ポンポン山に登りました。お目当ては、西山巡礼古道上の窪地にあるクリンソウ(九輪草)の群生地です。
見事に咲いていました。まだ咲き初めで、九輪の一番上だけというのが多いです。
細くて長い茎の先で、ピンクの花を可憐に開けていました。
花の数が多くて美しかった本日のミス・クリンソウです。
こちらは2輪になりつつあります。
イトトンボでしょうか。翅を休めていました。
スギの植林地の水が流れ込む湿地です。
ポンポン山に登りました。お目当ては、西山巡礼古道上の窪地にあるクリンソウ(九輪草)の群生地です。
見事に咲いていました。まだ咲き初めで、九輪の一番上だけというのが多いです。
細くて長い茎の先で、ピンクの花を可憐に開けていました。
花の数が多くて美しかった本日のミス・クリンソウです。
こちらは2輪になりつつあります。
イトトンボでしょうか。翅を休めていました。
スギの植林地の水が流れ込む湿地です。
日本百名山、荒島岳の前衛峰にあたる小荒島岳です。それでも1186mもあります。
向こうに深田久弥が幼いころから愛した荒島岳がドーンとそびえていました。でも高さで500mは急坂を登る先でした。現在のわたしの体力からすると、この辺りで留めておくのが賢明かと判断。仲間に迷惑をかけることなく、わたしだけはここでピストンとしました。
仲間3人は頂上を踏破しました。若干の心残りはありましたが、久しぶりの1000m峰と咲き乱れる高原の花々に大満足でした。
ニリンソウ(二輪草)が見事でした。山道の両脇に、これほどに咲き乱れているのは初めてでした。
ヤマブキでしょうか。咲き乱れていました。
小荒島岳からも雪を残した白山が、堂々とそびえていました。
ゴールデン・ウイークの最高の日和となった4、5日、日本百名山の越前・荒島岳に出かけました。
初日は近くのこつぶり山と取立山を巡りました。ミズバショウ(水芭蕉)の群生地もありました。次々に現れる花々にレンズを向けるのが忙しかったです。
雪を残した白山も眺めることができて、久しぶりの1000㍍峰を楽しみました。
稜線近くの雪渓の雪解け水が流れ込む湿地に、ミズバショウが見事に咲いていました。
サンカヨウ(山荷葉)が、白い小花をいっぱいにつけていました。水に濡れると透明になりますが、この日和では純白でした。
イワウチワ(岩団扇)はピンクの花をいっぱいに開けていました。
琵琶湖疏水を巡る「そすいさんぽ」の後編は、四条大橋から南下。伏見を抜けて宇治川に放流される三栖閘門(みすこうもん)までの鴨川運河を歩きました。びわ湖から25.1kmポイントが京の都を潤した人工河川のゴールでした。
疏水に沿った多くの部分が遊歩道として整備されていました。
京阪電鉄とはルートが重なる部分が多く、何回か踏切を渡り、高架下を潜りました。
疏水にかかるいくつかの小さな橋の橋脚に、六角形の星がデザインされていました。「六芒星」と呼ばれ、京都市電力局(当時)のマークでした。疏水は電力源でもあった名残のようです。
京阪・墨染と丹波橋間の船溜です。
こから西約290m、高低差15mの地点まで伏見インクラインが通じていました。明治28(1895)年に完成しました。
この高低差を利用して墨染発電所もつくられました。
ポンポン山への高槻からの登山口にある神峯山寺(かぶさんじ)辺りにユキモチソウ(雪餅草)が咲いていました。
白くて柔らかそう。じょうよまんじゅう(薯蕷饅頭)のようです。でもつまみ食いしたらたいへん。毒があります。
カメラに収めるのだけを「おかわり」しました。次から次からで、メモリーがああ満腹です。
花の外側は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、その中に先端が丸く膨らんだこん棒状の付属体があります。これを白い雪のような餅に見立てたのが名前の由来です。
サトイモ科の植物ですが、根には強い毒があります。
マムシグサとも同属です。あの真っ赤な毒々しさと、こちらの清楚な純白の対比がすごいです。
ちょっと恥じらいの表情です。
ツインズもいます。
こちらは子どもですかね。
1、2、3、4・・・。群生していました。
京都・大原の北に、シャクナゲ(石楠花)尾根はあります。このシーズン、東西2㌔ほどの尾根は、ピンクや白いシャクナゲのトンネルになります。
それが、それが・・・。ちょっとのことですが、遅かったようです。おまけに「裏年」ということで、昨年はあれほど綺麗だったのがウソのようでした。
パラパラと咲く花を、それでもよくぞ開いてくれたとレンズに収めました。
雨上がりの青空が広がりました。
大阪・水無瀬の自宅から若山神社までカメラ片手に散歩しました。三川合流が見下ろせ、太閤道にスタート点でもあります。
春は黄色い花が目立ちます。そんな中でとびっきりの金色のキンラン(金蘭)が、1株だけ咲いていました。
わずか1センチほどのかわいい花弁です。
昔は、さして珍しくもない里山の花だったようです。それが環境省レッドリストに掲載される絶滅危惧種です。
ポンポン山の花の宝庫、竃ヶ谷に花咲く春がやってきました。
純白のイチリンソウ(一輪草)が斜面を覆っていました。裏側から太陽を透かしてみると、恥じらいの薄紫が淡いグラデュエーションを描いていました。
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)は初見参でした。
直径わずか5mmほどの小さな花です。どこに咲いているのかと、辺りを注意深く観察しながら歩きました。
「ここに咲いてますよ」と、谷で出会った花に詳しそうなおばさまに教えていただきました。
山吹色をしたヤマブキソウとニリンソウ(二輪草)が咲き競っていました。
「そすいさんぽ」は、琵琶湖疏水を巡るように整備されたウオーキング・ルートです。
大津・鴨川コースは、びわ湖畔から蹴上を越えて鴨川まで。
鴨川運河コースは、鴨川に沿って南下して伏見から宇治川まで。
そして、今回(18日)歩いたのは疏水分線コースで、蹴上から哲学の路、銀閣寺、下鴨あたりを流れ、堀川紫明まで続いています。びわ湖からは20キロあります。わたしは堀川紫明から遡り、蹴上から鴨川、そして四条まで3つコースにまたがり15キロを歩きました。
下鴨北園町のわたしが育った家のすぐ近くです。疏水を渡るこの道は小学校への通学路でした。
高野川には遅咲きの八重桜が咲いていました。向こうの比叡山は、黄砂で霞んでいます。
南禅寺の水路閣です。この上を疏水分線は流れています。
久しぶりに京都を歩きました。テーマは「桜」です。
といっても、ホンモノの桜にはちょっと遅すぎました。深泥池も、疏水も「落花盛ん」でした。
こちらは散った桜の花びらに見えるでしょうか。
GPSアートと呼ぶそうです。自分が歩いた軌跡が、GPSによって地図上にプロットされます。そうして図形を描きます。お手本をたどって歩きました。
左下の京都府立植物園は、野生のシカが出没して臨時休園でした。青線の部分は実際には歩くことができず、地図上に手書きしました(一部区間は白線で消しています)。
3D画像の軌跡です。