ポンポン山にはいろんな花が咲いてました。
真っ白くて清楚なニリンソウです。
錨のような花弁をもつイカリソウです。
これは何の花でしょうか。
ポンポン山の東側(京都側)の登り口のひとつ、杉坂の集落に咲いていた芝桜です。
ヤマブキソウを満喫してきました。京都府ではレッドデータブックで絶滅寸前種に指定されている、ここにしか生育していない草花です。
3月にポンポン山に登り、フクジュソウ(福寿草)を見に行ったとき、保護員のかたに教えていただきました。「5月になったら、この谷の下でヤマブキソウが咲きますよ」
5月にはまだ間がありますが、ことしは温かくて、フクジュソウもカタクリも開花が早かったです。ヤマブキソウも、今が盛りでした。
ヤマブキ(山吹)と似てます。でも山吹の花弁は5枚で、バラ科です。ヤマブキソウの花弁は4枚で、ケシ科の草です。
見事に群生しています。
ポンポン山から北に連なる西尾根のリョウブの丘を過ぎたところに、フクジュソウの保護地があります。現在は閉鎖されている保護地を横目に竃ヶ谷をどんどん下っていきます。
シカなどに食い荒らされないようにフェンスで覆われた保護地です。
川の対岸は、黄色いジュータンです。
運よく保護員のかたがおられました。「写真撮るのなら、中に入ってもいいですよ」と招き入れられました。おかげで、思う存分、撮影できました。ありがとうございます。
小塩山に登りました。カタクリの花がきれいでした。天気もよくて、のんびりとした時間を過ごしました。
ちょっと甘いだし巻きですが、別袋の醤油を振りかけて、いい味です。
水無瀬駅前のコンビニで買ってきた「だし巻玉子と俵むすび」です。
怠りなく、保冷バックに冷却材まで詰めてきました。ばっちり冷え冷えです。
チビッ子も弁当を開けてました。
阪急・東向日からバスに乗りますが、忘れ物を取りに帰ったため、1時間に1本のバスに乗り遅れました。善峯寺に上るバスがあったので、灰方まで乗車、そこから歩き始めました。登りはいつもの道。帰りは天皇陵道(小塩山の頂上には淳和天皇陵がある)を下りました。
カタクリの花の3つの保護地地図
ポンポン山に登りました。福寿草がきれいでした。
ゆっくりと写真撮影した後の昼飯です。ポンポン山山頂はハイカーでいっぱいだろうと敬遠して、途中の尾根筋にある「リョウブの丘」で休憩しました。
JR高槻駅の改札口前にあるコンビニ「Heart-in JR高槻駅構内」で買ってきた「まぐろ野沢菜ご飯」(320円)です。野沢菜の適度な塩分と、甘くたいたマグロがいい味です。
汁気もほしいので「豚汁」の文字に魅かれて手にしました。カップうどんで、豚肉はどこ?という感じでしたが、味噌味で汁気としては合格でした。
このテーブルの上だけは、携帯コンロの使用がOKです。ガスを入れ替えて、順調に湯が沸きます。
リョウブの丘には先客のパーティーが陣取ってましたが、隣は空いてました。
JR高槻駅から高槻市営バスに出灰(いずりは)まで乗り、歩き始めました。ポンポン山直下まで登り、北の尾根筋にある福寿草の保護地とリョウブの丘をピストンしました。
ポンポン山から釈迦岳に回り、大沢に下りました島本町キャンプ場からおおさか循環自然歩道を通って水無瀬渓谷に下る道は、途中のがけ崩れなんかで通行止めになっていて、真っ直ぐに尺代に下る回り道ができてました。ここを一気に下り、水無瀬の自宅まで歩いて帰りました。
歩行距離14.4キロ、5時間20分。温かい晴天に恵まれ、久しぶりの気持ちの良いウオークでした。
ポンポン山に登りました。ちょっと気分転換です。
福寿草(フクジュソウ)にはちょっと早いかなと、ポンポン山の北の尾根にある保護地に行ってみると、咲いてました。
「冬が温かかったので、例年より早いです。これで二番花です。来週が見ごろかな」と保護にあたってくれている大原野森林組合員さん。
晴天となったので、太陽を浴びて光ります。
残念ながら花の数は、寂しいくらいに減ってます。
「気候のせいでしょうかね。おじいちゃんのころは、この辺りは菜の花畑みたいに一面、真っ黄色になったそうです」
黄金(こがね)色ですね。
久しぶりにニコン・一眼デジタルをザックに入れて行きました。ところが、装着したマクロレンズのオートフォーカスがうまく動きません。ファインダーをのぞいてマニュアルで撮影しました。ミラーレスやコンデジに慣れてしまった身には、カシャリ、カシャリとシャッターが落ちる音が気持ちよいです。
5月になると、同じ谷のもう少し下の方でヤマブキソウが咲くそうです。こちらも絶滅危惧種です。またやってこなくては。
ポンポン山に登りました。昨年の10月末以来です。山に雪は気配もありませんが、やはり寒いです。
いつものJR高槻駅改札前のコンビニで買ってきました。「神田まつや」が監修する「鴨南ばんそば」です。カップヌードルでも持っていくかと陳列ケースをのぞくと、横に並んでました。同じ日清製です。
創業明治17年というまつやは、池波正太郎さんのひいきのそば屋でした。わざわざ食べに行ったこともありますが、東京出張なんてものとは無縁となった今は、なつかしいだけです。
ガスボンベで湯を沸かし、3分間、待ちました。温かいだけでうれしいです。鴨はともかく、そばはインスタントとはいえないほど。たっぷり入っているネギがいいアクセントです。
「大阪寿司」は、いつもの小型すしパックです。好物のいなりが入っているので、手が伸びます。
ポンポン山の標高は678.9メートルです。できすぎてますが、それはともかく、わたしの新しい腕時計です。CASIO製のProTerkシリーズの最新版です。高度計や方位計がついているのがミソです。
