ばれる技法で描かれただまし絵になっています。近くで実際に見ると、ちょっと映画のセットのようにも見えます。

 バロック様式の広大な城の庭園です。

 城の橋から聖ヴィート教会が見えます。

 城の劇場は、バロック様式の木造の劇場。古い舞台装置が残っているそうですが、ガイドツアーでないと入れませんでした。

 城の塔は、どこから見ても美しい均整を保っています。

 ヴルタヴァ川のカーブにそって、城はそそり立ています。

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チェスキー・クルムロフ どちらを向いても絵になる町

 【6/3】
 Český Krumlov/チェスキー・クルムロフの町です。ちょっと観光化され過ぎているきらいもありますが、とにかくどちらを向いても絵になります。
 荒廃の時代などいくたの歴史を背負ってますが、とりあえずは画像を紹介。
 町の中を用水が流れ、向こうにはチェスキー・クルムロフの城塔です。

 みやげもの屋さんです。思わず吸い込まれます。

 町の中心、スヴォルノスティ広場です。カラフルな家並みが連なります。

 美術品のような窓枠です。
 よくよく見ていると、一番下の4軒の家並みは、ひとつ上の写真の広場と同じです。

 大きな石の橋です。

 このあたりではヴルタヴァ川がゆったりと流れています。

 対岸から眺める城です。

 城の塔は、どこからでも目につきます。

 スヴォルノスティ広場に戻ってきました。
 手前の建物が宿泊したホテル「ZLATY ANDEL」です。

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ベルリン フィルハーモニーのプレッツェル

【6/10】
今回の旅の総仕上げは、ベルリン・フィルハーモニーで聞いたベルリンフィルの定期演奏会でした。その感動は、ベルリンで「ベルリンにやって来てよかった フィルハーモニーに酔った夜」と書いています。
Berliner Philharmonie/ベルリン・フィルハーモニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地のホールの名前です。
演奏会が始まる1時間以上前にいそいそとやってきました。ポツダム広場駅で地下鉄をおり、SONYセンターのあたりまでくると、演奏会に向かう人がぽつぽつと歩いてます。後をついていくと、そのままホールのロビーに入ってしまいました。
さっそく白ワインです。プレッツェルもかじりました。
ボーデン湖畔でのブレゲンツ音楽祭でも、「トスカ」の開演前に白ワインを飲み、プレッツェルをかじったのを思い出しました。

水は自由に飲めます。こちらでは水は有料なので、珍しいです。カップは三角錐でテーブルに置くことはできません。なんらかの意図があるのでしょう。

ドレスアップした人たちが、思い思いに開演を待ちます。

正面入口には、チケットの確認ゲートもありましたが、わたしがいるのはその内側。最後までチケットを見せることはありませんでした。

このホールは1963年に竣工しました。五角形のヴィンヤード型で2,440席あります。

わたしの席からの眺めです。指揮のマリス・ヤンソンスの動きがよく見えました。こんなに楽しく、すばらしい演奏会はありませんでした。

パイプオルガンは、右側にあります。

休憩時間には、庭に出てくつろいでいる人もいます。このあたりは、外部との境はありません。ということは、ホールにいくらでも紛れ込んでくることもできるはずです。

ドイツやその他のヨーロッパ各国には、列車に改札口がありません。列車はすぐに検札にきますが、トラムや地下鉄はたまに抜き打ちで私服係員が検札に回ってくるくらいです。
チケットをもっているかどうかは、双方の信頼関係の上に成り立っているということなのでしょうか。

感動の演奏会が終わって、フィルハーモニーを後にしました。

昼間に訪れたフィルハーモニーです。その右のドームがSONYセンターです。

フィルハーモニーの前は、ヘルベルト・フォン・カラヤン通りです。

ネットで確保したチケットです。
ベルリン・フィルはS席で2枚で250EUR(約25000円)でした。数年前に大阪・シンフォニーホールで聞いたベルリン・フィルは、さして良い席ではありませんでしたが、それでも1人でそれくらい支払ったはずです。
真ん中は、ライプツィヒ-ベルリン間のDB(ドイツ国鉄)の乗車券です。ベルリンの市内交通が到着日の1日乗り放題というサービスをつけています。
ホテルももちろん、ネットで予約しました。
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ワイマール ゲーテ街道、わたしにはバッハ街道

【6/9】
ロマンティック街道やメルヘン街道は、ドイツでも人気の観光ルートです。ゲーテ街道は、ちょっとイマイチのようですが、文豪・ゲーテが生まれたフランクフルトから終焉の地・ワイマール、さらに学生時代を送ったライプツィヒを結ぶ400キロのルートです。
10数年前に、このルートを取材で訪れたことがありました。
ワイマールは、一番印象深かった町です。「古典主義の都ワイマール」として、世界文化遺産に登録されています。
City Castle/市の城も、登録文化財です。

もう一度訪れたいと、ライプツィヒからICE(特急)でやってきました。でも駅を出ると、雨。旧市街まで15分ほどということで、歩き始めましたが、やーめた。引き返してバスを待ちました。

ワイマールといえばこの人です。
ゲーテ(左)とシラーです。ザクセン=ヴァイマル公国の時代に、ゲーテは宰相として仕えました。

2人の像は国民劇場の前に立ってます。
ワイマールは、第1次世界大戦後の1919年、憲法制定会議が行われた地でもあります。この国民劇場で制定されたのがワイマール憲法です。

雨があがって、気持ちの良い木陰の道です。

マルクト広場に面した市庁舎です。広場には市がたっていました。
前の旅では、ここでニンニクを麦わらにつけた飾り物をみやげにしました。

結婚届を市役所に提出するためにやってきたカップルと出会いました。2人は、きれいにドレスアップしてますが、まわりの親族らは平服です。

ゲーテ・ハウスはゲーテが長らく暮らし、亡くなった家です。そのまま残っています。
入ろうとすると、時間制限があるようで、「次のガイドツアーは15:30からよ!」と。よく理解できないでいると、わざわざ紙に「15:30~」と書いてくれました。とてもそこまで待ってはいれないので、入場はあきらめました。

ゲーテ・ハウスの南側です。ちょうど大きな木の下あたりに、ゲーテが「もっと光を」といって亡くなった部屋があったはずです。

観光馬車が走ります。

わたしにとって、このルートはバッハ街道でもあります。
ワイマールは、バッハが宮廷楽長として過ごした町です。
もう少し西に行くと、バッハが生まれたEisenach/アイゼナッハがあります。ここももう一度訪れたい町でした。でも、ゆっくりと旅したかったので、あきらめました。

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止まれ 止まれ 進め ドレスデンの歩行者信号

 【6/6】
 ドレスデンの町角です。
 「止まれ!」。歩行信号が赤です。

 こちらも通せんぼをするように「止まれ!」

 「進め!」

 それにしてもかわいいデザインです。
 東西ドイツ統一後、歩行信号は一度はもっとあっさりとした西ドイツ・デザインに統一されました。でも、あの東ドイツ時代の方がよかったと復活した信号です。
 信号デザインに関する限りは、壁の向こうの方がちょっとばかり人間くさかったということなのでしょう。すべての事象を、ワンパターンで右か左かと捕らえることの危うさを物語っているようです。

 このデザインに興味がおありのかたは、コチラもご覧ください。日本語ページもあります。

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