予告通りに「へしこペペロンチーノ」をつくりました。
京丹後間人(たいざ)にある「へしこ工房HISAMI」からネット購入したへしこです。
塩分控えめとはいえ、パスタを茹でる塩をいつもの半分くらいに減らしました。いい塩梅の塩加減です。
同じイワシの発酵食品とはいえ、アンチョビとはひと味違ったニッポンの味です。オリーブオイルVS米ぬかですね。どちらも好きですがー。
半切れを、骨ごと混ぜ込みました。
彩にニンジンと万願寺とうがらしを1本、細く切りました。
へしこは好物ですが、「血圧の高い人はダメ」とクギを刺されていました。ところが、奥さまの友だちご推薦の一品は塩分控えめとか。さっそくネットで注文しました。
京丹後市の間人(たいざ)にある「へしこ工房HISAMI」の「至福のへしこ」で昼飯にしました。たまごかけご飯に、焼いた鯖のへしこをのせます。ひと切れで、たっぷりのご飯が食べられるうまさです。
他にも、滋賀・高島市の朽木市場にある道の駅でみやげにしたびわ湖産の「若あゆ醤油煮」、たくさんいただいたピーマンとじゃこの煮物、自分でつくったきゅりのキューちゃん、彩にキムチと並べてみました。
「至福のへしこ」は、鯖のへしこの浅漬けです。糠をつけたままあぶりました。
昨夜の夕食でも同じものを食べていました。
スペイン産赤ワインともピッタリです。ラ・マンチャというネーミングと風車のデザインにひきつけられた1本(1コイン+α)です。
「お試しセット」(1944円、送料別)をネット購入しました。クール便ですぐに送られてきました。
「究極」「本仕込み」「鰯」との4種詰め合わせです。それぞれが1/4身で、いろんな味が楽しめます。
食べ方には、晩酌に、ご飯に、ともうひとつ、パスタにとあります。へしこ・ぺペロンチーノは試さなくてはなりません。
へしこ工房HISAMI
京都府京丹後市丹後町間人1830
0772-75-0160
「〇〇(娘)に聞いて、行ったことがある」と、奥さまがおっしゃる「安曇川泰山寺 ソラノネ 紀伊國屋」で昼飯をいただきました。比良山系の山々に囲まれた里山にあるカフェです。わたしは初めてです。
なによりのご馳走が、大銀杏の下のこの席でした。暑い日差しが降り注いでいましたが、テラスは心地よい風が吹き抜ける天国でした。
「かまどご飯セット」(1540円)をいただきました。
「季節の野菜を使ったおかず4品」のひとつ、ふくさ焼です。どれも手作り感満載でおいしいです。
野菜サラダは、採りたて自家栽培野菜です。気取らない盛り付けがかえって素敵です。
たっぷりと盛られた自慢のご飯です。もちろん、竈で炊いています。米の味が立ってます。
竈が並んでいます。
「かまどでご飯炊き体験」(2200円)というコースもあります。
ポリタンクは、比良山系の伏流水「秋葉の水」を汲んできたのでしょう。
テラスの向こうには、比良山系の武奈ヶ岳から高島トレイルの山々が見えていました。
野菜を栽培しています。
無農薬で育てられたブルーベリーが実をつけています。摘み取り体験を楽しめます。
向日葵には、真っ赤な太陽が似合います。
昨秋、山仲間と登った蛇谷ケ峰(右側)が間近です。
蛇谷ケ峰の頂上からみた下界です。このどこかに写っているはずです。
「Blueberry Fields 紀伊國屋」という、琵琶湖を見下ろす大津市伊香立の小高い山の中腹にブルーベリー園と山のレストランがあります。そこが出店しているようです。
安曇川泰山寺 ソラノネ 紀伊國屋
0740-32-3750
滋賀県高島市安曇川町田中4942-1
「北山友禅菊」を見に行きました。
京都市の最北端、久多です。同じ左京区とはいえ、わたしが育った下鴨からでも車で1時間ほどかかります。
薄紫の海が広がります。茅葺屋根の民家とコントラストを描きます。
自生していた野生菊のチョウセンヨメナを、地元住民が京大農学部の指導で品種改良して栽培しています。この20年ほどで5カ所の約9千平方メートルに広がったそうです。
高校(京都府立洛北高校)の同級生に、久多から来ている友だちがいました。もちろん、自宅通学は不可能で、下宿していたはずです。今はどこで暮らしているのでしょう?