で、その高度計をみると、誤差5メートルです。これはまずまず優秀です。最初のキャリブレーション(較正)がええかげんです。わが家の標高は、国土地理院の2万5000分の1の地図から11メートルちょっと。マンションの4階だからそれにとりあえず10メートル足したのがスタートでした。
川久保から水声の道を登り、神峯山寺に下るいつものルートでした。
高槻の古木(スギ)に張られた注連縄が新しくなってました。
本山時の勧請掛も真新しいです。
朝まで降っていた雨が止み、昼前には太陽が顔を見せました。これなら大丈夫と、急に思い立って「阿武山古墳コース」を歩きました。先日の産経新聞に紹介されてました。ネットで調べると、高槻市のHPに地図がアップされてました。プリントアウトして、早々に昼飯を食べて出発しました。
「ハニワ工場公園」という遺跡がありました。ここで埴輪が焼かれていたのです。日本最大のハニワ工場だったそうです。近くにも、知らないところがいっぱいあります。
わたしが歩いた京の都から高野山、熊野本宮大社までの道のりです。
【プロローグ】
2004/04/16 熊野九十九王子を往く 京洛の熊野社
2010/02/27 京街道を上る 其の七 伏見宿から京・五条
2010/02/23 京街道を上る 其の六 橋本から淀宿を経て伏見宿へ
【東高野街道】
2013/04/14 東高野街道を高野へ その1 京阪・八幡市~京阪・郡津
2013/04/20 東高野街道を高野へ その2 京阪・郡津~近鉄・石切
2013/04/27 東高野街道を高野へ その3 近鉄・石切から近鉄・古市
2013/05/05 東高野街道を高野へ その4 近鉄・古市~南海・河内長野
【西高野街道】
2013/05/13 西高野街道 高野山女人堂への里程石をたどる
【中高野街道】
2016/07/05 中高野街道を往く その1 守口~平野
【高野街道】
2014/03/15 高野街道を往く その1 河内長野~御幸辻
2014/03/22 高野街道を往く その2 御幸辻~極楽橋
2014/03/30 高野街道を往く その3 極楽橋~高野山奥の院
【熊野古道・小辺路】
2015/11/07 熊野・小辺路(1) 紅葉の水ヶ峰越
2015/11/08 熊野・小辺路(2) 眺望ゼロの伯母子岳越
2015/11/09 熊野・小辺路(3) 快調に三浦峠越
2015/11/10 熊野・小辺路(4) 果無峠を越えて、熊野詣
【熊野九十九王子を往く(紀伊路)】
2004/07/03 熊野九十九王子を往く その1 北浜~四天王寺
2014/04/20 熊野九十九王子を往く その2 四天王寺~鳳
2014/05/04 熊野九十九王子を往く その3 鳳~東佐野
2014/05/11 熊野九十九王子を往く その4 東佐野~紀伊
2014/06/15 熊野九十九王子を往く その5 紀伊~海南
2014/07/01 熊野九十九王子を往く その6 海南~紀伊宮原
2023/09/21 熊野九十九王子を往く その7 紀伊宮原~湯浅
2023/10/16 熊野九十九王子を往く その8 湯浅~紀伊内原
2023/10/17 熊野九十九王子を往く その9 紀伊内原~印南
2023/10/18 熊野九十九王子を往く その10 印南~切目
【熊野古道 語り部と歩く(中辺路)】
2014/04/06 語り部と歩く 滝尻王子~高原熊野神社
2014/05/18 語り部と歩く 高原熊野神社~牛馬童子口
2014/06/23 語り部と歩く 牛馬童子口~小広王子
2014/07/27 語り部と歩く 小広王子~発心門王子
2014/11/30 語り部と歩く 発心門王子~熊野本宮大社
【デュアル・ピルグリムを目指して】
2020/03/26 デュアル・ピルグリム 中辺路を歩く1日目
2020/03/26 デュアル・ピルグリム 「霧の郷たかはら」の1泊2食
2020/03/27 デュアル・ピルグリム 2日目は中辺路を20キロほど
2020/03/27 デュアル・ピルグリム 2泊目は湯の峰温泉
2020/03/28 デュアル・ピルグリム 念願の認定!
2020/03/28 デュアル・ピルグリム 3日目はゴールの熊野本宮大社まで
「京街道を上る」は、京-大阪間や、都へ上る道を歩いています。
熊野・小辺路も熊野本宮大社まで15キロほどを残すだけとなりました。最終日(4日目)は、久しぶりに太陽が顔を出しました。
十津川温泉を出発すると、急坂を登った先に果無(はてなし)集落があります。「にっぽんの里百選」に選ばれている、古道沿いのかわいい集落です。そこを抜けると「世界遺産」の石碑がありました。向こうは、前日までに歩いてきた山々です。
わたしのカメラも復帰して、きょうの行程はすべて私が撮影したカットです。
本宮大社まであと2キロほどの三軒茶屋跡です。ここで中辺路(なかへち)と合流します。昨年、歩いた見覚えのある道です。
小辺路は高野山まで約78キロとあります。ゴール間近です。
熊野・小辺路も3日目です。ルートは毎日、峠を一つ越えては次の集落へと下ります。この日は、三浦口から三浦峠を越えて、十津川温泉までの19.2キロの道のりでした。
三浦峠への登り道には、古道の石畳道が残っています。雨露に濡れてきれいに光りますが、スリップして歩きにくいです。
三浦峠直下から振り返る伯母子岳です。
この日もわたしのカメラはザックの中で、撮影は同行のSくんです。