トンボが逆立ちしてポーズをとってくれました。
茅葺屋根を維持するのは大変でしょう。残念ながら朽ちかけているところもありました。
どちらを向いても涼しげな紫です。
京友禅の鮮やかさです。
ブンブンとハチが飛び交って、蜜集めに大忙しです。
農家民宿もあるようです。
車を止めさせていただいた駐車場は、「花束一束つき」でした。残念ながら、その花束を入れるバケツは、空っぽでした。
「京は遠ても十八里(約72キロ)」といわれる鯖街道の、若狭・小浜と京都を結ぶルートのひとつ、針畑越えのほぼ中間にあります。
京都市左京区久多宮の町
めかぶというのは、わが人生で数回しか口にしたことがない食材です。キャビアやフォアグラのような貴重品でもありませんが、京都育ちのわたしの食生活には縁遠い存在でした。
東京出張の折、定食屋の隣の男性がどんぶり飯にそれをぶちまけ、ズルズルと食べているのに驚いた記憶があります。初対面でした。
珍しくも生協の宅配で届いたそれが冷蔵庫に入っていました。きょうは冷たいそばにかけていただきました。ズルリとそばが喉を滑ります。暑い日には、たまりません。
ネバネバ仲間の納豆とオクラも一緒させました。
温泉玉子にするつもりでしたが、火を止めるのを忘れました。茹ですぎて半熟さえ通り過ぎてしまいました。
そばつゆは、市販のストレートタイプのものに、ごま油と一味を混ぜました。
最後に、サラダ・キムチをトッピングしました。ミョウガとショウガとともに、これで一気に味が引き締まりました。
カメラ写りはあっちに置いて、すべてをグチャグチャに混ぜると、サイコーの味となりました。
めかぶは三陸産かとパッケージを見ると、なんと鳴門産でした。さして遠くはないところで獲れていたのです。
やっと梅雨が明けると、本格的に暑いです。「そうめんでもするか」となりましたが、ぶっかけ素麺ばかりでは芸がありません。
ネットをうろついて、素麺チャンプルーに行きつきました。レシピはピーマンでしたが、万願寺とうがらしがあったので主役交代です。
ゴウヤチャンプルーとはちょっと違った味に仕上がりました。昔に台北で食べたビーフンにも似ているようです。
熱を加えていますが、汁気がないせいか、さっぱりといただけます。これは材料を変えて、バリエーションが楽しめそうです。
みどり色が美しい万願寺とうがらしです。主役らしい、シャキッとした舌触りです。
最近では近くのスーパーでも見かけるようになりました。舞鶴の万願寺という地区で作られていた京の伝統野菜です。肉厚で、辛くないとうがらしです。
ごま油と中華のガラスープを使っています。
「ジャケ買い」してしまいました。高槻市内のブックオフのレコード(LP)売り場です。「200円均一」のコーナーで、1枚づつレコードを繰っていて目に止まりました。たった200円です。即買いでした。
ドイツ・ライプツィヒにあるトーマス教会がデザインされています。それだけで十分でした。
わが家のオーディオ装置では、トーマス教会のパイプオルガンの荘厳な響きを再現させるのは難しいです。それでも、雰囲気の一端に触れることができました。
米国のオルガン奏者、パワー・ビッグスが弾く「トッカータとフーガニ短調BWV565」など、有名なオルガン曲です。
小学校の音楽教室に掲げられていたのと同じ顔をしたJ.S.バッハが真ん中にいました。トーマス教会のステンドグラスです。
奥さまたちの女声アンサンブル、クラルス・ヴォ―チェのテレ・コーラス動画の背景に使ったばかりでした。
トーマス教会を訪れて、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のマタイ受難曲を聴いた8年前の感動の夜が蘇りました。
「きゅうりのキューちゃん」といえば、某漬物メーカーの商標です。ところが、ネットで検索すると、きゅうりの漬物の普通名詞のようにレシピがたくさんヒットします。
きゅうりがたくさんあったので、朝から漬け込みました。といっても作業は簡単。昼時には、すでに食べごろになってました。
炊き立ての白ご飯にキューちゃんをのせて・・・。うまいですね。ポリポリといくつも食べてしまいます。
ホンモノにも負けていないはずです。
きゅうりを厚さ1センチほどに輪切りにします。大さじ1くらいの塩を振っておきます。
漬け汁は、醤油、みりん、日本酒を各大さじ2、酢、ハチミツを各大さじ1ほど入れ、刻んだショウガ、タカノツメとともに沸騰させます。
水を切ったきゅうりをいれて冷まします。
きゅうりを取り除いた漬け汁の水分を飛ばして、きゅうりを戻せば完了です。
粗熱をとってジップロックに入れました。
冷蔵庫に保管しておくと、しばらくは楽しめます。